ちりとてちん#41

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落語会3日前です。
草々さんの稽古の声をききながら寝ていた師匠、むくっと起き上がって隣りの声に合わせて口を動かします。自分がやってたネタだもんなぁ。そのまま珍しく外に出ました。
台所ではお母ちゃんが蕎麦を打ってます。喜代美は挫折したっぽい(笑)
「ほんまにあの子はすぐ投げ出すんやさけぇ」
「おまえの言い様が厳しすぎるんとちゃうか?」
お父ちゃん相変わらず甘いのう。
「小次郎やったら死んでますでぇ」
小梅ちゃんは相変わらず表現が若々しいんだよな(笑)
しかしホント頭悪そうな小次郎。瓢箪いじってるし(どこにあったんだろ)。
「へぇへぇどうせ底抜けに↑根性無しでございますから♪へへ~」
そんな底抜けポーズしながら笑顔で言われても。。
「もーみんな暇なんやったら喜代美探してきてくださいよ!」
「デパート箸売り場見てこんと」(まだ見てなかったんか)
「CD見に行きましょっと」(小梅ちゃんホント流行好き)
「…宝探し行ってこよ!」(あんたが一番暇そうだよ)
落花生の食い方がちょっと一瞬エロかった。。

喜代美、蕎麦を投げ出して仏壇屋さんで愚痴こぼしてました。
「親子喧嘩かいな。どこもかしこも(微笑)」
あんまり絡みなかった気がするのにいつの間にかめっちゃ可愛がられてます。
「仏壇屋なんて若い子めったに来へんやろ~いつでも遊びにきてやぁ♪(腰振)」
そこに小草若が線香を買いにきました。
「おばちゃん、線香くれ!一番高いやつな」
「あかん!そんな無駄遣いせんと、これで充分や」
「そんな安いもんあげたら、お母ちゃんに俺がちゃんと稼いでることわからへんやろ」
それをきいてちょっとシリアスモードになる菊江さん。
「そう思うんやったらな、ちゃんとお父ちゃんと仲良くしてからにせぇ」
喜代美が3年前のことをやっぱり気になって
「師匠さん、何か事情があったんやと思います」
「親父の味方すな!親父の味方する奴は、、おかんの敵や!」
どうしても心を開けない小草若に、堪り兼ねた菊江さんが、
「仁志…仁志あのなぁ!おばちゃん知っとんねん、あの日、草若さんがどこにおったんか…」
どうせ女んとこやろ??と吃驚する小草若。菊江さん、ついに3年前のことを明かしてくれました。

師匠、奥さんの余命3ヶ月というのをきいて相当ショックを受けたらしい。
「おっ♪」
知らないふりして女将さんの病室に入ってくる師匠。
「師匠!(師匠って呼んでたんだ)今日一門会でしょ!?」
「すぐ行く」
「頑張って。子供らにもそう言うといて」
子供らっていうのは弟子らのことですかね。
本当は女将さんのお囃子でやりたいけど、小屋の都合で「愛宕山」をやらなくてはいけない。やらなければいけないけど、医者に言われたことがショックな師匠、女将さんのお囃子無しで愛宕山をやることなんてできません。
一門会当日、もうすぐ開演になっても師匠がきません。慌てて降りてくる四草さん。どうせ女んとこやろ?という小草若。師匠って元々ホントに女遊びしてたのかね?
実は病室に見舞いに行っていた菊江さん。女将さんに、
「師匠、病気のこと知ってしまったんやと思う…」
と言われ、心配して天狗座の前で待っていると、草若さんの姿がありました。しかし、やはり高座に上がる気にはなれず、直前まできた師匠が、横断歩道を小走りに引きかえしていく姿を止められませんでした。。。
ボーっとしながら天狗座から離れていく師匠。。。
師匠が高座すっぽかしたことを知った女将さん、誰より師匠のことを心配します。
「師匠いつも言うてはった。芸人たるもの、身内のことで芸すっぽかすようなことあったらあかんて。子供らには、、誰よりも仁志には知られたないと思うねん!」
それをきいて、菊江さんも今までずっと黙ってたんですね。。じゃ、師匠は菊江さんがそれを知ってることさえ知らないんですかね。
呆然とする小草若。
「でも奥さんが病気やのに落語なんてできへんの当たり前やないですか;」
「…芸人言うのは、、それができなあかんのや。。」
「仁志、あんた草若さんの芸能魂受け継いどるやないの…」
「……」
「師匠として精一杯虚勢張ってるのやろね。親として軽蔑される覚悟で。。。」
誤解だったと知って、お墓に線香(高いやつか?)あげにきた小草若。前は思いっきり捨ててたカスミソウに優しく触ります。。

家帰って蕎麦の打ち方を教えてもらう喜代美。
「お母ちゃんは何もあんたが憎うて厳しく言うてるんとちゃうでぇ」
「そうやろか…」
「お母ちゃんのお母ちゃんの蕎麦の味、あんたに覚えてほしいんやぁ」
なんか寂しいセリフですね。。お母ちゃん死んだらやだなぁ。。。
それを見ていた小草若ちゃん。
…今、なんで小草若いるの?と思ったら、ここ大阪の家じゃん!和田家馴染みすぎだから(爆)

稽古している3人のところに急に入ってきた小草若。
影から喜代美とお母ちゃんが眺めてます。
ビラを眺めると、いきなりビリビリビリっとちらしを破り捨てました。
「こら!何をすんねん!」
「作り直せ!出演は、、、徒然亭草原・草々・四草…徒然亭…小草若や…」
かっこいいよ!小草若。
「小草若…」
吃驚するみんな。胸倉掴んで、、
「小草若!(いつもの喧嘩売る口調)…底抜けに…お帰り…」
なんかもう昨日から草々の小草若への言葉に泣かされっぱなしなんですけど(;_;)
「使い方違うし!!!そーこーぬーけーにーお帰り!や!やってみ!!」
「底抜けにーお帰り(ぼそ)」
「ちゃう!そーこーぬーけーにー~~」
さりげなく間違ってやってる草原兄さん。それはへヴィメタのポーズです。
一人淡々とビラに名前付け加えてる四草さん。
「小草若ちゃんも出るん?」
「うんv」
喜代美もお母ちゃんも底抜けに嬉しそうです。
お母ちゃん、嬉しくていつまでもしつこく底抜けポーズやりまくってます(笑)
いいよなぁ、生でファンの人のネタ見放題じゃん。家の中で京本さんが箸くるくる回してるとこ見放題ってことですよ(??)

しかし、その後、また草々と小草若が大喧嘩。今度はなんだよ。
「こいつ、トリで出せって言うんです!」
えー寿限無しかできないくせに。
「わかった。小草若、トリで出ろ」
「よっしゃああああ!!」
「その代わり、愛宕山やれ」
「ええ???」

ええ???

寿限無しかできない人にあと3日で愛宕山をやれと;
草原兄さん、何故か落語のことになると厳しくなります。流石口だけ師匠。や、すみません。。師匠がいない今草原さんが

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