ちりとてちん#150

今日は久々に泣きました。。。
予想通りの展開なんですが、とにかくショックという気持ちと、最初から見てきた流れで、よかったなー!という気持ちの両方でいます。


ひぐらし亭オープニングには出られなかった喜代美ですが、体調も落ち着いてきたということで、10月11日に夫婦落語会に出ることになりました。ん?まだ子供生まれてないけど、今回は出ても大丈夫なの?10月11日といえば、祖父・正太郎ちゃんの命日です。
出番の前に、オープニングの日のことを思い出していると、ふとお祖父ちゃんの声が聞こえてきます。
「おまえがなりたいもんになれる」
という声を聞きながら、高座に上がった喜代美は、念願の「愛宕山」をかけました。会場には和田家も、魚屋食堂の皆さんも、秀臣さん一家の姿もあります。落語もすっかり上達した喜代美が愛宕山をかける場面は、師匠の十八番ということもあって懐かしく寂しいというのもあり、何だかいよいよ終わりに向かってるんだなという悲しさも呼び起こされました。

小浜に初めて来て、スカートがビリっとなるあの場面から、「お色気ムンムンや~」と、蕎麦弁当、かわらけ投げ(T_T)、お母ちゃんと喜代美の懐かしいシーンが次々に出てきて号泣です。。。かわらけ投げは本当にヤバイ。。。
しかし、若狭、というか貫地谷しほりさんの「愛宕山」、めっちゃめちゃうまいですよね!

拍手喝采の中、喜代美は暫くの間、客席を見渡していました。沈黙があってみんな少々、どうしたの??という感じになっています。
ようやく口を開いた喜代美ですが、その口から出た言葉は、

「本日は…私の最後の高座にお付き合いいただきましてありがとうございました」


えええ!!???



…と驚いてはみましたが、数回前からこうなるんじゃないかという気はしていました。順ちゃんの言葉にヒントがありましたよね。
小次郎の口が「最後!?」って言っています。
その言葉を聞き、草々兄さんたちも聞かされていなかったようで、何を言ってるんだと怒っています。草原兄さんも、今日の愛宕山はすごくよかったのにもったいないと。
「ほやけど、見つけてしまったんですもの。自分のなりたいもの」
誰よりも吃驚したお母ちゃんも楽屋まで乗り込んできました。後からお父ちゃんも小次郎もお祖母ちゃん正平ちゃんも入ってきました。
「喜代美!ちゃんと修行続けなれ!!」
と、お母ちゃんは興奮気味に言います。きっと、また昔のように中途半端に放り出すんじゃないかと思ったんですかね。しかし、喜代美は落ち着いて言いました。
「お母ちゃん、ごめんな」
「謝るくらいならあんなこと言いなんな!!」
でも、喜代美が謝りたかったのは、やめると言ったことではありませんでした。
「そのことやない。小浜出るとき、ひどいこと言ってごめんな」

『お母ちゃんみたいになりたくないの!!』

あの時の言葉がよみがえってきます。まだ、喜代美が高校卒業祝いしてたときだったなぁ。あの一言を言ったことで、お母ちゃんが泣き、お父ちゃんが、お母ちゃんに謝れ!と強烈なパンチを繰り出し、小次郎があちゃー。。。という顔をしていたのがつい最近のように思い出されました。
あの時の喜代美は、糸子さんがどうして自分の好きなことも後回しで人のことばかり考えていたのか、それが気に入らなくて、お母ちゃんみたいにはなりたくないと思っていました。そういえば、あの時というと、小次郎が奈津子さんに宇治のデザートを食わせて取材の話をぶち壊して、その小次郎を突き飛ばしてお母ちゃんが竹谷さんに土下座したんだったなぁ。。。
お母ちゃんは太陽みたいに周りを照らしてくれとったんやね。それがどんだけ大事なことかわかったんや」
お母ちゃんの生き方が嫌で独立するんだと小浜を飛び出していった喜代美が、
「お母ちゃん、ありがとう」
と言いまった時、涙が出ました。お母ちゃんもこれで報われるよ。その言葉が嬉しいはずだよ(;_;)その言葉を聞いたお母ちゃんはようやく今の喜代美の本心を理解し、両手で優しく顔を撫でました。
「あたし、お母ちゃんみたいになりたい」
30過ぎて子供ができて、ついにお母ちゃんみたいになりたいと気づいたんですね。守るべきものができたというのかな。順ちゃんが言う「人にスポットライトを当てるのはできることやない」という言葉がずっと喜代美の行く末を予言していたんですね。お母ちゃんの「お箸は食卓の名脇役」という言葉もそうですが、ようやく喜代美は、舞台に上がらないと主役でないわけではないと気づいたみたいです。
不器用だけど頑張ってお囃子さんをやりながら、息子や弟子たちを影で支え続けた志保さんのことも頭に浮かびました。ちりとてちんには、素晴らしい脇役がいっぱいいます。このドラマって、脇役がいかに素晴らしく、本当は誰もが主役なんだというのをよく描いていますね。
お母ちゃんと喜代美の物語が、こんな長い回数を経て結論を向かえたのは本当にすごいとしか言いようがない!あの時の悲しそうなお母ちゃんの顔を思い出せば出すほど、今日の喜代美とのシーン、家族のアップは強烈に胸に響くのです。

しかし、師匠の落語を伝えているのかどうか疑問を感じた喜代美ですが、落語のほうはどうするんだろう。草原兄さんが言ったように、確かにここまでがんばってきて突然やめてしまうのはもったいないような。。。来週その答えは出るんでしょうか?
明日でちりとてちんが終わります。全151回が終わってしまいます。明日が来るのが怖いです。怖くてたまりません。。。



そして、NHKニュースのアナウンサー森本さん、いつもちりとてちんの後微笑んでるなぁとは思ってたんですが、今日の放送の後、
「明日の最終回もお楽しみにv」
と相変わらずの微笑みで言ったのでちょっとウケました。アナウンサーさんってこんな自由なのか?それとも朝ドラ最終回前はお決まりのセリフなのか?
それと、後で教えてもらうまで気づかなかったんですが、あの森本さんの後、男の人の大群が「うおおおお!」と叫ぶ声が入ってるんですが、あれは一体なんだったんですか???