ちりとてちん#148

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ひぐらし亭で「ちりとてちん」をかけている喜代美。落語の途中だというのに、女の子が上がってきちゃいました。あ、なんだ妄想か。落子だったのか。
おなかがすいたとごねる落子のせいで、落語を中断せざるを得ません。怒ったら泣いちゃうし、そこにヒゲ面でどう見てもヤクザの草々まで上がってきて、舞台の上で怒られる喜代美。
体調が不安定な、、、せいなのか、、いや元から妄想ばっかりしてたけどね。草々の一声で目が覚めた喜代美。ついでに(?)悪阻がきてえづいてるのを見て、草々だけでなく、他の兄さんたちも心配しています。どっちかというと、小草若とか四草のほうが父親より心配してる気が^^;
今なら予定変えられるぞという四草に、喜代美は大丈夫だと言います。しかも、いつもやってる創作落語ではなく、「愛宕山」をかけたいと言い出しました。
草若師匠の落語を伝えていけているのか今頃になって疑問に思ったようですが、それは弟子入りしてから散々悩んで、一度は師匠に文句を言って、師匠が亡くなる直前にやっと納得したんじゃなかったっけ?どうして今になって悩み始めたんだろう?

喜代美妊娠のニュースは魚屋食堂にも届いていました。持ってきたのは松江さんですが(笑)
秀臣さん夫婦も来ていて、A子に会社を任せているためにすっかりお気楽モードで、幸助さんも羨ましがっています。
松江さんが
「B子ちゃん、おめでたなんやてー!?」
と騒いできたとき、小梅ちゃんも嬉しそうでしたが、誰より、順ちゃん・友春夫婦が心から嬉しそうでした。特に友春くんは小草若の時もそうだけど、後半になってすごく人の気持ちがわかる人だし、人のことで喜べる男になったなぁと思います。大好きです。何だかんだ、この夫婦は双子の親だもんなぁ。

愛宕山の稽古を一人でしている喜代美は、相変わらず悪阻がひどく、またおえっとなっているところに、、



「ノcノノ´▽`ノ<喜代美~~~!」



うるさい!(爆)
体調が悪いところにはあまり来てほしくない大声の叔父さんが入ってきました。いや、ヴィジュアル的には非常にいいお見舞いになりそうですが、大声は頭にもお腹にも響くので極力抑えてあげてください(笑)
「おめでとうさん♪なんか、お祝いせなあかんのう~!」
相変わらずお金なさそうなのに、お祝いする気は満々の小次郎です。しかも、子供じゃなくて姪っ子なのに。よっぽど甥っ子姪っ子が可愛いんだなぁ。そんな貴方が一番可愛いです。
「ええってそんなの」
「ほやけど、な。目出度いことやさけぇ」
「それを叔父ちゃんはお金儲けに利用しようとするんやな」
「…ちぇっ!!(どうした!?)」
一瞬でものすごい不機嫌になっちゃいました。
「ほうですかー!どうせ私は宝くじの一発屋でございますよーだ!(怒)」
恐らくひぐらし亭で初めて不貞寝した人だと思います、小次郎。
そんな空気感のおかしいおっちゃんの姿を見て、不安にかられた喜代美は、妄想の中で号泣しています。



落子が小次郎化!!??



ちゃんとジーパンに花柄シャツを着、しっかりサングラスを頭にのっけた落子が小次郎みたいに不貞寝してます(爆)
しかも首には、懐かしいあの黒猫巾着袋が更に改良され、お守り袋に。
「おまえがちゃんとせぇへんからやろ!娘は母親の姿見て育つんや!」
と、理不尽に怒るDV草々(だから、何で喜代美の妄想の草々はDVモードなんだ)。父親にだって責任あるだろ!!と怒るよりも前に、母親じゃなくておっちゃんの姿見て育ったからやろ!!と突っ込みたくなる妄想です。
でも、真里乃ちゃん、可愛いvv

小次郎と、小次郎化正平と、小次郎化落子を三体並べたいです(鬱陶しいな)

きゃああああ!!!と扇子を放り投げて吃驚した喜代美の悲鳴に、小次郎も吃驚してます。
「おっちゃん」
「ん?」
「悪いけど、帰って」
「何どぉ、喜代美ー??」
「ええから、帰って。ごめんねー、ばいばーい♪」
「ひひひひ、ばいばーい(涙)」

…小次郎、お祝い言いにきただけなのに追い返されちゃいました^^;

しかし、理不尽に邪魔者扱いされてるというのに、それでも笑いながら出ていける小次郎って、大人だ。

小次郎の大声のせいで具合が悪くなった喜代美のところに、今度はお母ちゃんが入ってきました。糸子さん自身悪阻がひどかったからと、栄養のある越前蕎麦やらなにやらを喜代美のために作ってきてくれました。あの忍者が~と、また昔のように、蕎麦と忍者の薀蓄を語りだすお母ちゃんに、少々鬱陶しさも感じているような^^;
でも、娘のためにこんなにしてくれるなんていいお母ちゃんじゃないですか。
その蕎麦を平らげて見せた喜代美ですが、実は悪阻がひどく、お母ちゃんにも草々兄さんにも隠れて吐いていました。
ひぐらし亭オープニングの高座に上がれなくなるのが嫌なんだと思いますが、何とかして具合が悪いのを隠そうとしてるのが悲しかったです。
ケロっとした様子を装って草々兄さんに愛宕山の稽古をみてもらっていますが、流石、お母ちゃんは何もかもお見通しでした。
そのお母ちゃんが稽古途中に入ってきて、
「草々さん、ちょっとの間この子を休ましたってもらませんやろか?お願いします」
と、草々兄さんに頭を下げて頼みました。
「自分の身体のことは自分がようわかってんねん!!」
「あんたは昔お母ちゃんのお腹の中におったんや!ほやからわかるんや」
喜代美は嫌がりますが、何よりお腹の子供を気遣ったお母ちゃんの言葉に押され、あんなに楽しみにしていたオープンの日に高座に上がることはできなくなってしまいました。。。喜代美、可哀想。
でも、落語バカだった草々兄さんが、
「俺かて、お前とお腹の子が一番大事や」
と言ったのが嬉しかったです。

寂しく小屋の椅子に一人座っている喜代美のところに
「おめでとう」
と順ちゃんがお祝いに来てくれました。
「じゅ~~んちゃ~~~~~~ん!!!」(必殺の玉助ではありません)
と、高校の時のように変な声出しながら首を締め上げる喜代美(爆)
「脇役のB子のままや…こんなんやったらお祖父ちゃんとの約束守られへん…」
と、完全に凹んでしまった喜代美に順ちゃんは言います。
「大丈夫や!!だてに十三年経験積んだんやで。似たような経験したって、おんなじような結果にはならへん

うん、順ちゃんが大丈夫というのだから、大丈夫なんでしょう。糸子さんの勘と順ちゃんの大予言は絶対だと思います。きっと、似たような
ことをして、そしてまったく違う結果が待っているのでしょう。具体的にはどうなるのかわかりませんが。。。兎に角、一人だけこのままB子モードだったら可哀想だなぁ。。。

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