新・日曜美術館

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たまたまテレビをつけたら、知らないおじさんが女の人の絵の瞼の部分の陰影について熱く語っているところを目撃しました。

絵は好きでも嫌いでもなくて、特にどの画家が大好きとかもないですし、絵の手法がどうとかもさっぱりわからなくて、ただ「あぁ綺麗な絵だな」とか思うくらいだったんですが、何だかあの瞼にはものすごく惹かれてしまったのです。

あの瞼の奥の眼球感までリアルなタッチがすごい気になってしまって見ていたら、甲斐庄楠音という画家の特集でした。

大正時代の日本画家だそうですが、そんな昔の画家なのに絵のタッチがすごく西洋的なのです。さっき瞼が気になって見ていた絵は楠音さんが描いた花魁の絵だったのですが、顔の感じはモナリザによく似ています。珍しいし、モナリザ似の花魁って(爆)

なんか幽霊画に見えなくもないんですが、、そのくらいリアルタッチで、陰を背負った絵を描く人なんですよ。

当時っていうのはまだ江戸時代の浮世絵とかそれっぽい絵が美しい絵とされていて、ありのままの人間を描くというのがなかったんで、楠音の絵というのは「汚い絵だ」と罵られたほどだそうです。リアル画が汚い絵とは。。リアルに描きたいくらい美人とかいなかったんだろうか??

浮世絵って確かにすごいなと思うんですよ。あのデフォルメの仕方ってすごいと思います。しかし、、だからってリアル画=汚い絵って言ったヤツはムカツクな。

その言葉が、日本の絵画は西洋より遅れてるって言っちゃってるようなもんに思えるんですよね。まぁ、芸術の世界とかでイメージ的に普通なのかなっていう気もしますけど。

未完に終わった屏風絵の大作「畜生塚」っていうのがあるんですが、それなんかはミケランジェロみたいで面白かったです。

解説の人が言ってたことですが、この人、女性を描くために自分がまるで絵の中の女性になり切っているかのような思い入れで描いてる。ある意味とりつかれてる感じが芸術家だなぁと思いましたね。

しかし、京本さんを描くからと行って京本政樹になり切って描けるかと言われたら絶対無理ですが。今なら「ぁあっ!!!!」って可愛い声を出して両手で顔隠して後ろ向くくらいしかできません。

いや、細かいこと難しいことはさっぱりわかりません。ただ

あの瞼に惹かれたの

素人だからこんなことで感動するのかもしれないけどね。

ただ、リアル画全てに感動を覚えるかと言えばそうではないし、ダヴィンチそっくりという部分が果たしていいことなのかそうでないのかどうかもわかりませんけど。絵にあんまり興味がない私が珍しく興味を持った絵でした。芸術に関心を持った方にはこういう感想って怒られるかもなぁなんて思いましたが、書いてしまいました。

あと、スタジオでコメントしてた日本画家の女の人がジュディオングにそっくりで気になりました。綺麗な人です。

ジャコメッティという人の彫刻が出てきましたが、何だか斉藤洋介みたいでした(芸術に関してこの程度のレベルの人間です、私は。。。)

次にN響アワーを見たら、すんごいテクニックでタンバリンを叩くおじさんが登場しました。

すげー!!マチャアキよりすげーよこの人!!

と思ったらN響の打楽器奏者の人でした(凹)

…あれ??そういえば壇ふみってN響アワーやってたのに、日曜美術館に行ったのか。

今、トリックやってる。映画館にも見に行ってしまったが、テレビでも何回か見てるし。これ一体何回見たんだ。やっぱりこの映画のポイントは

・トイレツマル

・伊武雅刀が「毒」と「苺」読み間違えるとこ

・根岸李依が相変わらず怪しい婆役

この映画は何度見ても竹中直人が可哀相です。

そして矢部と石原コンビはやっぱり最高。。石原じゃなくなってから面白さ減少した気がします。あぁ、、石原帰ってきてくんないかなぁ。。(;_;)

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川合伸旺が亡くなったらしい;

近頃見なかったけど、、なんかショック。。。。

この人って、キングオブ悪代官って感じだったよね。。

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