ちりとてちん#67



「ようこそ厚く御礼申し上げます」
と、若狭がだいぶ成長した落語で言ってるところで、ナレーションのえみちゃんが「あらら、先に言われてしもた…」っていうのが面白かったです。
喜代美が清海と別れてから2年が経ちました。
1993年の正月に入門してから2年半。21歳になった喜代美です。
1995年の夏になり、寝床寄席はかなりグレードアップして大盛況です。
寝床でみんなで乾杯してますが、あれ?喜代美、成人してるのにジュースか、と思ったら、内弟子修行中は酒もタバコも駄目って言われてましたね。
酔っ払った磯七さんが、「いつや?若狭の年季明けは」と聞いたところから、喜代美の年季明け話に。
「1993年の正月に入門したから、年明けてすぐです」
「「「うぉい!」」」
へ?
「誰が三年や言うた」<草々
や、師匠が。。。
「三年やいうところは多いけども、決まってへんのや。師匠がええと言うまでは明けへんねん」<草原
えー詐欺じゃん!
と言わなかった喜代美は偉いです。師匠、三年間はって言ってたよねぇ。
「ま、お前の場合は10年かかっても明けへんかもな」<四草
相変わらず冷徹な四草の頭を背後から挟んでどつきまわす菊江さん。
「そないにいじめたりないなぁ。まぁまぁな、なるようになるわ」

「ほやほやー、なるようになる♪」




小次郎!!!!!!!!





可愛い!可愛い可愛い可愛い!(うるさい)
2年経ったらまた若くなったんじゃないか??えらい髪の毛茶髪だなぁ。しかも色が白くなったんじゃないこぉ?照明のせい?2年前に兄ちゃんと喧嘩して出てきた時の死にかけの顔とは一変して、やたらハイに登場した叔父ちゃん。しかもすんごい当たり前に。
「小次郎叔父ちゃん!いつからおったん!?」
「んー、今さっき店畳んだとこや。今日はな、氷がよう売れたわー」
四角いカバンをぶんぶん振り回しながら喋る小次郎。店の中で危ないです。
「また屋台出しとったん・・・?」
「当たり前やがなぁ!(凄い声)ほやけどぉ、この寝床寄席、夏休み特別企画、五夜連続公演!よう稼がしてもろたわー↑↑↑明日で終わりや思うたら残念やぁー」
本当に残念そうです。というか、あんた、家出してきて姪っ子の近辺で胡散臭い商売してるとですか。
内弟子修行中は身内がうろうろしたらあかんのにと嫌そうな喜代美。確かに身内だと思うとやだな。
「固いこと言うなや喜代美ー」
固いこと言わず小次郎に呑め呑めと勧めてくる草原兄さん。
草々兄さんも慌ててますが、
「ほんまはあかんけど、この人おもろいねん」
何?小次郎と草原兄さん、いつから意気投合してんのよ。
「ほんまかー♪」
調子に乗りすぎです小次郎。小次郎って社交的でいいよなぁ。
嫌がる喜代美とじゃれてるみたいな小次郎。




「小次郎!!!(怒)」





ええええ呼び捨て!!??
奈津子さんが怒鳴り込んできました。吃驚して振り返る小次郎。顔が面白いです。
ギャグキャラの時の京本さんって、眉毛がえらい上の位置にありますよね。デフォルトでは眉と目の感覚が黄金比の西洋顔なんですがね。



「なっちゃん!?」



ええええええ!?(パート2)
まぁ、大方予想通りではありますが、京本さんがやってるとこ実際に見るとおかしくてたまんないわ。
「もーー、やっぱりここに居てた。私の晩御飯は!」
「あ!すまんすまん、ほやけど今日よう儲かったさけぇ♪」
「ほんま!?それ先言うてくれんとー♪」
小次郎、晩御飯作れるの??それとも買って帰ってるだけ?どっちにしても偉いじゃん、小次郎。相変わらず無職だけど何かしらやってんじゃん。
「ほな、何か食べて帰ろう♪」
「おっ♪」
寝床で食っていかんのか?
「「ほな♪」」
二人して腕組んで手振りながら陽気に帰っていくバカップルでした。
「奈津子さん…それでええんですか…(遠い目)」


いいんだよぉ!


可愛いだけが取り柄だった(?)小次郎が、もう可愛いだけじゃなく、掃除は相変わらずしてるだろうし、ご飯作れる(仮)、掃除できる、些少ながら稼げてるじゃないか。2人だけで住むにはいい条件です。益々ほしいです(掃除ロボットじゃないぞ)
それにしても、あんな風にぶん殴って出てっちゃった小次郎を、お父ちゃんお母ちゃんは特に心配しなかったのかと思うと結構悲しいです。
喜代美からは連絡取れないってことは、もしかして奈津子さんと住んでることも知らなかったりするのかなぁ。
「お前には関係ない」って言われたからってこんなにあっさり大阪に住み着いちゃうとは(爆)
あと、眉毛の位置もそうですが、小次郎の立ち姿、えらい足腰痛くなりそうですよね。膝、腰、首の全てを曲げて前傾姿勢でちょっとがに股で歩いてます。すごい疲れそうです。京本さん、本当お疲れ様です。時代劇の、首がスラッと長くてピンと立ってる姿と形から違いすぎる。小次郎は全身小次郎だね。


さて、小浜ではお父ちゃんの塗箸が相変わらず売れません。小次郎一人いなくなったところで、経済状態がよくなるわけでもなく、お母ちゃんは魚屋食堂で雇ってもらっていました。
といっても、順ちゃん家も人を雇うほどの余裕はないのに、
「糸子さんがおると店が明るくなってええわー」
と雀のお松さん。いい家族だなぁ。でも、お宅のご主人が焼き鯖を無料で配ってるのもかなり影響してると思いますが。
順ちゃんも相変わらず忙しく手伝ってますが、A子兄とはあれからどうもなってないのかな。ドSとドMでお似合いだと思ったのに。
恩義を感じた糸子さんは、

「魚屋食堂さんに何かあったらお母ちゃんが守る!」

と口癖のようにいうのでした。そんな縁起でもないことを。。。
そこに、学校が休講になった正平ちゃんが来ました。結局大阪の大学には行かず、福井理科大学の2年生になり、地質学というのを勉強しているらしい。授業料払うとるのにねぇーと愚痴る糸子さんに、
「まぁまぁ、焼き鯖食べて元取りなはれ」
という幸助さん。大学の授業料分も焼き鯖食わしたら、あんたたち生活できないでしょうに。


そうそう、あれからスペインに行ったままの小梅お祖母ちゃんからはちょくちょく葉書が来ていますが、秀臣さんとの一件は心配させないために言ってないようです。情熱の国スペインで、お祖母ちゃん憤死し兼ねないからね。


さて、
寝床寄席5夜連続公演の千秋楽が終わり、みんなで呑んでます。
一人浮かない顔の小草若。秋から「なにわ情報局」のレギュラー降ろされるらしい。しかも後継が尊建。鼻毛男です。
まぁ予測はついてたことですが、「底抜けにー」ネタだけでは落ち目になっても当然です。普通ならその一年の一発屋になりそうなところ、三年もあの一ネタだけでレギュラーいっぱい持ってたんだからすごいですよ。
そんな仁志の様子を見て、草若師匠も不安そうです。
荒れてる小草若の手から酒を奪い取る恐竜草々。
「酒で誤魔化すな。悔しかったら精進してみぃ。何や今日の高座、フリートークでお茶濁しよって」
「あんなんのほうが俺のお客のおばちゃんらが喜ぶんじゃ!」
また大喧嘩です。
「2年かかって増えたレパートリー、“小染”と“時うどん”だけやないか!若狭でさえ5席できんねんぞ!」
寿限無と合わせて3席か。。もう結構やってるんじゃないのか?しかもさりげに若狭のレパートリー増えてるし。
「15年や!これで若狭ごときに負けてどないすんねん!!」
一々ショックを受ける喜代美。そりゃそうです、本人の前で。相変わらず言葉を選べん男だな。
底抜けギャグにいつまでも固執せんと落語のネタを稽古しろと説教し出した草々に、あの地味な座布団を投げつけました。怒る草々。寧ろ、底抜けギャグを貶された小草若も、ただ馬鹿にされて悔しい顔じゃなかった気がします。草々の地味座布団にも、小草若の底抜けギャグにも何か深い意味があるんですかね。取っ組み合いの喧嘩になってしまいます。必死に止めようとする喜代美。
師匠が怒鳴ってやっと収まりました。
すぐ殴ったり蹴ったりする二人に、内輪揉めのうちはいいけど、
「すぐ手上げる癖ついてたら、そのうち自分の首絞めることになる」
と意味深な言葉を告げる師匠。こりゃ、どっちかがやらかしちゃいますね。っていうか、先週の予告でそれっぽいシーン出てたじゃん。
しかし二人とも長いのに、何故今更そんなことを言ったんだ。もっと早く忠告していなかったのか?
そこに、

「ご立派やなー!」

とゴリさんこと天狗芸能の鞍馬会長が入ってきました。ゴリさんが「ゴリッパ」とか言うんでちょっと噴いちゃったじゃないですか。
師匠を初め、全員がポカーンと立ち上がってます。
「一門会すっぽかして逃げた、腐れ噺家の言うこととは思われへんなぁ」
磯七さんから、あれが天狗芸能の会長やと教えられて吃驚する若狭。
こんな狭い店いっぱいにしただけで、安い看板やなぁと愚弄されて、怒って会長の前に立ちはだかります。やめろ、やめとけって。

「(お控ぇなすってのポーズで)徒然亭若狭と申します。狭い店でも私どもには大切な高座、それを愚弄するようなんは、天狗芸能の会長さんと言えども許すわけには参りません!さぁ!出てっておくんなはれ!」
「こ、これは失礼しましたーーーー!(逃)」

ニヘラーと得意げな顔で踏ん反り返ってる喜代美。
「何や…」




妄想かい!





リアルに場面繋がってるからホントに言ったかと思ったじゃん!
草々さんが慌てて喜代美を持って帰ります。
草若師匠が出ていって謝りますが、「落語でしか借りを返せない」と言っていた師匠に、こんなレベルで借り返してるつもりかと、天狗の会長、一々腹立つ態度で嫌味を言って馬鹿にしてきます。
「おまえらが落語に精進してわしに何の得があんのや。ちゃんと形にして返さんかい」
まぁごもっともですが。。。もっともなこと言ってるのに何か言い方腹立つのは、秀臣さんと同じパターンですね。言い方が上品かそうでないか以外はまったく同じシチュエーションだと思いました。
「一門会で出した損害は、一門会で返せと言うとんのじゃ!」
ポカーンとする師匠以下兄さんたち。
「暮れの12/25天狗座、7時開演。カレンダー書いとけ」
と言って会長は寝床を出ていきました。
何?これいい展開なわけ?天狗座で一門会を開いていいっていう意味ですよね。師匠が深々と頭を下げ、兄さんたちも唇を震わせてます。四草すら目まん丸くしてます。ちょっと九官鳥の平兵衛みたいな顔になってます。磯七さんたちも嬉しそうです。
小草若が席を立ってどこかに行きました。
何のことかよく理解できない喜代美には磯七さんが説明し、本当の意味で徒然亭の復活だと言われ、初めて事の重大さに気づきます。
師匠に駆け寄る兄さんたち。志保さんも喜んでるわと菊江さんも泣いてます。

四草、胸板厚いなぁ(関係ない)

「喜ぶのはまだ早い!みんなでええ落語やって、天狗座のお客さんに喜んでもらう。そん時がほんまに徒然亭の復活や!」

…師匠ってこんな熱い人だったっけ(爆)

何でも遠まわしに言う気だるそうなおじさんみたいだったのは、やっぱり落語家から遠ざかってたから?でもみんなが弟子入りしたときも遠まわしだったんだよね。ということは、今は落語家に戻って遠まわしで熱い人になったということ?(ウザイぞそれ)
兎に角みんな感激して、熊はんお咲はんもおいしいお酒を用意してあげようとしてます。


一方、小草若は会長を追っかけてました。あれ?随分前に店出たんじゃなかった?
「会長!この度は、散々ご迷惑おかけしましたのに、寛大なご処置、痛み入ります!」
と、さっきの礼を言いにきました。芸人っぽくというか、若干の媚びは入ってそうな雰囲気ですが。
しかし、会長は「誰や?」とまともに取り合ってくれませんでした。さりげなく底抜けにーをやって見せるも、知らんなぁーと冷たく言われてそのまま無視して帰られてしまいます。ショックで立ち尽くす小草若を影から草々が見ていました。あんな大喧嘩をしても、ちょっとただならぬ様子に不安そうな顔してます。
やっぱ落ち目の芸人はおまえ誰?扱いされて捨てられてくってことなんでしょうか。。小草若、そろそろちゃんと落語のレパートリー増やそうよ。。。

寝床では
「6年前の一門会の雪辱戦やさかいな」
と磯七さんが言うのをきいて喜代美は、6年前の雪辱戦じゃ自分は出られんじゃないかとショックを受けます。でも、草原さんも四草さんも、お前も出るんやと言ってくれます。師匠のほうを見ると、
「一門会で決めようか?年季明け」
と。
「一門会でええ落語ができたら、今年いっぱいで内弟子修行は終わり!除夜の鐘が鳴ったら年季明けや!」



~一門会を前にして草々兄さんが一門を去ることになるとは

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