めり、永眠。ありがとうイタズラ娘。

※このページには動物の遺体や火葬の様子が書かれています。ご注意ください。

うちのにゃんこ、「めり」ことメリーが2018年8月26日午前3時ちょうどに永眠しました。

享年20歳です。だって、このサイトできたときには既にいたからね!

先月末、猛暑で一度弱っていたところから奇跡的に回復はしましたが、この2週間くらいは色々なことが重なって腎不全が悪化し、失明し、てんかん発作を起こし、寝たきりでしたので、毎日介護でした。1年3ヶ月くらい慢性腎不全で通院しながら皮下点滴をしてここまで命を繋いでいました。寧ろ毎日食欲もあって最近まで元気、、、に見えていました。でも徐々に弱ってはいたんだと思う。

途中まで、この2週間の出来事を書いていましたが、、、あまりにも辛くて、後悔の嵐で、思い出せば死にたくなるほど潰れてしまいそうで、書き残したものを自分で見るのも嫌になりました。めりにとって不運にも色々な悪いことが重なってしまった。重ねてしまった。それがなければ、今頃めりはまだ生きていたかもしれない。そのことを思い出すと、本当に死んで詫びなければと思うほど辛いのです。

この後悔は一生消えることはないと思う。ただ、めりがこの家に来てくれて、たくさん可愛がられて、暴れて、食べて、寝て、可愛がられて、大声でにぎゃあああって言って、家族の食べ物を奪って、可愛がられて、お気に入りのぬいぐるみを毎日叩きつけていじめ、時々人間の家族に優しい声をかけ、部屋に乱入してきて邪魔して、パソコンのキーボードを打ち、ゲ○を吐き、可愛がられて、ふわふわの布団やクッションを占領して、めっちゃ太って、こっそり食べてた小豆をタンスの上から噴射してきて、元気がある限り最後まで飼い主を噛みちぎり続け、それでも可愛がられ、だんだん歳を取って痩せてきたら、何故か若返って子猫みたいに可愛くなってきて、さらにさらに可愛がられるようになり、最初は飼い主にさえ心を開かなかったのにとってもおしゃべりになり、おはようといえば「にゃっ♪」と答えてくれるようになり、しっぽの辺りをなでると「にゃっv」と答えるようになり、お客さんにも人見知りしないでなつくようになり、どんどん人間の家族に近づいていって、そして可愛がられ、家族に可愛いと1日5回以上言われる日々を20年近く続け、日向でぬくぬくごろごろと日中を過ごし、夜は適当にいろんなところで寝て、みんなに探され、ちょっとでも見当たらないと「どこ!?いない!?」と探されては意外と簡単な場所で寝てるのを発見されたり。ちゅーるが中毒レベルで好きだったり、意外にもアジの刺し身が大好物だったり、海苔や鰹節をたまに食べては下手くそでなかなかうまく食べられなかったり。。。。。。

そんな充実していそうに見えた20年を、この子はどう感じていたのだろう。

 

冷たくなっためりを冷やし、16度にした部屋で人間は凍えながらずっと冷たい肉球をぷにぷにと触り続けてた。闘病中はきついつらそうな顔つきだったのに、いつもの眠っているめりみたいな穏やかな顔に戻ってた。2日後に火葬を申し込んで、それまでずっと硬直していく目や口を閉じ、足と手をいい感じに曲げてあげた。ずっと、ずっと眠ってるみたいに綺麗な顔で横たわってた。

 

最後の日、いつもは病院につれていくと、点滴で持ち直したりして帰ってくるのが、その日は、看病してるとはっ、、、!はっ、、、!って苦しそうに口を開けてた。手もびゃん!って上がったりしていつもと明らかに違うので急いで救急病院に電話し、1時間高速を飛ばして連れていった。連れて行くとすぐに

「これはもう、厳しいですね」

と言われた。母親がその場で泣いた。

心臓のエコーを見せてもらうと、もうほとんど心臓が動いていなかった。すごくたまに心臓が動いていた。

「ここで無理やり蘇生させるという方法もありますが、、、末端まで血液がまったく運ばれていない状態です。そのままおうちに連れて帰ってあげたほうが。。。ただ、もう今は苦しいとか感じていない状態です。耳は最後まで聞こえていますから、たくさん声をかけてあげてください」

と言われた。ネットで同じ病状の子を検索しまくっていた時に見かけたのと同じ状態が、ついにきたと思った。

いつもなら、「○○してください!お願いします!」とお願いして、その場では元気になったように見えていた。でも、この2週間で、もうそれをやるのが必ずしも良いことではないとわかったのだ。逆にこの子を苦しめることをしてしまった。。。どんな姿でも、ずっと一緒にいたいと思うのは人間のエゴだった。だから、もうここで終わりにしよう、楽にしてあげようと思った。ずっと幸せに過ごさせてあげられていたと思ってたのに、、、本当に最後の最後にごめんね。。。

その瞬間は涙が出ず、淡々と「家に連れて帰ろう」と言った。妹もうんと頷いた。

だってもう心臓がほとんど動いてないのだ。目も見えてないし、こんなに苦しそうな息をしてる。明らかに、これ以上何かをしちゃいけないというのが、さすがにわかったから。

近くに救急病院がなく、高速で1時間近くかかる道を飛ばして帰った。帰り道もずっとはっ、、、!はっ、、、!と口を開けていた。その間隔は最初に見た時よりも広くなっていたが、それはどんどん呼吸がなくなってきているということだとわかった。

家についてもめりはまだ頑張って生きてた。変わらず、はっ、、、!はっ、、、!と息をしていたが、2時過ぎ、突然動かなかった身体が痙攣を起こして、たくさんつらそうに瞬きをしてバタバタした。もうだめだとわかりながらも、めり!めり!大丈夫だから!!と撫で続けた。そのうち身体の動きが止まった。まだ小さく肺の動きが見えた。

どんどん呼吸が小さくなっていくのがわかって、午前3時ちょうど。もう心臓も肺も動いていなかった。目も口も開いたままだった。しばらく、本当にもう動いてないのかなと確かめた。やはり動いていなかった。この後、すぐに死後硬直が始まるので、すぐにまぶたと口を手で閉じた。まだ柔らかいのですぐに閉じた。どれだけ動かしても動かないので、ああ死んだんだなと思った。悲しすぎておかしくなりそうだった。

でも、めりは偶然にも家族全員が揃っている時に息絶えた。本当に頑張ってくれた。最期まで家族思いのいい子だった。

すぐに町内のペットの葬儀屋さんに電話をして、対処法を教えてもらった。

アイスノンみたいなのを紙の棺に入れて、お腹と頭を冷やした。そこから傷んでいくらしい。めりは本格的に手足が固く伸びて固まっていた。末端まで血液がいっていないと先生が言っていた通り、肉球は見たことないくらい真っ白になってた。それでも、他の部分が硬直しているのに、肉球は相変わらずぷにぷにしていた。

この猛暑の中だから、冷房を最低温度まで下げてめりを保管した。火葬まで少しも離れたくなかったので、16度の寒い部屋の中で、めりの肉球をぷにぷにもみ続けてた。痛風になって凍死しそうだと思った。

日中には、もう要らなくなった鼻のカテーテルを抜いてもらいに動物病院に行き、次の診察のキャンセルをした。もう要らなくなったペットシーツやおむつの残りを、もしよかったら病院で使ってくださいと全部渡した。

めりを預けて数分すると、これまで主に診察してくださった先生が3人出てきて、みんなでお見送りしてくれた。帰ってきためりは、カテーテル抜いてもらっただけでなく、身体中綺麗にしてもらっていた。まるで生きてるみたいにふわふわになっていた。顔も穏やかで綺麗だった。

「めりちゃん、よく頑張りましたね」

と先生の一人が言った。偶然にも父が好きだった白百合が一輪と、食いしん坊だったからかカリカリ一袋が添えられて帰ってきた。

もうここに来ることは二度とないと思う。この子以外にうちの家族に動物を迎えることは今後一切ない。先生方、ありがとうございました。お礼を言って家に帰ると、めりを元の棺に戻した。一層ふわふわになって帰ってきためりは、完全にただ眠ってるだけくらい綺麗な顔だった。死んでいるのがやはり信じられなかった。

亡くなる前の日まで、この子自力でちゅーる食べてたのよ。大好きなちゅーるを。ご飯が食べられなくて鼻からカテーテル入れてるのに、ちゅーるの匂いがわかると、自力で食べようとしてた。先生もびっくりしてたけど、翌日死んじゃったもんね。そりゃびっくりだよね。でも最期の最期まで美味しい思いできたのかな。

ああ、最期の日だけでも思い出すと辛いわ。。。でも、この2週間はその数百倍辛い日々だったので、もう何も思い出したくない。記憶から何もかも消してほしい。ただ、めりが頑張ってたということだけは忘れられない。

 

と、どんなにかいつまんでも辛いことがわんさか出てきてしまったのですが、、、次のページでは意外にもおもしろおかしく見送ったペット霊園での出来事です(え)