森田健作 青春の勲章はくじけない心『青春の窓』(2022.02.14)

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京本政樹さんが解説を担当する歌謡曲コーナー『青春の窓』。今週は「南沙織」さん特集です。

その前に、2/14バレンタインということで、バレンタイントークから。
「高校教師」は千葉県のある大学で撮影したのだけど、2/14は京本さんと真田広之さんと赤井英和さんで同じ校長室にいて、バレンタイントークを繰り広げてたんだって(何それかわいすぎる)。

「先生さ、今日バレンタインなんだけど、ボクだけ嫌われてる気がするんだよねえ。。。って言ったら、真田くん、赤井さんが、いや!先生はどうだこうだって言えば言うほど、なんかボクはフォローされてる気分になってきて(笑)そこに、コンコンって女子高生の役者さんが何人か入ってきて、『チョコ持って来ました!』ボクら3人『誰に!?』(笑)っていうと女子高生たちが『藤村先生に!!』・・・ボクはガッツポーズでした!という話でした(笑)」

何そのかわいいエピソード!
当時30歳ちょっとの、京本政樹、真田広之、赤井英和の3人のエピソード。みんな名優なのに、若い頃ちゃんと若い男の子で和む(笑)高校教師、マサキはあんな役だけど、あの時の先生たち3人組、仲良かったんだよね。野球やってたりしたよね。マサキと真田さんはBEGIN繋がりだったり、マサキと赤井さんは赤井さん母とも仲良かったりね。高校教師3人組の当時のエピソードもっと聴きたかったなあ!

さて、今回は南沙織さんの話です。
京本さんが芸能界で売れてきた時には、南沙織さんは引退されてたのでご縁がなかったらしいです。
南沙織さんは、CBSソニーの酒井政利さんのプロデュース。天地真理さん、南沙織さんがいた。あ、小柳ルミ子さんは酒井さんプロデュースじゃないんですね」

「当時の沖縄というとちょっとエキゾチックな感じでね」
「そうそう。いい意味で海外の方、ハワイの方を見るような気持ちでしたね。それで、当時、南沙織さんは、沖縄の視聴者参加型ののど自慢のアシスタントをやっていたそうです。その頃、東京のCBSソニーは新人アイドルを探していて、その番組にヒデとロザンナさんがゲスト出演した時、マネージャーさんが撮った写真の端の方に写っていた南沙織さんを見つけた。あ、ボクもCBSソニーが新人を探してた時に見つけられたんで、ちょっと似てますね」

直接のご縁はないけど、ルートが似てますね。
東京にお母さんと一緒に上京したというところも京本さんと同じですが、南沙織さんは3ヶ月でデビュー。

「ボクはなかなかデビューさせてもらえなかったですねー」

西村知美さんもデビューまで半年以上だったそうです。

「筒美京平さんが、アイドルという明るいイメージを打ち出そう!ということで生まれたその曲が『17歳』。BSの筒美京平さんの特集で見たんですが、洋楽のレコードをお弟子さんに買わせて、それに針を落とすんですよ。それで、一瞬イントロを聴くだけなんですよ。それが、確か「17歳」の基盤になった洋楽だったんですけどね。この曲は後々森高千里さんがカバーしているんですよね。知美ちゃんはどちらかというと?」

「そうですね!私の世代だと”17歳”は森高千里さんで、南沙織さんが歌ってらしたのは後から知ったという!」

あ、私も森高千里さんバージョンの世代です。

「それでね、知美ちゃん、このジャケット見て。カニの絵がプリントがされてるんだけど、蟹座だったという。このTシャツ今ならむちゃくちゃ売れますよね。この頃、南沙織さんが俺は男だ!に出演して、そこで17歳を歌ってますよね?今で言うニューミュージック。松任谷由実さん、尾崎亜美さんとか、女性ニューミュージックシンガーの流れを作ってるようなイメージがしますね」

1978年に南沙織さんが引退されましたが、1991年に紅白歌合戦に登場されたそうです。

「これは当時すごい話題になったんですけど、”色付く街”という歌を歌ったのですが、南沙織さんが女性シンガーの流れを作ってるなあと思った曲です」

『色付く街』初めて聴く曲ですが、いい意味で60年代の名曲みたいな。南沙織さんの声質がかなあ。ちょっと低めで恋のバカンス的な声の雰囲気に聴こえるんですよね。私は『17歳』よりこっちのほうが哀愁があって好きですね!あとこのイントロ、ちょっとドヴォルザークの『新世界』っぽくないですか?や、わからんけど。さっきのイントロだけ聴いてインスピレーションを受ける話、結構好きですね。

「この曲も筒美京平さんが作られたんですが、ボクはこの曲大好きなんです。紅白で見てたんですけど、14年ぶりに37歳で出演した南沙織さんが、意外にカチコチに緊張なさってるように見えました。森田さん、見ました?」

「見てない」

「森田さん、何にも見てないですね!紅白見てもいなければ、出てもいない!(ひどいw)」

「なんで俺出てないんだろうな?」

「ほんとですよ!1位なのに!友達よ泣くんじゃないで出てるはずでしょ!簡単ですよ。日テレの主題歌だったからですよ(笑)というわけで、また来週からも色々な音楽を探してまた来ますよ!」
「まあ、時々来いやー」
「最近、飽きてませんか?というわけで、さよなら!!」

毎度のことながらすんごい唐突な去り方がツボ(笑)

青春の窓、世代の方は懐かしく聴いてらっしゃるでしょうが、世代じゃないと新曲みたいに聴けてすごく楽しいです。あ、よく間違えられますが、私60代じゃないですよ。

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