ちりとてちん#119

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慶応だと思って探しにきたら実は貧乏で、自動車整備工場で働いてて、車椅子の弟がいて、嘘がばれたんで、開き直ってついでにクリーニング代払うからって取りに行ってる間に、車椅子の弟と目が合って、ニコって優しく笑うような女は嫌だ。

…と思ったけど考えればああいう状況なら自分も笑うわ。いや、亀梨くんのドラマの再放送の話ですが。

こんにちは。メガネ女です。嘘です。

嘘つながりで今日のちりとてちん。
久しぶりに大阪で再会したA子とB子。すごい黒い怖い笑顔で入ってきましたけど、話してみると昔のA子とあんまり変わってなかったので安心しました。
よかった、昔のあたしはもう死んだんだよぉ~になってなくて。まぁ、これからなる可能性もないわけじゃないですが。
師匠のこともどこかで聞いたようで、ご愁傷様と手土産持ってくる辺りなどは、流石A子だなぁと喜代美じゃなくてもちょっと思いました(笑)
しかし、幸せそうな喜代美を見る目は時々ちょっと羨ましいというか嫉ましいというか、素直に喜べていない何かがありました。「結婚おめでとう」の中にも、まだ草々兄さんのこと諦めたようで諦めていない感じが残っていたし。
そんなA子の様子にも全く気づかず、喜代美は分かれたときのぶっちゃけ事件とか昔のことを懐かしく思い出しながら、東京で何やってた?とあの時以来A子のことは友達として見られているのかなという感じでした。
しかし、A子は東京でも企画関係の仕事をやったりはしていたものの、お母さんの看病のために小浜に帰り、今は若狭塗箸製作所の手伝いをしていると言います。今日は仕事の関係で大阪にきたので、B子のことを思い出して寄ったと言ってましたが、絶対草々兄さんに会いにきたんだよね。
後で、A子が来たことを草々兄さんに話して「会いますか?」という喜代美に、
「おまえはええんか?」
と気遣う草々兄さん。いつからあんたそんなに空気読めるキャラになったんだよ!益々ポイントアップです。うおー偉くなったな恐竜!お母ちゃん感動だよ!(誰だよ)

天狗芸能では、鞍馬会長のところに小草若がいました。会長が何やら渋い顔をしてます。
「どないする。親父の意志を継ぐ気はあるのんか?と訊いてんねん。金だけの話じゃあらへんねん。いずれは草若の名を告ぐ気はあるのんか?その覚悟はできてんのんか?そない訊いてんねん」
今、ゴリさんに小梅ちゃんが乗り移ったかと思いました。
跡継ぎ問題出てきたか。。しかし草々兄さんも小草若が継ぐべきだと思ってるよね。でも本人は素直に継ぎたいと思ってる感じではないですね。いや、継げないと思ってるのかなぁ。。。
どうでもいいけど、あのお菓子は師匠が買ってたのと同じ店のかなぁ。

さて、A子はおいといて新弟子の木曽山くんのことです。(今、一瞬木曽山くんのことを忘れてたので誰!?と吃驚しました)。最初はあんなに完璧にやりこなしてたのに、ある時、買い物に行ったっきりなかなか帰ってきません。
やっと帰ってきたと思ったら、
「おばあさんが目の前でこけはって。膝小僧から血が出てて。薬局で絆創膏を買って送ったんです。そしたらそのおばさん、千里のほうから来てはって…」
「千里!?」

千里ときいてナレーションの人を想像したのは絶対私だけじゃないはず。
ここで大阪ラプソディのアレンジBGMが流れたらウケたのに。

大阪行ったことないんで全く地理がわからないんですけど、徒然亭がある天満宮付近から千里というところって、電車で40分くらい?(地元民じゃないので違ってたらごめんなさい)
うちのほうが田舎なんで全然大した距離に思えないんだけど、、、でも、知らないおばあさん送り届けるにしちゃ遠いか確かに。
千里って聞いて勝手に4000kmを想像した私が悪いんですが。

「人に親切にするのもええけど、何もそんな遠くまで送っていかんでも」
と喜代美が言うと木曽山くん
「すいません!!そのおばさん、ちょっと、…亡くなった母に似ていたもので(泣)
それを聞いて言葉をなくす喜代美。
「そうかぁ…それやったらしゃぁないなぁ…!」

奥から目頭押さえた草々兄さん登場(爆)


ホント弱いんだなぁ悲しい話。というか、そういえば高校生くらいの歳になってもパズル壊されただけで号泣してたような男だからな。普通に涙もろいんだろうなぁ。
しかし、その後もまたバケツやら雑巾やら放置で姿を消している木曽山くん。流しの洗い物もやってません。喜代美がしょうがないなぁという感じで洗い物を始めるんですが、この時の喜代美、柔らかい感じで女将さんっぽくてよかったです。
そこに木曽山くんが戻ってきて慌ててますが…

早速順ちゃんに電話した喜代美。さっきの木曽山くん、猫の親を探していたと言ってたらしいですね。
しかし、親が亡くなったという話より、子猫の親を探してたという話だったら、おまええらいぞ!と思ってしまう私は、大の猫好きです。
そんなことはどうでもいいんですが、受話器の向こうで順ちゃんは
「親が子供にしてやれることは一つだけや。愛情をかけてやること」
と聖母の微笑みで双子を見つめています。しっかりお母ちゃんやってるなぁ。ついでにアホボンも子供を遊ばせてやってて偉い。

ある日、喜代美は自分も高座に出なくてはいけないので、草々兄さん、いや草々師匠の、いや、なんかすごい違和感あるな、、うちにとっての師匠は草若師匠だけだ。師匠という名の草々兄さんのお世話を木曽山くんに頼みました。
しかし、奈津子さんの睨んだとおり、木曽山くん、胡散臭すぎる。
そして出かけていく喜代美の背後から気配を消したA子が。。。
これはやっぱり、草々兄さんに会いに行く気か!

どうでもいいんですが、廊下で掃除してる木曽山くんを見てたら、ウォーリーを探せを思い出したのは私だけですかね?

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