翔んで埼玉

笑撃の問題作映画「翔んで埼玉」が2/22に公開され、興行収入31億の大ヒットだそうです。あんなくだらない最高の映画がこんなにヒットするなんて、現代日本もまだまだ捨てたもんじゃないな!というかやっぱりこういうのみんなが求めてるのよね、きっと(笑)

さあ、おさらいですが、原作漫画が既に面白すぎるという意味で「ヤバイ!」と思っていた「翔んで埼玉」が映画化されました。「パタリロ!」の作者の魔夜峰央先生です。

昨年、京本さんが「群馬で撮影した」とラジオで発言したのが気になって、なんの作品か情報出てくるかなー?と調べたら、「翔んで埼玉」が二階堂ふみ&GACKT主演で実写化というニュースが数ヶ月前に出ているを見つけてひっくり返りそうになったのが始まりでした。もちろん、他のキャスト発表前なので、京本さんの情報も出てませんでしたが、なーんか、これに出るんじゃないか。。。?という予感がしたのですよね。そして、妄想は膨らみ、マサキは一体何の役をやるんだ!と勝手に出演することを前提に予想していくと、もうその時から「絶対埼玉デュークだろ!!」と思ったわけなので、きっと同様に情報を調べた人で原作を知ってる方は予想がついたんじゃないかな(笑)

しかし、埼玉デュークといえば、作者の魔夜峰央先生もあんまり何も考えないで、なんとなく「ゴルゴ13のデューク東郷みたいな」キャラとか漠然と仰っていた謎多きキャラクター。マサキがやるとしたら、バンコランみたいなヴィジュアルかなーとか妄想が膨らんでいったわけですが、まあそれはもう何ヶ月も前のことなので、一旦忘れておりました。そしたら、出演とキャスティングまでは見事的中したわし!

しかし、まさかあんな白馬童子みたいな!(よく知らんけど)、歌舞伎みたいな!和風セフィロスみたいな!すんげえヴィジュアルでくるとは思わなかった!!マサキ、銀髪ロン毛やったことないのに、やたら似合いすぎだな?でもセフィロスみたいな格好は似合いそうだと思ったことがあるのでめちゃめちゃ嬉しかった!

で、二階堂ふみさんといえば、「地獄でなぜ悪い」がすごく面白かったのであれの印象が強いです。ブチ切れた演技させたら最強の女優さんだよね!

そして、GACKTの演技は、実は「MOON CHILD」以来だったりする。。。(タイムスリップレベル)

 

現代パート

オープニングから魔夜峰央先生御本人も登場して、バレリーナさんたちが優雅に踊って始まるのですが、そこから、パックンのナレーションで、武蔵国から独立した海なし県こと、埼玉県の悲哀を語ります。パックンの「とゅう所である」っていう言い方がなにげに好き。

最初は現代パートから始まって、ガックンたちの世界はNack5で放送されてる夏休み企画の「都市伝説」という体らしい。私は敵国(伊勢谷さんの国)の者ですが、Nack5には学生時代お世話になりました。LUNA SEA Jの「ミッドナイトロックシティ」で。

ぱるること島崎遥香さんが娘、父・ブラザートムさん、母・麻生久美子さん。うわあ、麻生久美子さんがお母さん役、しかも雰囲気全然違う!

父さんが「朝子、今日は遅かったねえ」というと、ピタゴラスイッチみたいに屋根の上から卵が転がってきて目玉焼きが作られるのが面白い。変人家庭なのかな?と思ったけど、特にそんなおかしな家族ではなかった(笑)

ぱるるの結納のために、両親そろって車で移動中、娘の「埼玉はダサいじゃん」「晴れてあたしは東京都民♪」という言葉に、お父さんがブチ切れてしまうのだけど、そこで偶然カーラジオから流れてきた都市伝説がこの映画のメインストーリーなのです。

また、このお父さんが熊谷の人で、群馬訛りで、「ほぼ群馬」と言われるシーンがあるのだけど、これが伝説パートのクライマックスの伏線であるとはなかなか気づかなかった(笑)

 

伝説パート

さあ、お待ちかねの伝説パートです。ホント、何時代だよ!?(19xx年代ではあるらしい)どこの国だよ!?(日本です)と思わされる作り込み!こんだけのくだらない題材で、ここまで凝っているのは流石、「テルマエ・ロマエ」の武内監督です。

埼玉の救世主・麻実麗がジェットで登場するシーンすごいよね。あれでも高校生です。そんなレイ・アサミが転入してきた学園の長が壇ノ浦百美くん。あれでも男の子です。

「来たまえ。。。」

っていう言い方がダークでめっちゃかっこいい百美くん。最初はあんなクールでミステリアスだったのに、あんなキス魔で、アイス魔で、BL絵描きの妄想家だとは。麗の威力強い。最初のほうは畳み掛けるギャグで笑ってばかりでしたが、なにげにこの百美くんのキャラが成立した所以がだんだんわかってきて、最後ちょっと泣けるんだわ。

やたらと「アイス食べる?」とかキスをせがまれたりする麗ですが、その目的は埼玉から東京に入る通行手形を撤廃するために、都知事となることです。うーん、大規模計画。百美とのBL展開はどこまで麗は想定してたのだろうね。最初はあの屋敷に潜り込むことが目的だったんだろうか。その東京都知事邸の執事である阿久津翔ですが、父親がジャガーさんwwwていうか代々執事だったのだよね?ジャガーさんも執事やってたということ?確かに見た目あれだけど物腰柔らかで丁寧ではあるからな。。。そんな阿久津が父ジャガーさん違う、エンペラー千葉からデュークのこと「聞いたことがある」って言ってたから実際に会ったことはないのかな?のちに出てくるジャガーさんも写真が残ってし、多分、何らかの伝手でデュークのブロマイド(違)をゲットしているはず。エンペラーに見せられたのかもしれない。その写真見せて。ていうか、顔の傷JAGUARさんにやられたのかよ。マサキの最大の敵がジャガーさんかよ。それが一番の衝撃(笑)しかし、ジャガーさんは、私が子供の頃から千葉テレビで活躍していた伝説の千葉県人であることは確かです(HELLO JAGUARのCMはよく見たことがある)

B組以下、何気に胸元に「B」とか書いてあるのがダサいwこれ、A組以外微妙にいい扱い受けてなくないですか?

ボットン便所によく落ちるらしい、Z組の太郎の習字が「水洗」って書いてあるのに気づいて吹きました。細かいな。ちりとてちんの時の癖でいろんな小道具に目が行ってしまいました。

そうそう、現代パートで「1173」ってナンバーの車に乗ってるんだけど、百美と麗が醤油臭い野田を通過したところで、正体を隠した阿久津たちが引いてた台車のナンバー(笑)が「野田1173」だったよね。てかナンバー要らんやん。

麗「こんな酷い環境で勉強してるのか。。。」って、イケメンが喋ってる周りにハエが飛んでるのがシュールでした。

 

そんな無茶苦茶なストーリーなのですが、序盤でおかよ親子がやられるところと、終盤の加藤諒くんの熱演はマジで泣けた。

 

 

 

我らがマサキこと埼玉デュークの回想シーンの立ち回りもやたらかっこいいし、馬に乗って浜辺を走るところとか、森の中を走るシーンで一気に「東映時代劇」になるの流石。

乗馬の時しか見えないけど、足元革パンブーツなのめっちゃかっこいいよね!あの衣装大好きです。描くの面倒臭いけど。

あのシーンは、馬三頭じゃなくて馬+バイク2台なのは逆にいい味出してたと思います。確かに暴れん坊将軍のようでもありますが、京本ファンにとっては「大利根ウエスタン」の組紐屋の竜です!!(組紐屋脳。いやあしかし、、、絵になる走りだ。。。あそこまで全力で馬を走らせる姿、時代劇でもなかなか見られないよね?そこに流れるBGMがまた壮大で感動的なんだわ。九十九里浜なのに(笑)

あ、因みにおもしろ半島人が見た限り、あれ実際九十九里浜じゃないね。多分、腐った豆を好む茨城辺りの海だね。大洗とかその辺りかな?(わからんけど)

顔を隠してるにしてはド派手な仮面をつけてる埼玉デューク。

仮面をとってもとらなくても京本政樹。

仮面とった横顔が修羅之介=バンコラン(え

さて、JAGUARさん、じゃなくて人呼んで「エンペラー千葉」は阿久津学。え、あの見た目で阿久津学??学??JAGUARさん、ですよね?元気カァァァァイってエコーかかってるHELLO JAGUARさんですよね?
人呼んで「埼玉デューク」ですが本名は西園寺なんとかってこと?

よく考えるとレイ・アサミって、2回も養子に出されてるのね。ちょっと可哀想すぎです。

でもデュークも兄さんと似てなさすぎるから、もしかしたら本当の兄弟じゃないのかもしれません。うーん、バラゴと阿門法師が兄弟。。。連行されるときのインパクトが強すぎる麿赤児さん大好き。すごい役者さんですよ!何させてるん!

埼玉デュークの埼玉ポーズの後の去り際がめっちゃかっこよすぎ。さすがは振り向き俳優の京本政樹。埼玉ポーズまでもいちいち動きが決まってる。。。

それと、サイタマラリヤに感染した百美くんを乗せて山奥で馬走らせてる時に、撃たれて気絶した顔が美しいにも程があった。リップの艶り方が麗に似てた。いつものマサキメイクと違うのね。あの顔見たくて一人で6回も7回も観に行ったところがある。本当にあの気絶顔は芸術でした。ありがとうございました。

デュークのお付きの二人、「麻実様」呼びから、麗がデュークの息子とわかってからは「麗様」になるんだよね。

お付きの二人、無意味にガバッとキス。一番BLwww

終盤、みんなを決起させるのにレイ・アサミ+乗り移ったデューク様のカリスマ性=上杉謙信(毘沙門天だと思った。あ、でも何気にやる気なかった与野とか東松山とかの人たちがちゃんと心打たれたのって加藤諒君の一言じゃん。

 

加藤諒くんこそ救世主じゃん

 

デュークチルドレンがデュークがいるときはちゃんと後ろについてるの偉い
麗が指導者の時はしっかり麗についていってるの立派
デュークのことめちゃめちゃ大好きで可愛い。きっと二人まとめて孤児でデュークに育てられたんだな。

「崎陽軒のひょうちゃん!」

ってデュークがシリアスな顔で言うところも好き。ていうか、崎陽軒にひょうちゃんっていうキャラがいることを今の今まで知りませんでした。

それにしても竹中直人という名の神奈川県知事は何故デュークを仕留めなかった?一番赤レンガ倉庫に埋めなきゃいけないやつが下で気絶してるのに、おまえら崎陽軒食い散らかしていったんかw
赤レンガ倉庫の下から這い上がってくるシーンとかあったら不死身感あってよかったのに、そういうところ中途半端なのもギャグっぽくていい感じです。

それかデューク、赤い影法師みたいに心臓止めて死んだふりできる忍びの技習得してるのかな(例えが相変わらずわかりにくい)


突如現れる神奈川県知事こと竹中直人が竹中直人でしかなくて笑った。加山雄三みたいな歌うたってるし。

「ですよねー」

ってIKKOさんみたいに流行ってほしい。

そんな竹中直人に還暦祝いのひょうちゃんもらって嬉しそうな中尾彬が愛しいです。

「ぶっ潰しておくれよー」

ってどこまでも他人任せな竹中直人

最後、父の不正をマスコミに晒す百美くん、都知事の父をとても尊敬してたのに、可哀想だったな。

 

阿久津は、普段は脚が悪いふりなだけで、最後は合戦による負傷なのかな?戦ってる時めっちゃ蹴り入れてたもんな。伊勢谷さんかっこいいよね。

「ようこそ!おもしろ半島千葉へ!ははははははは!!」

ってなぜか化け物チックになるところ、全力でやっていただいていて、千葉県人としてとても申し訳ない気持ちになりました←

あと、実は死んでなかったデュークが阿久津のところに現れた時、阿久津が「どうして。。。」って、殺気がまるでなかったのが気になります。まあ意味はないんでしょうが。

あ、でも小沢真珠さんが出てたのが一番びっくりした気がします。

最後木更津水産のターレみたいなので阿久津が麗を乗せに行くところで、アワビとサザエがすごい笑顔で「乗れ!」っていうところスローモーションになるのがちょっと無駄に感動的でした。

 


最後にパトカーで連行される前のデュークの喋り方が一番マサキらしくて好きだな。

「君こそ救世主だ」

の笑顔が、組紐屋の竜の「初音!」の顔と顔もアングルも完全に一致だよね。35年も昔の顔と重なってドキッとしました。
しかし侍みたいな格好で「君」呼びのパトカーに手かけてるのめっちゃ違和感。好き←

ああ、八木かつらの後姿美しいな。。。見事な銀髪ロン毛だ。そりゃ高いでしょうよ。

デュークは埼玉解放戦線を二人に託して引退して兄さんのところに帰ったんだろうか。何度考えても濃すぎる兄弟だな。
それからあのお付きの二人のコスチュームが、最後変わってたので、デュークから離れたんだろうね。

最後は百美と麗がとりしきる地下組織の集会に、何気にあんな嫌がってたぱるるが参加しているという(しかも笑顔

いや通行手形を撤廃するだけに留まらず「日本埼玉化計画」とか、デュークの思想怖いな。って思ってたら、託された二人が「世界埼玉化計画」を企ててた。え、これもデュークの計画??めっちゃ怖いじゃん。革命家っていうかテロリストじゃん。

あの地下組織に使われている、通称:春日部大神殿に行ってみたいです。カリスマデュークがあそこでしきってるの見たかったな。

そして、ラストに流れるはなわの埼玉のうたまでが、この映画の見どころだと思っています。いや、まさかあの歌が流れる映画にマサキが出演する日がくるとは思ってもみませんでしたが(笑)オンエアバトルであの歌うたってたのすごい覚えてるよー。千葉の歌は確か「チバンバンババンバン」って歌詞だった気がする。ちょっとはなわの歌をおさらいしたくなりました。

 

ところで「ゼリーフライ」ってなんですか?

 

この平成の世の中で、こんだけくだらないのに徹してる映画ないよね!そしてそれを真顔で全力で演じている本格派の役者たちみんな最高!やっぱギャグは本気でやってもらわないとね!早くBlu-rayで見たいわー。

 

余談ですが、千葉の映画館で観たのにエンペラー千葉への反応がなく、YOSHIKIでめっちゃ笑いが起きた^^;

あと、映画館で終盤飽きたのか、何周も走り回ってる男の子がいて鬱陶しかった。お前を埼玉にしてやろうか!と思いました。