ちりとてちん#85

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今日は小次郎にうるうるきました。
小次郎やっぱ好きだ!


草々が「二人ぐせ」をやった上方笑百科に喜代美が飛び入り出演したせいで、
「おまえが出てきてから落語番組やのうてバラエティ番組になってもうたやないか!」
と理不尽にキレル草々。あれは喜代美が勝手に出たわけじゃないのに。。草々は小草若に対してもそうでしたが、バラエティ番組をバカにしすぎ。寧ろああいうタレント活動してる落語家とか専門職(?)の人ってたくさんいるじゃないですか。リアルに言えば、小草若の人も草原兄さんの人も昨日の司会者の人もみんな落語家やら狂言師さんやらもガンガンテレビ出てるじゃないですか。
食わしてやるとか夢だけじゃ食っていけねえんだよ!とちょっと本気で草々が嫌いになりました。
というか、師匠はバラエティ番組とか出たことないんですかね?昔の人だからそういう風潮はなかったのかもしれませんが、草々にいい加減目を覚ませと教えてあげてほしいですが、回りくどい師匠だからなぁ。
自分だって好きでやったんじゃないのに、
「そんなこと生活できるだけ稼いできてから言うてください!」
と思わず本音を言ってしまう喜代美。言ってから後悔してます。でもそのくらい言いたいよねぇ。。
何気に喜代美は小草若のおかげで仕事に対して正しい方向に進むことができてるような気がしました。ちょっと空気読めないところもあったけど、草々にあそこまで言われる筋合いはないと思う。挙句の果てに、
「お前は女将さんのようにはなられへんのやな」
とまた女将さん。喜代美も我慢の限界で女将さん求めるのやめてくださいと言います。
「なんかもう…私、草々兄さんとやっていけるんやろか…」
「やっていかれへん思うのやったら、勝手にせぇ」
でもこのときはお互いに100円を出すこともなく、しゃれにならない状況だなぁと思いました。お金のことじゃなく、夫婦のことになっちゃったしねぇ。。喜代美は怒って家を出ていってしまいました。

それから、草若邸に電話がかかってきて、草々が受話器をとると正平くんからでした。昨日の大喧嘩でお母ちゃんが家出してしまったようです。とりあえず今は魚屋食堂にお世話になってるみたいですが。。。同じタイミングで夫婦喧嘩で出て行く親子、流石そっくり^^;
不貞腐れて箸工房で寝転がってるお父ちゃんが死体みたいで一瞬怖かったです。
お父ちゃんの伝統職人としての意地張りでそうなったという旨の話をきいた草々は何を考えたか、
「正平、お父さんに言っとけ!女は男のロマンがわからん生き物や!気にせんと己の道を突き進め!ってな!」(ガチャン!)

切るな電話を!!しかも喜代美のことも言ってないし正平くん何のために電話かけてきたんだよ。。しかし、この前正平くん、留学したいのに家計が苦しいっていうこと言いにきたのに、何が「お、お義兄さんに言ってごらん」だ。正平が言ったことさっぱり忘れてるじゃないか。
そこへ師匠がきて、「二人ぐせ」をやってみと言います。
師匠の前で二人ぐせをきかせると、師匠はふ~ん、と何故かちょっと微妙な顔をしながらも、よかったでと言います。
「俺もこのネタを冷静に聞ける年になったっちゅうことかいな」
実はしっかり草々と喜代美の夫婦関係が上手くいってないのがお見通しだった師匠。師匠と志保さんも結婚した頃、「一杯呑める」と師匠がいい、「つまらん」が口癖の志保さん。リアル「二人ぐせ」生活だった時期があったようです。結婚してからこんな女やったっけな?と思うようになっていた頃があったようです。
そして、草々も結婚してからわからなくなったと悩みを打ち明けると、
「何を今更悩んでんねん!あの壁取っ払って二人の間に障害ものうなった思ったら大間違いや!あの壁がのうなって、見えへんかったところまで見えるようになってん。ええか?わからんようになったんとちゃうで。わかってへんのや最初から、おまえも若狭もお互いのことを」
だよね。何だかこの言葉があると、あれだけ急スピードでくっついた二人も、まだまだ夫婦関係にはなってないんだなという納得がいきます。

一方の喜代美は、寝床で散々酒呑んだ挙句、奈津子さん家に転がり込みます。しかしいるのは小次郎だけ(笑)
奈津子さん仕事かな?
部屋にあの一億円札時計がかけてある(爆)
小次郎の部屋のガラクタ全部持ってきたんですね。。。片付け方が決してめちゃくちゃ上手いわけではないんだけど、一応片付いてはいる様が妙にリアルです。しかも小次郎、派手座椅子に座ってる(笑)
草々に言われたことで、何で自分が責められるんだとおっちゃんに愚痴る喜代美。
「ほやのぅ…嫁が稼がん言うんやったらともかく、稼ぐさけぇ腹立つ言うのは…一体どういう理屈なんやろのぅ??おっちゃんにはさっぱりわからんなぁ」

小次郎、プライドゼロ(爆)

男なのに男の気持ちがさっぱりわからない小次郎です。流石です。
「喜代美は草々くんの何が腹立つんや?」
あぁ、、優しい叔父さんモード。。。
改めてそう言われて、初めての給料で新婚旅行に行こうと誘えば断られ、美味しい店に行こうと言えば断られ、挙句の果てに仕事でやったことまで落語の邪魔だと怒られたことを思い出し、怒りも哀しみもピークに達して騒ぐ喜代美。
「そやろぉ??せっかく一生懸命仕事して、美味しいもん食べたり旅行したりしたいだけやのに!何であんなに責められなあかんの!」
すごい剣幕で怒ってる喜代美を見ながらおっちゃん若干怯えてます(笑)
「あぁぁ、、喜代美泣いたらあかんどぉ!」
この言い方が、小さい子慰めてるみたいで、小次郎にとっては喜代美はどんなに大人になっても小さい子と同じなんだなと思いました。本当にこんな叔父ちゃんほしかった。。。(;_;)
「腹立つ!一生懸命稼いで、美味しいもん一緒に食べたいと思っただけやのに!一緒に旅行しようと思っただけやのに!腹立つ!腹立つ!」

肉じゃが女!肉じゃが女!みたいになってます。

今日奈津子さんいなくてよかったねぇ。二人して腹立つ!腹立つ!肉じゃが女!肉じゃが女!ってなってたら小次郎が可哀想なことになるところだった(笑)

「……笑う顔が見たかっただけなんやのう。喜代美は、草々くんが美味しいのう、楽しいのう、って笑う顔が見たかっただけなんやのう。草々くんかて同じなんと違うんこ?喜代美に笑うてほしいて、ええ落語家になろうと思うてるんと違うんこ♪」

なんか一々言い方が優しくて涙出るわ。。今日は本当に寅さんっぽ

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