ちりとてちん#133

この記事は約5分で読めます。

磯村屋さんの前で、木曽山くんの本心を暴露してしまった上、びんたを食らわされて凹んでいる木曽山くんのところに草々が入っていきます。
「よかったな。どついたのが俺やったら、お前の初高座一年後や」
恐竜だもんなぁ。。。
「ええか?木曽山。落語は何百年もの間、何千人もの人たちの口から口へ伝えられてきたもんや。来てくれはるお客さんらがみんなに伝えてきてくれはってんや。そのこと絶対忘れたらあかん」
その言葉に動かされたらしい木曽山くん。あれ?意外と単純なのか?
ずっと凹んでる喜代美と正平くんがいます。木曽山くんの声をきいてどねしようとB子モードでなかなか開けられない喜代美を見て正平くんは「開けるで~」と。
草々兄さんの言葉をきいて、喜代美を呼びに来たんですね。
木曽山くんは、今度こそ本気なのか、
「散髪屋さんの落語会に出さしてください!お願いします!」
とお願いします。まだ早い!と流石の草々も言います。修行が足りないもんね。しかし、、一生懸命土下座している木曽山くんを見ていて堪らなくなった喜代美、さっきまでめっちゃ怒ってたはずなのに急に一緒になって、
「お願いします!木曽山くんを出してあげてください!」
と草々に土下座です。どっちだよ。。。
結局草々兄さんも喜代美がそこまで言うんじゃという感じで、3人で寝床にいる磯七さんの前で集団土下座です。
「「「お願いします!!!」」」
あれ?正平くんも一緒に頭下げてる。君が頭下げることないのに^^;
きっと自分に共通する部分があったから他人事と思えなかったんでしょうね。
けど、磯七さんも心が広いなぁ。
「もうええって!俺は…一遍でも仰山落語が聞けたらそれで嬉しいんや…」
そんな心の広い磯七さんのおかげで、木曽山くんは無事初高座に出られることになりました。

喜代美にお礼を言いにきた木曽山くん、言い終えて帰ろうとするのを正平ちゃんが引き止めて言います。流石正平くんは大人です。
「木曽山くん、やっぱり嘘はほどほどにしといたほうがええで。木曽山くんがほんまの気持ちを打ち明けたさけぇ、お姉ちゃんかてほんまの気持ちをぶつけられたんや。そうせんと、ええ関係は築かれへんと思うで♪」
「やっぱり…苦手やな♪正平さんは
この木曽山くんは嬉しそうでしたね。「苦手やな♪」って今逆のこと言ったんですよね、きっと。
そして正平くんは、嘘ついて自分の本心を偽ってる木曽山くんを見て、きっと自分もお父ちゃんたちに本心を隠し続けて傷つけてしまったことを思ったんでしょうね。
するとドアをノックする音がして、お母ちゃんが来ました。そんな、近所に住んでるみたいに。。
「紳士用のパンツが半額になっとってなぁ!」
また定期便で来たっぽいですが、、お父ちゃんの箸でも届けにきたんだろうか?と思ったら、正平のパンツを持ってきたらしいし(笑)
「迎えにきたんやな。お母ちゃんは正平のことが心配やさけぇ、ごちゃごちゃ言うて迎えにきたんやな」
珍しく落ち着いてる喜代美。
「お母ちゃん、長いことあんたに甘えてしもうて…」
「僕こそ、長いことよう甘えんで…ごめん…小浜帰って、お父ちゃんとよう話してみるわ」
お母ちゃんは「帰ろ♪」と正平くんの手を引っ張って走っていきました。
そんな母と弟を見て、「他愛ないのう」と温かい目で見送る喜代美でした。
お母ちゃんに手を引っ張られて何だか子供らしい正平ちゃんに和み♪
木曽山くんの改心を見ていて、それに引き続き、お母ちゃんも正平も本当の気持ちを打ち明けられたようでよかったです。

そして、木曽山くん、めでたく(?)初高座が決まり、徒然亭一門全員集合の中でいよいよ高座名を師匠からもらうときになりました。
「お前の名前は…


 徒

 然

 亭

 小

 草

     々

や!」

最後字、ちっちゃ。。。
前にとあるバラエティ番組の心理テストで見た、文字を均一に書けてない人は計画性がないというのを思い出しました。草々って、、、確かに計画性なさそうだなぁ(笑)
しかもあんまりありがたくない名前だなぁ。。若狭の名前が決まったときの「敗訴」っていうの思い出しました。これこそ木曽山くん、敗訴でしょ。
あ、木曽山くんだけに「起訴山」で敗訴?(くだらんことを言うな)
しかし、先日寝床で言ってた「草」の字か「々」という字かという話に笑ってはいましたが、結局両方ついちゃったね(笑)
あと、みんなが、はてな?という顔になったのを見て草々兄さん、
「こそうそうや!」
と強調して言ってましたが、名前の中に「うそ」って言葉が入ってるのはわざとですか?

ごめん、木曽山くん、、君のことを考えるとくだらないことしか出てこないよ。。。

「小さいという字が取れるようがんばれという意味を込めてつけた名前や」
いたって真剣そのものの草々。
「パクリやないですか」>四草
「どっちかゆうたら、他に手がなかったいう感じやな…」>草原兄さん
そこへ、奈津子さん&小次郎乱入。何故小次郎まで?小次郎はフリーライターアシスタントになったのか?(笑)
そして、喜代美はお父ちゃんに作ってもらった箸の入った箱をいよいよ木曽山くんに初高座祝いとして渡すときがきました。
箸を受け取った木曽山くんは嬉しそうに木箱を開けます。
喜代美は満足そうに祖父ちゃんの言葉をまんま木曽山くんに話しますが、後ろから小次郎がなんかちょんちょん突っついてますけど。。
「もう何やの!?おっちゃん!!」
「あぁあぁ、、、その箸、正平が作ったのと違うこ…?
「えぇ!?」
やる気満々の喜代美の背後でなかなか言い出せずにおろおろしてる小次郎、可愛すぎ♪
「それ、値打ちあるんですか?」>草原兄さん
「まぁ、、素人が作った箸や…さけ…」
喜代美に口塞がれそうになってます。これ、へしこ丁稚羊羹の時の顔面わしづかみの仕返しみたいで笑えました。ホント似たもの同士だなぁあんたら。
「そんなばったもんを初高座祝いに…(冷)」

ばこーん!!!

相変わらず容赦なく四草の頭をはたく小次郎&さりげなくなでなでする草原兄さん(笑)
しかし、木曽山くんはその箸を見て喜んでいます。
「正平さんが言うてました!」
根性捻じ曲がった嘘つきの木曽山くんの心を動かしたのは、師匠でも女将さんでもなく、タイプは違うけど同じく自分の心を偽っていた正平くんだったということですね。流石正平くん。家

タイトルとURLをコピーしました