ちりとてちん#149

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秒単位で京さまシーンをコマ送りするのが趣味の私ですが、、いつもの京さまは秒単位ですんごい美しい顔してるのに、小次郎は秒単位でヤバイ顔が入っててどうしようかと思います。そういえば、まだ始まる前に必死で写メったヤツがありますが、今もそうですけど、小次郎ってふて腐る瞬間白目むくんですよ(爆)


妊娠して体調が不安なため、泣く泣くひぐらし亭オープンで高座を諦めることになってしまった喜代美は、何か手伝おうとしますが、みんなが心配して休めというので、何もすることがありません。すると、一人の青年が
「若狭ちゃん」
と声をかけてきました。ん??こんな人出てきたっけ。多分出てきてないよな。。ちょっと考えましたが、その喋り方、そのオーバーオール(爆)誰だか見当ついてきました。声をかけられても誰なのかまったくわかってない喜代美ですが、
「セオーーハヤミッ!」
という言葉を聞いて思い出しました。
「あぁ!颯太くん!?」
草原兄さんの息子、颯太くんでした。でっかくなったなぁ!
颯太くんの姿を見て、兄さんたちもみんな驚いています。今20歳で、照明のバイトをやってくれるのだとか。
「颯太くんも落語家になるの?」
「今、大学で日本文ぎゃ…文学を専攻して…」
なんでやねん!とみんな爆笑です。噛み癖もうしっかりついてるがな。これは落語家になっちゃ駄目です。

颯太くんは草原兄さんから照明ブースを見せてもらうことになり、兄さんたちも仕事に戻ります。喜代美もついていこうとしますが、師匠たちも心配するから、表に出ないで休んでろと草々兄さんに止められてしまいました。
やることもなく、仕方なく寝床でお弁当の包装を手伝っています。しかし本当に美味しそうだなぁ弁当。
「お箸、若狭塗箸なんですね」
芸が細かいA子の仕込みでした。しかし、結構豪華弁当だし、若狭塗箸って高いんじゃないのか?
流石A子、って言ったところで、ちょっとB子に戻ったんじゃないかという気がしましたが、大丈夫なのかなぁ。

師匠たちにもお祝い弁当を配りに来ると、「豊作落語」がどうとか言ってベテラン噺家師匠たちの笑いさえかっさらっているお母ちゃんがいました(笑)。喜代美が弁当をみんなに配ると、尊徳師匠の弁当にだけ、箸がついていません(爆)
他のみんなにはついてるのに、自分だけ箸がなくて、美味しそうな弁当目の前に生殺し状態で駄々をこねる尊徳師匠がちょっとうざ可愛いです。
「なくなって初めて気づく箸の存在」
とお母ちゃんが言います。食卓の脇役のお箸も、なくなったら困るものだと、名脇役なんだと言います。その言葉に何か感じ始めた喜代美。
照明ブースの颯太くんにもお弁当を届けに行くと、颯太くん、
「若狭ちゃん、やってみる?」
と気を利かせてくれました。草原兄さんから、喜代美が大事なオープンの日に出られなくて凹んでることをきいたんだそうです。あの落ち着きない子が大人になったなぁ。

オープン当日、小次郎&なっちゃんも来てます♪
小次郎、自分が出した200万円(=五木から返ってきた200万円)が一部になった小屋を(特に天井を)口開いて眺め倒してます。可愛いなぁ。そこへ、久々に磯七さんが帰ってきました!磯七さんの願いでもあった常打ち小屋のオープンの日に、来ないわけがないもんねー。そして、すっかり人のいい顔になった鞍馬会長もしっかり見に来ています!この小屋の完成を待ち望んでた人は本当にたくさんいるんですよね。
そして、オープンの時がついに訪れ、喜代美はステージ上の兄さんたちに照明を一人ずつ当てます。
「ようこそのお運びありがとうございます」
という草原兄さんの挨拶が始まり、草々、小草若、四草、小草々と挨拶が続きます。相変わらず底抜けモードな小草若に安心、
「頭の悪いお客」ネタがウケる四草。四草の将来は、綾小路きみまろで決まりだな。
久しぶりに登場した小草々くん。メガネかけてないと結構美形です。小草々くんの口から、若狭塗箸がテーマだという言葉が出たとき、喜代美の気持ちがどこか動きます。塗箸といえば、小草々くんにとっても特別なものなんじゃないでしょうか。嘘をつきまくって人に迷惑かけてたとき、正平ちゃんを通して、自分に素直になることを教えられた小草々くん、初高座祝いに手渡された、何の値打ちもない(笑)はてなの茶碗の箸(正平・作)には心打たれたはずです。どこか、若狭塗箸のことを言う小草々くんの言葉は心がこもっている気がしました。それを見ていて、
「人にライト当てる言うのは、できない仕事やな」
という順ちゃんの言葉を思い出した喜代美。がんばって落語家になったのに、大事な常打ち小屋オープンの瞬間に、ステージに上がれず、脇役の照明係になってしまって複雑だったのに、自分が当てたライトの中で拍手喝采を浴びる兄さんたちの姿、何より喜んでいるお母ちゃんの顔を見たら、高校の時とは何か違う思いが込み上げてくるのでした。
しかし、高座は諦めてよかったと思いますが、徒然亭一門の一員として、喜代美はご挨拶の時くらい出ちゃ駄目だったのかなぁ?まだお腹大きくなさそうだったし。確かにまったく登場しないっていうのは何だか可哀想な感じもします。ちょっと、まだ喜代美が弟子入りしてなかった頃の、師匠と4人の弟子時代に戻っちゃったみたいで。。

…なんか、ちりとてちんって箸よりも落語よりも「照明係」がテーマなんじゃないかと思えてきました。。。

最終回のヒントは順ちゃんにあるような気がして仕方ありません。

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