陽はまた昇る

この記事は約3分で読めます。

うわーーー生きてるうちにこれが見られると思わなかった(TTTTTT)


幕末剣客伝・陽はまた昇る


今Speakでも熱い政&竜が戦うというあれ。
月刊OUTで京本さんが撮影してるって言ってるのを見ていたのに、結局いつ放送されたかわかんないで大人になってしまった私です。。。(ホントに大人になっちゃったよ。。。)

ていうか、、、登場シーンから何あれ!!
もう只者じゃない感が溢れてます。
あんまり殺陣は多くないんだけど、刀を抜かなくても兎に角怖い。
新さんみたいな格好なのに凄まじく怖い。
笑った顔も怖い。
黙ってるだけで怖い。
で、喋るとやっぱり怖い(爆)
もう冷徹そのものだし。

これ、放送されたのは96年だそうですが、撮影してたのは94年なんです。殿ふらと同時期に東京で撮ってるって言ってたから。
つまり、93年の高校教師の翌年です。
で、91年くらいまで大江戸捜査網やってたんだけど、、あの年を境に、京本さんの演技がぐっと変わってるっていうこと。高校教師で初めて完全なワルをやって、それで翌年陽はまた昇る。。高校教師の演技がすごい影響を与えてる気がしないですか??
見てて、、そうか、市蔵のあのクールさっていうのも少なからず高校教師が影響してるんだ、、と納得したのです。
で、あの後家なき子とかが続々といくわけですが、94年はすんごい色んな役やってるのに、何気に似たような役じゃなくて、どれも違う感じなんだよね。
陽はまた昇るがあって、
殿ふらがあって、
家なき子があって、
先生はワガママがあって、
東京大学物語があって、
いつの日かその胸にがあって、、
これらの役全部わかる方、見たらそれぞれ違うのわかると思います。短期間にそれだけ色んな役を演じ分けるくらい、役幅が広がってたのだよね。これホントすごいことだと思います。

あと着物ぶった斬るシーンは、、耽美だね。ああいうのが本当に似合う。

しかし、さらに、、特筆すべきはやっぱり、、、



死に顔!!!



やっぱ京本さんといえば死に顔ですよ。
これ、、今までで一番美しいかもしんない。。
義経の涙の水面に映る死体も綺麗なんだけど、、
十六年目の殺人の飛び降り自殺死体も綺麗なんだけど、、
いつの日かその胸にのオルゴール自殺死体も綺麗なんだけど、、

そのどれよりも美しかった(T_T)

なんだろう、、さっきまでの殺気しかない化け物チックな浪人っていうのが、死んだ瞬間、ただの屍になってしまうという、死んだらこんなに何にもないんだぜ、ってのが、、ホント素晴らしかった。。
ていうか京本さんって雰囲気一つで男っぽくなったり女っぽくなったりするんだよね。同じメイクしてるはずなのにさっきと全然顔が違うとかいうことがよくある気がする。加山さん(雄三ではない)基本的に、新さんを3倍男っぽくしたような感じで、「美しい」キャラではないんだけど、それなのに、死んだ時の顔は人形みたいに美しい。
この人なんでこんな死ぬの上手いんだろう。。

やっぱ悪役は目開いて死ぬの最高です。

ド素人ですが、昔ある主役級の大物俳優さんが死ぬ役やったときに、ん????となったのを思えば、死ぬ役っていうのは相当難しいんだろうなと思う。

っていうか、、京本さんの死体っていうのは、ホント、、無になっちゃうんだよ。

……けど、あの血飛沫は、、ない!(爆)

ドラマそのものとしては、幕末モノの時代劇を想像してたんだけど、なんとも奇怪な感じのドラマだったなぁ。確かにあの当時「東京で撮ってる」って言ってたのが気にはなってたんだよね。やっぱ時代劇は京都が最高。いや、でも大江戸捜査網は東京か。。。

あ、、政との対決ということをすっかり忘れてしまった。。。;

というか村上さんはやっぱり黒装束で走ってるのね(笑)

また二人の共演見たいなー。今度は悪役でなく、必殺みたいに仲間役で。
で、オフショットじゃないし、二人で喋くってるとことかメイキングシーンみたいに見せてくれたら最高なんですが(笑)



しかし、、すごい貫禄だった。。。
そういえば、御宿かわせみの忠三郎もすごかったよなぁ。。
京本政樹の悪役って半端じゃないわ。。
それまで私はAmbivalenceを聴いていたわけですが。。
見終わってからサイト開いて、昨日のSpeakを見たら、




ただいまですなり~~~




って書いてあったわけですが。。。
ええええ??どれも同じ人???みたいな(爆)
だからファンになったら止まらないのよねー☆

タイトルとURLをコピーしました