Michael Jackson “THIS IS IT”

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マイケルジャクソンのTHIS IS IT、3回見た。
映画だけどコンサート(リハ)なので、ネタバレになってしまう部分もありますから、詳しいことは書けませんが、とにかくすごい。感動したとしか書けないのがなんだかむず痒いけど、本当にそう。
まだまだ知らないマイケルの姿がすごくダイレクトに伝わってきて、
それから、過去1年くらい?にたくさん聴いたマイケルの曲がたくさん出てきたこと、過去のライブ映像で見たマイケルの姿が、そのまま?いやそれ以上になって帰ってきていたこと、進歩した技術の中で、マイケル自身が直接指示を行い、ただ言われたことを演じているだけではなく、本当に自分でコンサートを創り上げていたことに感激した。
何の曲がやるか、きっとずっとファンだった人は120%あれを見たら感激するんだろうと思う。それどころか、ちょっとかじったことのある人も泣くでしょう。寧ろ、映画が話題になってるから見に行ってみようかなと思った人、やっぱり泣くでしょう。何が泣けるかって、悲しいとかそういう感情ではなくて、すごいって、、、世界的レベルでこんなクオリティの高いものを作り、表現できるアーティストが存在したんだっていう、脅威すら覚える。

前にも書きましたが、私はBADのみリアルタイムで覚えていて、ラジオなどでも聴いていた世代です。
その私が何だか懐かしい感覚になったのと、当然、リアルタイムでは絶対に知らなかった世代のもの、感じられるはずだったのに避けて通ってしまっていた世代のもの、全ての世代のマイケルが凝縮されたようなリハに感じた。
あと、周りを取り囲む人、スタッフたちのマイケルへの尊敬の眼差し、信頼。
すごい才能を持ち、ハイクオリティな作品を作れるだけのアーティストだけど、どこかお茶目で子供っぽくて、無邪気で、音楽を心からやりたいのか?人を喜ばせたいのか?自分自身楽しみたいのか?ネバーランドって何?地球のことをそんなにまで思っているのか?何だか、色んなことが頭を過っては、納得してしまうような、本当に知り得なかったマイケルジャクソンの姿が、ステージリハを通して伝わってきてしまうような、そういう映画でした。
テレビでもやっていたけど、「死」については触れていません。
だから、純粋にコンサート(リハ)として、偉大なアーティストMJの姿をありのまま見ることができます。
ほとんどリアルタイムの知識のない私が、当時を知らないことを(まぁちょっとは知っていたかったなとは思ったけど)、それほど後悔しなかったのは、このリハのクオリティの高さをみんなと一緒に見られたからだと思う。唯一悔しいと思ったのは、やっぱりこんなすごいものを作ろうとしていたのに、実現できなかったということかな。。。ロンドン公演が実現していたら、世界一すごい、歴史に残るコンサートになっていたと思う。
マイケルジャクソン、あなたはとても偉大です。そして本物です。ありがとうマイケル。

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