美形の写真を見ると何でも「ナルシストだ」という人は、背中を反らしてれば何でも「イナバウアーだ」というのと同じくらい意味を誤解してると思う。ナルシストというのは写真見ただけでわかるもんじゃない!しかもイナバウアーは背中を反らす技じゃない!ブラジル戦なんかどうだっていいくらい部屋が蒸し暑い!!!
というわけで、13日、Amuse所属の若手俳優、林剛史さん・橋本淳(新感線の人ではない)さん・青柳塁斗さん(以降敬称略)と三宅裕司の劇団、スーパーエキセントリックシアター(SET)の舞台、「ONLINE」を観てきました。
終わったら感想書こうと思ってたら、日にちが経ちすぎてほとんど忘れてしまいました。
脚本はWAGEの森迅史さん(森ハヤシになってましたが、読めないから変えたのか?)
アクションとコメディが売り文句だったのと、森ハヤシさんは森林トークバトルで見ててなかなか面白そうな人だったので何気に期待。
(しかし、シアターVアカサカってえらい小さいところだな。。)
途中まで書いたら台詞とか全部書き起こす勢いだったので慌てて止めました。簡潔な感想というのが大の苦手です。
えーと、DVDが出るようなのでこれから観たい方は読まないほうがいいかも。
舞台の初っ端からSORD COMVERSE(=オンラインゲームの中の場面)。ゲームキャラも全部本人が演じてるので、始まりからアクション満載です。
チャンチャンチャン♪(エイト登場時のゲームBGM)
ショボッ!!
このチャチさ加減がたまらん。
でも殺陣が何気にかっこいい。
んで、敵キャラが蜘蛛の女王みたいなおばさんで、その家来二人がどう見てもスパイダーマン(笑)おばさんが決めポーズをとってるとこでスパイダーマンが前に立ちはだかってすげー邪魔なのがウケた。
この蜘蛛のおばさんが、後でもたくさん出てくるのだが、必ず糸を噴射して「その糸は内側からは切れないのよ!」と喚き散らす。「内側からは」っていう台詞が特におかしいわけでもないのに笑えた。
ここでエイトの相棒キャラでマーチというのが助けにくるのだが、青柳塁斗の登場のアクションがすげーーんだ!!(世界陸上の織田裕二になってしまった)
ルイルイ(太川陽介じゃないよ)はテニプリに出てたんですが、動ける人だと噂にはきいていたけど、確かにすごい。JACに入れるよ!(嬉しいのか?)
で、蜘蛛のおばさんを無事倒し、エイトとマーチの会話(ってことはチャットですか)
マーチはバイトが上手くいかずにちょっと落ち込んでる様子。エイトに相談しますが、エイトがバグってます。
8「1・L・D・K!」
3「!?」
8「チビチビチビチビ…(小刻みに動く林)」
3「エイトさん!バグですか!?」
8「ぼ・く・は・ヤ・バ・イ・ひ・と・で・す」
(この辺順番うろ覚え)
で、エイトはいなくなっちゃうんですが、今の時点で何が起こってるのか理解できず。
で、場面が変わって不動産「チビチビ」(すんごい後になって、お部屋探しは「ミニミニで♪」のパロディだと気づく)。
チビチビに紙袋持ったおじさんが現れ、田口さん(八代の上司)が応対。
おじさん「ここで探してもらった部屋なんですが…」
田口さん「何かご都合の悪いことでもございましたか?」
おじさん「はい、
霞ヶ関に近いというので行ってみたら、霞ヶ浦でした。(舞台くる前に似たような話してたのでショックだったぞ。。。)
・・・それは許せるんですが!
おじさん「コンビニが近いというので行ってみたら、伊藤酒店というのが目の前にあるんです」
田口さん「それめっちゃ酒屋じゃないですか!」
おじさん「最近見たこともないような珍しい飲み物がいっぱい売ってるんです」
(紙袋から色んなジュース出す)
メロウイエローとかマウンテンデューとかスコールが出てきたのが可笑しかったです。懐かしすぎる。しかもマウンテンデュー、近所の自販機に普通に売ってるし(爆)
担当したのは誰かと田口さんがきくと名前を知らないらしい。特徴をきいても、これといった特徴がないらしい。。
おじさん「メガネをかけてました」
田口さん「めっちゃ特徴あるじゃないですか!!」
それ八代ですよ、ということで八代呼ばれる。伝説のプレイヤーエイトを操る男、八代が出てくる。本人、めっちゃ黒縁メガネだし、ネクタイ太いし、見るからにオタクでキモくてなんかいい感じです。その八代とゲーム中のエイトとのギャップがテーマなんだけど、それがまた痛面白い。
で、出てきた八代に田口さんが色々なじるわけですね。ここで八代くんは会社でめっちゃオンラインゲームをしてるのがわかるわけですが、そんな八代くんに田口さんがめっちゃあきれ果てて、あまりのあきれ加減に駄々っ子になっちゃうのがウケました。
「お前会社でゲームすんなよ~~~!こんなもん、こうしてやる!こうしてやる!」
みたいな感じでチャット画面に向かって思いっきり「1LDK!」「チビチビチビチビ」「僕はヤバイ人です」とうちまくって嫌がらせするんですが、ここがさっきのバグッたエイトにつながるのかとわかった瞬間すんごい感心しました。森ハヤシすげー!!だてに森林トークバトルでバカバカ連呼してたわけじゃなかった。
そして八代が田口さんに飲みに誘われてるとこで、女の子(弥生ちゃん)が酔っ払い二人に絡まれてるとこに遭遇。
酔っ払い「俺たちはただの酔っ払いじゃねぇ!酔拳の使い手だ!(とかなんとか言ったような」
八代、田口さんのネクタイを奪い取ると棒状になる(ソード化!)
ゴミ箱の蓋を盾に酔っ払いに立ち向かう八代。あっという間に撃退される酔っ払い。
女の子に感謝される八代。
・・・というのが妄想で
女の子(弥生ちゃん)が酔っ払い二人に絡まれてるとこに遭遇。
酔っ払い「俺たちはただの酔っ払いじゃねぇ!
すごい酔っ払いです!!(嘔吐)」
八代、田口さんのネクタイを奪い取ると棒状に、ならない(当たり前)
あれ~??え~~~??と戸惑ってる間に、あっちゃんが出てきて女の子を助けようとする。
しかも何にも手出ししてないのに勝手に酔っ払い二人がもつれ合って自滅。
「あんた!なんでそんな強ぇんだ!!」
「育ち盛りだもんな~(T_T)」
勝手に逃げていく酔っ払い。首を傾げるあっちゃん。
ってとこがすんごい面白かったです。
翌日出勤すると、超二日酔いの田口さん登場。
「お前、何で途中で帰った~??気がついたらさぁ、知らない大学生(あっちゃん)と飲んでたよー!」
ちょうどよく知らない大学生・星野司(あっちゃん)が訪ねてきて、そっからエイトに
エイトにめっちゃ憧れてるという司に、自分はそんなかっこいい人間じゃない、といきなりマイナス部分全部曝け出しちゃう八代くん。急に熱くなった司は、そんなんじゃダメだ!と「メイドカフェ」に誘う(なんでだよ)
拒否する八代。じゃ、「秘書カフェ」とかどうですか?と言われ、渋々ついていく八代。
秘書カフェでは、お客様は社長になれるらしい(なんか実際ありそうだな)
ここで八代と司が戸惑いながらも秘書に接待されてるとこが可笑しいんですが、新米(?)秘書がこの前からまれてた女の子(弥生ちゃん)で、ここから一気に話が展開します。弥生ちゃんが兎に角ダメキャラなのがかわいいんですが、それより秘書カフェのシステムが面白いというか、よくできてるというか、
「社長、水野物産からの贈り物です」
と言いながら水を出す(笑)
しかも誰がお客さんでも絶対「水野物産からの贈り物」なのだ。
で、八代は八代で緊張してるもんで、水野物産からの贈り物を「要りません!!」と断ってるし(それはただの水だよ?)
で、断られた弥生ちゃんは弥生ちゃんで、「すいません!!!」って言いながら客に出すはずの水飲み干して満足げな顔してるし(爆)
そこに新しい社長さん(お客さん)が入ってくるわけですが、それが不動産屋にきてた、マウンテンデューを持ってきたおじさん(笑)
秘書カフェに慣れているのか、めっちゃ社長が様になっています。御馴染みの客なので弥生ちゃんの先輩の秘書が対応するんですが、これが熱くてウザイ!!(爆)
泣いてもいいんですよ、で号泣するおじさんがむさ苦しくて超ウケました。
ガムシロップとなんだっけ、なんかを必ず入れてるらしいですが、クリームソーダにガムシロップって一体どんな味がするんだ。気持ち悪そうだな。。。
大会議室と小会議室ネタも可笑しかったし(笑)
しかし、このおじさんがラスボスっていう展開は意外でした。完璧いい人そうなので司が怪しいとは思ってましたが、このおじさんと司が兄弟っていうのが一番意外すぎ。
しかし、おじさんが秘書カフェに慣れていた理由というのもよくよく考えるとちょっと哀しいですよね。
オンラインゲーム開発者のライバル会社に向かう執念はちょっとリアルすぎて笑えません^^;そのために女の子誘拐してるし。っていうか、ライバル会社への恨みなのに、会社ではなくて、ただ単にゲームが強い男の子を誘き寄せるために色々探って仕組んでここまでやっちゃうっていうのが一見アホらしい話に見えて、絶対こういうことするヤツいる!と思ってしまったのでした。
VEGAと満天堂という名前は露骨すぎて大丈夫なのかと思ったし(笑)
で、最後の「Sord Comverseは携帯からもできるのよ!!!」っていうのがオチだったのがちょっと拍子抜けだったりしたんですけどね。なんかもうちょっとインパクトでかい構図が欲しかったというか。。
でも誘拐された弥生ちゃんを助けに行くとこで、さり気なく田口さんも一緒に行ってちゃっかり危険な目に遭ってるのがよかったです。何気に田口さんがすごい気になってずーーーっと田口さんばっかり見てました。リポビタン飲み干すとこで、お客全員の視線が一気飲みしてる田口さんに集中して、すごい苦しそうなのが面白かったです。このまま噴出すまで見つめててもいいもんなのかなぁ、とか考えてました。
あと、蜘蛛のおばさんは実は田口さんの恋人のすずちゃんだったとか、弥生ちゃんの上司の悦子さんがすげえコスプレマニアで、昨日はサザエさんだったのに、今日はキューティーハニーできて、レベル低いんで一瞬で殺されて「誰だこいつ?」って言われる辺りとか面白かったです。田口さんのバイキングみたいなダサいコスチュームが兎に角笑えるんですが、最後のほうエイトっていうか八代を守るために本気で戦う田口さんがかっこよすぎでした。
あと、リアル世界ではホントリアルに弱くてゲームキャラのように相手を倒せない八代がよかったです。どこをどう見てもアン○ンチでしたが(笑)
あ、書くの忘れるとこだった。中盤くらいで登場した「忘却の魔術師」(VEGAのおじさん)の頭の上にウ○コが乗ってることに気づいてからまともに芝居に集中できなくなりました。あれ?違うよな、、いや、でも、、とか思ってたら、後ろ向いたらあきらかにウ○コだったし。シリアスなシーンさえまともに見られないじゃないか!!
でも、ゲーム中でマーチが死んじゃうとこは泣きました。ていうのも、マーチと弥生ちゃんは同じ人なので、リアル世界では普通に弥生ちゃんが残るわけですが、八代とエイトと違って、弥生ちゃんは女の子だけどゲームキャラとしてのマーチはルイルイなので、ルイルイだけ死んじゃうのよ(;_;)
でもエイトとマーチが相棒なように、八代くんと弥生ちゃんっていうのは恋人ってよりは鏡なんだよなぁ。
何気に悪い人がいないストーリーで結構好みでした。
あ、でも女の子一人誘拐したのでただですまないと思うんですが、あれはどうなったんでしょう??やっぱ八代くんと田口さんしか見てないから警察は呼ばなかったんですかね?
最後のシーンで、田口さんとすずちゃんコンビにエイトが倒されて、「負けたー!!」ってなってるとこに、弥生ちゃんが尋ねてきて、「実は僕達一緒に住むことにしたんですーvv」とラブラブペアルックなシーンがあるんだけど、あれは単純に、八代はもうオンラインの世界への重要性がなくなったので倒されたのかといいように解釈していたが、後になって思い出してみる。
初っ端のシーンでエイトは、蜘蛛のおばさんに「その糸は内側からは切れないのよ」と簡単にやられそうになってるとこをマーチに助けられてたので、エイトはマーチがいないとぶっちゃけそんなに強くないってことなんだなぁと。
っていうか、激しいアクションするにはステージがあまりにも狭いもんで、いつ剛史が転落するかハラハラしてしまった。。;(剛史だけかよ)
舞台挨拶で林がみんな(特に野崎さん)にいじられてるのが面白かったです。
「遠くの方から近くの方から」って、言いたいことはわかるんですが、なんか一言一言面白い子です。SET、面白いですね。
林剛史の徹底したオタクっぷりが兎に角いい味出してました。
デカブルー・ホージーから見てて、アストロ球団で一瞬「ん??」となったんですが、これまで似たような役をやってないんですよね。何気にすごいですよ、彼は。ゴールデンのドラマに全然出なくて、舞台ばっかりなのがもったいないんですが。ちょっとキャラ変ですがイケメンですし。
でもやっぱりホージーが一番好きだなぁ。京本さんで言うところの竜なんですよね、剛史にとってのホージーっていうのは。これのイメージを超えるために色んな役をやって頑張ってるんですね、彼は。だてにお好み焼き作るのが上手いわけじゃないです(関係ない)
ついでに帰りの電車で宣伝チラシ見てたら、林剛史が出るシェークスピアの舞台「陥人(どぽんど)」の出演者に山田まりあを発見して、おー懐かしいな、と思う。
で、下のほうに「小林健一(動物電気)」というのを見る。
あれ・・・この人って。。。???
バラゴ様!!!