「まねぶ」から学ぶ

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都会には~自殺する~♪(って♪つける歌詞じゃないな)
傘がないは、個人的に、氷の世界と1位2位を争う陽水さんの名曲。
「笠がない」と間違って表記すると、どっかの侍の歌になってしまいます(どうでもいい)

エレガンスの話がなかなか出てこない(爆)
しかし、面白い。日本の音楽の歴史っていうのかな。そのうち、こういう話がクラシック音楽の歴史のように学校の授業で出てくるんだろうね。いや、もしかしたらもう出てるのかな?
しかし、音楽好きからしてみると、京本さんの音楽論って、めちゃめちゃ興味深いです。
あんな風に上手くまとめることはできないけど、私も聴いてる音楽のルーツとかよく考えることがあるので、その中でもモヤモヤとしていたものが納得させられた気分。
うちの音楽の原点がBlack Sabbathであるように、ジャンルは違うけど、京本さんの音楽のルーツがわかるわけだ。
というか、本当に「ルーツ」っていうのは、遡れば遡るほど奥深いし、「ルーツ」というだけあって、ちゃんと繋がってるのだ。
しかし、京本さんって面白いよなあ。普通だったら、「ボクは井上陽水さんの音楽を聴いて音楽に目覚めました」それだけでいいというか、それくらいしか言わない人がほとんどだと思う。でも、京本さんってきっとルーツを探るのが大好きなんだろうね。特撮の時もそうだし。ってか多くの人たちには、別に特撮のことばっか語ってたわけじゃなくて、それが京本政樹の興味の範囲の一つだということを知ってほしいね。「車」もそうだし「音楽」もそうだし「時代劇」もそうだし。寧ろ「特撮」は京本さん自身も言ってたけど、大人になって関わるようになってからはまったものだしね。それよりも、子供の頃から親しんできたという「音楽」の話はやはり、京本政樹のルーツになるから、すごく興味深い。もちろん、特撮論も相当面白いけどね。ただ、「ウルトラマンオタク」だと思ってる多くの人たちは、京本さんが興味を持った、ほんの一部分しか知らないということだからもったいないなぁ、という気がするだけ。

それなら私は京本政樹は相当な音楽オタクだと伝えたい(爆)

確かにグループサウンズからは影響受けてないなっていうのはよくわかります。どっちがいいとかは全くないけど、少なくとも京本さんはマイナー調使いのミュージシャンだから、踊~りに行こうよ~♪系ではないよね(笑)
というか、今ふと思ったけど、花咲く~む~す~め~たちは~♪(タイトル知らん)は京本風に作ったらまた違った悲しい曲になるんだろうなぁ、とか考えてしまった。

あ、、「花の首飾り」っていうのか。。ってか調べたらすぎやまこういち作曲だった。。。もしかして京本さんが言ってたのこの曲のことかな?(他の曲かもしれないけど)有名な曲だよね。
すぎやまこういち先生というと私らの世代ではドラクエなんです(脱線)
てか色んな曲作ってたのか、、つまりすぎやま先生も天才なわけですね(今更知るな)GS=ごめんなさいすぎやま先生(ドラゴンボールGT風)

GSはノータッチだったので詳しくないんです。。。
でも、小学校の修学旅行のしおりで「GS」と書かれてるのを見て、ガソリンスタンドではなくグループサウンズ?と一瞬思ったことは内緒です。

ジャンルでいうと京本さんは、ロックと歌謡曲とフォークの融合体って感じかな?結構独特だと思います。あ、この前稲垣潤一特集見て知ったけど、歌謡曲の中でも「シティミュージック」になるのがTemptation辺りね。(ここら辺りはアレンジの話になるので割愛します)。
あと、「売れ線」という言葉も出てたけど、京本さんもそういう曲を作る力がある人。牙狼とかそうだって前に言ってたよね。主題歌用にこういう曲をって考えて作ったって。でも、グループサウンズの時代はそれが売れ線だったんだろうし、そういうのを作る作曲家の人たちもすごいよね。時代のニーズをわかって音楽にしちゃうんだから。その点で、京本政樹っていう人も、時代のニーズを常に研究してる作曲家の一人だと思う。

ってか、石川啄木みたいな詩にメロディつけて歌った人がここにもいたとは!あ、私じゃないですよ。
昔母親が言ってたけど、島崎藤村(だっけ?)の(島崎藤村先生か(高校教師みたいに言うな))ま~だあげ~染めし~♪にメロディつけたやつを、舟木一夫が歌ってたって話を高速で思い出しました。

ってか渋すぎるんだけど。
中3でどんなこと考えてるんですか。てか中3って大我くんと同い年じゃ。。。大我くん、、やっぱあなたのお父さんすごいわ。



つい最近、ある方からオススメのアーティストの音楽をいっぱい聴かせていただいて、それは私が全く聴かなかったジャンルだったのだけど、だったのだけど、、、実は、自分がめっちゃ好きだった曲の影響を与えたアーティストだったりしてすごい衝撃を受けているという。しかもそれが、曲を聴いただけで、あれ??このギターリフって??このメロディの使い方って??この歌い方って??もしかしてと思い、、Google先生(爆)、ああ確かにそのアーティストに影響を受けたと書いてある!面白い!実に面白いじゃない。
しかし京本さんもそうなんだけど、アーティストの人たちっていうのは、実に上手いこと「まねぶ」をやっていると思う。それが影響を受ければ受けるほど、「パクリ」だとか言う人もいるかもしれない。
私は大学で「ヴィジュアル系論文」を書いたのだけど、第二候補が「影響とパクリ」について考察しようと思ってたのね。大好きなジャンルなので、音楽と時代劇(笑)についてはいくらでも書けるのだけど、その時ヴィジュアル系の話をよくすることがあったため書いてみた。所謂「売れ線」論文である(爆)
それについて書くと、本格的に脱線するのでやめとくけど、音楽にも映像にもビジネスにも必ずルーツがあるということは、以前書いた(誰も覚えてないと思うけど/爆)
影響を受けるのとパクルのボーダーラインは非常に難しいところだと思うのだけど、いかにオリジナリティが足されてるかの違いでいいのかな。境界線は難しいけど、たとえば100%全く同じメロディで全く似通ったアレンジをふんだんに使ったら、完璧「パクリ」といわれてもしょうがないかな。でもそれも、聴く側の判断に委ねられる部分があって、たとえば「特許申請」されたような完全オリジナルのものを、まったく同じ手法で作って世に出してしまうような感じのことは、間違いなくパクリになってしまうけど、ありふれていない歌詞を全く同じにしてしまった場合、それはパクリと認定されてしまうかもしれない

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