マイケルジャクソン~KING OF POPの軌跡~

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NHKのマイケル特集を見た。
後から知ったEarth SongとかSmooth Criminalとかもすんごくいいんですが、やっぱり世代でリアルタイムに見ていたBadとThrillerっていうのは特別なんですね。逆に泣くような曲ではないのに、この2つを流された時には泣きました。ああ、この時かっこいいと思っていたスターが逝ってしまったんだという喪失感だと思います。
あの時のマイケルが、私の中ではマイケルジャクソンです。もちろん、後々のマイケルもマイケルなんだけどね。
しかし、この2曲ノーカットって、、、1時間番組だよNHKさん!!(爆)
でも某局と違っていい番組でした。
最後のマイケルの笑顔で涙。追悼式フルで見た後は通常に戻れてたのに。

と、悲しい話は終わり。

やっぱりマイケルは音楽とダンスの話をするのがいいんだろうね。
ヘビーリスナーでなかったので、今さらですが、他のアーティストと同様、音楽について色々書きたいと思います。1ヶ月とかその程度前に知ったものが大半だけど、マイケルの音楽はすごい曲がたくさんあることを知った。
初期マイケルジャクソンというとやっぱり黒人だからソウル音楽ですが、特にBilly Jeanとかは、ただのソウルじゃなくてロック寄りのソウルなところがツボ。ソウルっていうとどうしてもサタデーナイトフィーバーを思い出しますが(それが悪いってわけじゃないですが)、元々私ソウル音楽があんまり好きじゃなかったのに、Billy Jeanはかっこいいと思う。マイナー調ってところがかっこいいんだと思いますが。
あ、ソウル好きじゃないって書きましたが、ジャクソン5は嫌いじゃないんですよ。たまたま持ってるベストアルバムの中に「I’ll be there」が入ってて、中学くらいの頃きいてから、すごい好きでした。だから、追悼式とか色々なところで流れる度に涙が止まらなくなります。
…あ、でもこれソウルじゃないや(何だよ)
個人的に好みの主流であるロックテイストがマイケルの曲にはあったんですね。
KING OF POPとはいうけど、実はポップではないですよね。ロック寄りだと思います。だから簡単にはまれたんだと思う。ロックとソウルの融合と言ってたけどまさにそれです。で、後はバラードもそうなのね。ロッカーが作るバラード調の曲に共通するものがある。
We are the worldやHeal the worldなんかが有名だけど、Earth Songとかの盛り上がりが私は特に好み。ロッカーバラードとの共通点というのも難ではあるが、つまりは具体例をあげると、ガンズ&ローゼスでいうところのNovember Rain、Don’t cry、LUNA SEAでいうところの、毎回アルバムに一曲入ってる壮大系バラード、Virgin Mary、Anotherみたいな感じ。
何せロックに偏ってるので具体例が偏っててすみません。一曲も伝わらないかもしれません。。。
兎に角自分だけ納得してるわけですが、そういうロッカーが作るバラードのような壮大さと力強さがあります。
ロッカーバラードは大概、壮大なラブソングなわけですが、マイケルはそれを地球愛に変えた感じ。Earth Songのサビの叫びは、ターザンの叫びまんまです。

あああ~あああ~あ~あ~あ~あ~~
ううう~ううう~う~う~う~う~~


なわけです。
その表現力に驚いたのがこの曲でした。ある意味We are the worldやHeal the worldは、世界の子供たちにもわかりやすいようにというマイケルの意思が込められていることからもわかるように、メロディも歌詞も非常にわかりやすいです。
それと比べて(比べなくてもいいか)Earth Songが、私の中では、「Singer」Michael Jacksonの全身全霊が込められた主要な曲だなという風に感じたんです。
…偉そうなことを書きましたが、あんまり知らないのでこれが私の中で代表的なマイケルの壮大系バラードと捉えられているだけです。これよりずっと全身全霊なバラードあるわい!とファンの方がお怒りになったらごめんなさい。

で、ダンスは詳しくないからあれですが、兎に角すごいことはわかりますね。自分がだらだらと運動神経のない人間だから余計に感じることですが、あんなに決めをカチカチッと止められるのはすごい身体能力なんだろうなぁと。
リアルタイムでの好き歌が「Bad」「Thriller」であることは変わりませんが、歌唱では「Earth Song」で、ダンスでは「Smooth Criminal」がヤバイと思いました。スムクリのPVはね、半月~1ヶ月くらい前?に教えてもらったのですよ。
ゼログラヴィティってのはホントどうなってるんですかね。
あとね、Bad、Thrillerのノーカット版の演技力もすごいですよねー。なんか、何でも自然にやってしまうんだな、この人って。俳優までできるのか。
まさに「エンターテイナー」なんだなと思いました。やっぱり、どの国の人であっても、マルチなエンターテイナーっていうのはすごいことだと思います。努力はもちろん、才能というのは実際にあると思う。そして、その才能を努力で無限にしたからこそ、トップになったんだなと。
音楽の話にも戻りますが、マイケルジャクソンはマイケルジャクソンだなと。ノンジャンルなんですよね。
あ、、、そういえば京本政樹は京本政樹って書いたのを思い出したな。やっぱそういうノンジャンルな人が好きになっちゃうのかな自分。

うーん、、京本政樹orロック系を主に聴いてる自分がマイケルジャクソンについて語る日が来るとは思わなかったな。全く自分には縁のないジャンルだと思い込んでた。でも、食わず嫌い(?)だったものが、実は好みの音楽だったからこそ、今他のたくさんの人たちと、マイケルジャクソンの音楽への思いを共有できるんだと思うとそれは素直に嬉しいことです。そして本当にもったいないです。。。
だからね、音楽が好みでない人は仕方ありません。食わず嫌いもある意味仕方ありません。でも、変なスキャンダルのイメージで音楽まできかねえって思ってる人は、本当にもったいないと思う。スキャンダルの真相というか、様々な誤解についてはここでは語りません。たくさん出てくるので、自分でぐぐってください。兎に角、そういう偏見があるから音楽も聴きたくないと思ってる人は、マイケルジャクソンの音楽を一度は聴いてみることをお勧めします。音楽を聴けばいい。それだけだと思います。

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