ちりとてちん#71

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小次郎が出てくると一瞬で今日のストーリーを忘れます。



突然小草若に抱きつかれた喜代美は、とっさに怒って突き飛ばします。
今の状況でそうするのはわかるけど、あまりにも、汚らわしい!!(怒)っていう態度でちょっと小草若が可哀想だった^^;
しかも次の瞬間、寝床に移動して二人で話してます。
突然イライシャ・グレイの話をし出す小草若。グラハムベルより本当は先に電話を発明したのに、特許申請が遅れたせいで歴史に名前を残せなかった人の話でした。私もグラハムベルしか知りません。因みに助手はワトソン君です。「ワトソン君、聞こえますか?」が第一声です。
小草若も何でも草々のほうが早くて何一つ勝てなかったと言います。
「何や、同情ひく作戦に出たんか?」
というお咲さんとか、ちょっと今日は寝床の人たちがやな感じに見えたなぁ。
磯七さんだけが小草若の気持ちを理解してくれてます。というか過去に何があったんだ。
しかし、堂々と「尊建殴ったこと言おうと思うんや」って、みんなの前で言っちゃって何を考えてるんだろうな。
「言わんといてください。このまま草々兄さんが殴ったことにしといてください。草々兄さんがそう望んだんだからそないしてあげてほしいんです」
縞のスーツを捨ててまで落語や師匠と決別したのは、残された自分たちが師匠の落語を受け継いでいくと信じてるからと喜代美に言われ、小草若は師匠に言うタイミングを失います。可哀想な小草若。
「えらいしっかりしたなぁ、若狭(涙)」
「そらそうや。もうすぐ年季明けやもん」
磯七さんや菊江さんも感動してますが、そうか??口が上手くなっただけではなく??あ、噺家として成長したってことですか?


草原兄さんは、草々がいない代わりに自分はもっと大ネタをやるから、小草若に「鴻池の犬」をやれと言います。

その頃草々は、工事現場で働いていました。そこへ、例の物件探しにきた小次郎が目撃しますが、派手だなぁ(爆)
一瞬草々を見て、あぁ??と思いますが、
「そんなわけないか♪」
と通り過ぎちゃいます。

さて、草若宅に尊徳師匠が自ら出向いていました。
「ほんまにすんませんでした」
「いやいや、愛弟子どつかれたら身が千切れんばかりなんはようわかります」
なんだ、あんな激怒してた割りにえらい冷静だな今日は。
「身が千切れそうなんはあんたのほうやろ?」
尊徳師匠、兎に角尊建のアホをどうにかして。


鴻池の犬をやってる小草若。3席しかできない小草若に鴻池の犬は難題です。しかもやる気ありません。えらい暗ーいです。。
「草原兄さん、中トリは僕がやりますよ」
「誰がお前にさせられるか!100万年早いわ!」
「兄さんには華がないんですよ!」
なんてこと言うんじゃ四草のくせに。算段しないで嫌味言うなんてお前らしくないじゃないか。平兵衛さんに謝れ!
「もうやめてください!草々兄さんの分まで頑張ろう言うてたやないですか!!」
喜代美が出てきて止めますが不穏な空気。
「無責任や…草々兄さん、僕らのこと集めておいて。何で草々兄さんおらへんねん!」
泣いちゃう。四草、そんなに草々のこと好きだったのか。

その頃、働いてる草々は、競馬新聞読んでる工事現場のおじさんに「兄ちゃん、どこの生まれや」と聞かれますが、身寄りのない草々は黙ってしまいました。あの座布団一つ、廃屋の中に置き、そこで眠りについたのが悲しかったです。


草々がいなくなり雰囲気の悪くなった弟子たちのことを気にしながら庭を掃除してると、




ノcノノ´▽`ノ<喜代美ー!!




うるせえーーーーーー!!!!(爆)
小次郎、声でかすぎ。そんな至近距離で。。
「喜代美ー、元気やったこぉ!?」
「小次郎叔父ちゃん!?」
「元気やなさそうやな。これやるさけぇ元気出せや!」
元気だなぁ。。。
「何なんこれ?」


「温泉饅頭やなぁ!!!」


だから声がでかいって。。。
流石、5夜連続で儲けさせてもらっただけあります。日頃の呼び込みで培ったのか声量倍増してます。まぁ最初から兄ちゃーん!!って声でかかったですけど。
「前に言うとったやなぁ、草若師匠が落語やってた言う物件、あれ見に行っとったんや」
「え!?京都の北のほうまで行ってきたん!?」
「そうやぁ、



皆さーん!!

温泉饅頭あるさけなぁ!!!」



だから。。。

「そんな呼ばんといて!みんな一門会で忙しいんやから!」

わーいわーいわーいって感じで温泉饅頭に釣られてバタバタ出てくる兄さんたち3人。
「みんなも出てこんでください!!;」
「温泉饅頭温泉饅頭♪♪」
小次郎、アホみたいに連呼してないで(爆)
小草若、あんた温泉饅頭で大喜びしてる場合じゃないでしょ(笑)
四草がさりげなく小次郎に一礼してます。食べ物でしか算段しない四草にとって、食べ物ただでくれた小次郎はいい人なんでしょう。
しかも草原兄さん、一目散に温泉饅頭に手伸ばしてます。受け取って中身を出すと、即行紙袋を横に避けて饅頭のほうしか見てない四草(爆)
しかし小次郎、徒然亭に馴染みすぎ。なんか、温泉饅頭に群がる兄さんたち全員の叔父ちゃんみたいになっててウケました。顔めっちゃ美少女だけど。
「あれ?草々くんは??」
草々がいないのに気づいた小次郎。全員口を噤んでしまいます。
「それ言うたら、草々くんに似た人見かけたなぁ…」
「え??どこで???」
「え?ほやから寄席会場のあった小屋のある町や…(ポケットから地図出しながら)ここやここ」
それを見た喜代美の顔色が変わります。
「小次郎叔父ちゃん…」
「あ?」
「代わって!」
「な、何や;」
竹箒押し付けられて困惑する小次郎。
走って草々を探しに行こうとすると、中から師匠が「どこ行くんや!」と出てきます。
師匠、温泉饅頭に釣られてそこまで出てきてたんじゃないのか?
「草々兄さん探しに行ってきます!」
「あいつ破門やで??」
「草々兄さん殴っとらんのです!殴ったのは小草若兄さんなんで、庇っただけなんです!」

「「「「おぉぉい!!!」」」」(←うちの声も入ってます)

「喜代美ちゃん、そらないでぇ!!」
ここにきていきなり喜代美の裏切りとは。。言おうとしてた小草若を止めたのはあんたやないか!(T_T)
「絶対嫌や!草々兄さん抜きの一門会なんて、絶対あり得へん!」
そんな、一門会はあんたと草々のためにあるわけではないんやから。

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