「イコライザー」試写会トークショー

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2014.10.16虎ノ門ニッショーホールで行われた「イコライザー」試写会に、だんなさんと一緒に行ってきました♪
ゼーハー言いながら向かったから無事着けてよかった。。。せっかく途中まで行って到着できなかったら泣くよね>_<

さて、これから書くのは京本政樹さんのトークショーの内容がメインで、映画本編の内容はまだ公開前ということで書いてません。。。あとは映像を見て色々連想した脱線話しか書いてないので映画のあらすじを知りたくて来られた方は本当にごめんなさい^^;

試写会の前に、公式サイトでも何かが起こると匂わされていた京本さんのトークショーがありました♪
MCはなんでも添削家・赤ペン瀧川先生という方で、映画評論家の方なのかな?調べてみると本業は劇団の俳優さんのようですが、経歴がユニークです。ノリがよくてツッコミがいちいち面白いので京本さんとのやりとりが楽しかったです♪

 さ、早速闘う仕事人をBGMにマサキ登場!
黒ハット、黒スーツ、中にヒラヒラ黒ストール。何これフリルっぽくてナイスストールだな!! あとジーパン。たくさんネットニュースに写真が出てるからチェックしてくださいね♪
色んなところからひゃあ〜。。。って声が聞こえたのでニヤニヤ。そして相変わらず声も出せない私です。

瀧「いい曲ですね」
京「いい曲ですね」
瀧「誰が作ったんですか?」
京「私です!(キリッ」

ここ数年京本さんが作った音楽、冥土の鈴じゃなくてちゃんと闘う仕事人が流れて嬉しいよね♪
イコライザーという映画のキャッチコピーが「闇の仕事請負人」ってもろに仕事人意識したフレーズなんで(笑)、トーク内容は京本さんを迎えての仕事人度チェック へー今の試写会ってPC画面スクリーンに映してやったりするんだ!と思ったけど、あ、まあお笑いとかライブハウスとかでもよくやるか。

京「もうポスターがそのままですよね!色使いとか陰影とか中村主水さんの感じですよね」

確かに赤と黒の色使いでまんまのデザイン(笑)

瀧「パクリなんじゃないですか!?」

と、ことあるごとに仕事人に絡めるため、そこを強調してくる瀧川先生(笑)

瀧「仕事人の流儀ってなんですか?」
京「流儀ですか?仕事人ってなんで仕事人ていうかわかります?」
瀧「わからないです」
京「僕は組紐屋さんなんで組紐で仕留める。藤田まことさん演じる中村主水は同心。簪屋さんだったり花屋さんだったり。ワシントンさんは、、、ワシントンさんって変ですね(笑)」
瀧「ワシントンさん(笑)」
京「でもデンゼルさんっていうのも変ですよね。デンゼルワシントンさんは(結局フルネームにしたらしい)ホームセンターで働いてらっしゃるじゃないですか(えらい丁寧)僕らは自分の武器を持って、例えば僕が演じた組紐屋の竜は、組紐を帯に入れて仕事にいくんですけどね。デンゼルワシントンさんは武器を持っていかないんですよね」
瀧「そうなんですよ!こいつ手ぶらでいっちゃうんですよ!」

こいつって(爆)

京「でも素晴らしいですよ。ホームセンターで働いてるから全部熟知してるっていう。ホームセンターって色んなものがあるじゃないですか。その場で色んなものを武器にするところが面白いですね!」

うわあよく次々と褒めるところ見つけてくるなー!というか京本政樹の口から今日何回ホームセンターという言葉をきいたんだ。
19秒で敵を仕留めるって部分、これきいて私は一瞬牙狼の99.9秒より圧倒的に早ぇなと思いました。まあ鎧召喚しないしね(笑) それについては

京「僕らは時代劇だったので、時計がなかったですからね^^;」

でも竜も大体一人殺るのにテクニック的には多分数秒だよね。屋根の上で目立ってるところも入れるとかなり長いけど(笑)

瀧「アクションのキレはどうですか?デンゼルワシントン還暦なんですよ!」
京「え、僕ももうすぐ還暦ですよ?55歳ですから。、、、あ!還暦の割りに動きにキレがある!っていう加算ポイントってこと!?それだったら素晴らしいですよ!」

一瞬素で何を言ってるかわからなかったらしくてちょっと慌てるマサキ(笑)そりゃ自分の年齢がね^^;還暦?がどうしたんだろう??ポカーンだったんだろうな。聞く人を間違えたね(笑)
基本95点とか98点くらい?手ぶらでいっちゃうから50点。ハーフ&ハーフで(浅田真央ちゃんみたい笑とか。辛口といいながら基本かなり高得点採点なんで無理やり辛口、、というか全然優しくて、点数だけなんとかマイナスにしようとしてるのが可愛かった(笑)

京「デンゼルワシントンさんは少女を助けますけど、竜はあまり女性に同情するというのがなくて(よく悪い女の人を容赦無く吊るし上げてたもんな)あ、主水さんはたまに鼻の下伸ばしてましたね。でも、主水さんが、竜、仕事人は金をもらって仕事するから仕事人なんだ。っていうセリフがよく出てくるんですけどね」

あー!「俺たちは、、、仕事人だぜ?」チャラララララララー(やたら悲しいBGM)の名シーンだねー(つД`)ノ

京「でも、デンゼルワシントンさんはお金もらわないけど私情で女の子に肩入れしていきますよね」

やっぱりこういう正義の味方というのと微妙に違うところが仕事人の独特さなんですよね。

京「あ!あと一つこれだけ言っていいですか?一番最初のところだからいいですよね?(どうしても言いたかったらしい)中村主水さんって同心だから中剃りなんですけど、あ、中剃りってわかります?元々武士が兜で頭を蒸れないようにするために剃ったんですけど。あ、知らなかったですか?そうなんですよ(どうやら前のほうのお客さんからリアクションがあったらしい/笑)デンゼルワシントンさんがね、頭を剃るシーンがあってそこもそれっぽいなーなんてね」

うーん、あそこはどうなんだろう??しかもめっちゃ言いたそうだった(笑)
最後は仕事人の太鼓判が画面にポンと押されてめでたくトーク終了。

マスコミ向け撮影タイム 仕事人ぽいポーズで。
「僕がやってた組紐屋の竜は手袋をする場面があるんですよ」
って、手袋を巻く手つきをやってる時の目つきが変わってる!!!かっこいい!竜の顔(つД`)ノ 関係者席くら撮影の嵐。しかもたまにピースしてみたら
「さっきのでお願いしまーす」
ってピース却下の仕事人ポーズを要求されてまたキリッ。
瀧「ピースはお気に召さなかったようで(笑)」
でも京本さんが仕事人ポーズやってたらピースお願いしまーす!って言われたりしてちょいちょいピースして可愛かった(笑)
そして、闘う仕事人をBGMに下手に帰っていかれました。京本さん&瀧川先生お疲れさまでした♪

 

というわけで映画本編スタート。公開前なのでネタバレはできませんが、アクション満載の仕事シーンなんて必殺ファンは特にニヤニヤするとは思うけど、でもこういうある種の作り物っぽい世界観は映画が好きな人の多くが自然とはまるよね。
帰ってから個人的に色々調べてみると、元々「ザ・シークレットハンター」っていう80年代の連続ドラマのリメイクらしい?そこはトークで触れられてなかった気がするけど売りではないのかなあ。。。? でも仕事人もメインが80年代だから、アメリカも必殺のちょっと後くらいから同じ感じのドラマの歴史を辿ってたんだなーというのを知ってちょっと興味深かったですね。そのドラマを作ってた監督さんが当時必殺シリーズを風の噂にきいたりして知ってたかどうか聞いてみたいよね。
あと日本の連続ドラマには必殺以外にも影同心なんていう隠れた?名作もありますがそれはおいときます(笑)

京本さんも仰ってたけど、いい感じでハリウッドに受け継がれたなって。厳密にはやっぱり仕事人とはキャラクター設定の根本が違うのだけど、こういう光と影のような世界観はいつの時代にも求められてるのかなーと思います。 ていうかデンゼルワシントンさん確かに還暦に見えないわ。渋いね!
あ、じゃあ「必殺!組紐屋の竜(55)」ってやっても全くおかしくないですよね(笑)

日本の必殺はテレビドラマなのに映像美や音楽なども優れてるから思いっきり海外でも注目されてほしいなあなんて思っちゃった。映画は注目されやすいけど連続ドラマってどうやって注目される方法があるんだろうね?あ、韓国では必殺リメイクされてたけどね(笑)
必殺は竜が出てなくても一番最初の映画が好きなんです。とにかく映像がシリーズ中一番美しい。このイコライザーとか、アメリカの映画を勝手に男性的映像と表現するなら、かつての日本の時代劇映画は女性的映像と言えると思うんです。東映、大映、松竹、色んな大作時代劇が作られたけどどれを見てもそう思う。京本さんが受け継いで残そうとしている目張りでロン毛の色白美剣士というキャラクター文化がそういう画面の中で活きるのは頷けますよね。ああ、あとは任侠映画も同じ映像美ですね。あれらの映像美はホント芸術ですよ。日本の誇りですよ。あの美しさを今新たに再現できたら大したものだと思いますよ!ハリウッド技術の進化はもちろんすごいのだけど、それとは別に、石原興さん監修であえてアナログ技術を極めた映像の映画を現代で作ってほしいなあ。しかも大作で。あの日本の時代劇映画に使われてたアナログ撮影技術は世界で注目されて、しかも残されるべきだと思うんですよね。しつこく言うけど、誰か志の高い若い映像マンの方はチャレンジしてみませんか?^^; もろにキャッチコピーが現代洋画版必殺仕事人って感じだったので、思わず仕事人の映画について真面目に思い起こしてしまいました。。。^^;

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