ちりとてちん#65

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テレビで石原裕次郎がドラム叩きながら歌ってます。あれはかっこいいんだろうか。昼間には稲垣潤一がドラムを叩きながら歌ってました。クリスマスキャロルの何ちゃらはそんなに好きじゃなかったんですが、RAINとかって歌が思いっきり80年代テイストで、めっちゃかっこいい曲で、どっかで試聴できないかなとか思ってます。80年代だから、ちょうど京本さんのアルバムの好きな歌とアレンジが同じタイプで、ツボだったんです。京本さんの歌は80年代のアイドル系じゃなくて、ちょっと大人のニューミュージックなんだね。そこがめっちゃ好きでした。ベース音が重く響くアレンジが超かっこいいです。

しかしロマンティックが止まらないの人も見てて思いますが、ドラムを叩きながら歌うっていうのは、難しそうだし、どっちかに集中したほうがいいと思います(余計なお世話だ)。



さて、それでは今日のちりとてちんです。
昨日今日と、小次郎のことしか考えられません。でも一応全部触れます。今日はすごいいい話だったし。最近ウダウダイライラムカムカって感じでしたが、久々に「ちりとてちん」を見た!っていう感じがしました。

内弟子修行中は恋愛禁止なのに草々兄さんに恋してることや、草々とA子が付き合い出してから、忘れたくても忘れられなくて、二人が別れたらいいのにということばかり考えてるということを師匠に打ち明けます。
「A子は私にとって、天から降ってきた災い、天災なんです!」
存在してるだけで災い呼ばわりされる相手も辛いなぁ。。
性根の腐った嫌な人間の自分に嫌気が差して、師匠に破門してほしいと頼みました。こんなうじうじした喜代美に師匠がぶち切れました。
「あのな若狭…軽々しう破門やなんて言うな!今すぐ放り出されてもおかしない!」
破門するのかしないのか、どっちなんだ。
「すんま゛せーん(TдT)」←こんな顔
「泣ーくーなっ!その涙と鼻水どうにかせぇ!」
ティッシュ箱を投げられて、鼻かむ喜代美。っていうか、、こんなリアルに鼻かむ女優さん初めて見たんですけど(笑)
今ドロドロした気持ちでいっぱいなのも修行の一つだという師匠。嫌な自分を見てる喜代美の苦しい状態がわかってるんですね。その先には「もっともっと楽しい落語にしてくれるはずや」と。
「A子ちゃんのこと天災やいうてたな、確かにそうかもしれんけど、降ってくる夕立と違うところは、話ができる相手やいうことや。自分と向き合うことができたら、次は相手と向き合わんとな」
師匠は優しいなぁ。厳しく言うときもあるけど、すぐに放り出さないで優しくしてくれる。しかも優しいだけじゃなくて、ちゃんと相手の悩みとか心の中身まで見てくれてる。こんな人、職場とかにいたらすごくいいなぁ。。


小浜の家ではカップラーメンを作ってる正平ちゃん。人影に気づき吃驚してます。クールなポーズで微笑む小次郎でした。流石隠密。
「頑張っとるのうー」
「おー、推薦狙っとるでぇ♪」
やっぱ特待生狙いですかね。お金払えないしね。
「大丈夫や。正平ならハーバードでもケンブリッジでもどこへでも行けるわ」
そんな大学名まで知ってるのか小次郎。
「ほんまにおっちゃんは、頭の中が世界旅行やなぁー」
「はっはっv」
頭が常夏かと思ったら、世界旅行か。どんどん大規模になっていくんだな、頭の中だけが。
「がんばれよ。おっちゃんも祈っとるさけぇな」
「う、うん」
いつものお守りを見せながら、わしわしと思いっきり正平ちゃんの頭を撫でるところ、ホントにおっちゃんって感じで、普通に笑顔なんだけど、やけに物悲しいシーンでした。小次郎の後ろ姿を見ながら、何となく様子がおかしいというように首を傾げる正平ちゃん。あれ?おっちゃんちょっと様子おかしいな、というあっちゃんの目の動きがすごいよかったです。
何?何なの小次郎?まさかどっか行っちゃうのか??昨日正典さんと糸子さんにあんなこと言われたからか??うわーん、何であんなに笑顔が悲しいんだよぅ(T_T)

っていうか、正平に向けた顔はおっちゃんの顔なのに、振り向いた一瞬の顔がいつもの美少女顔なんですがどうしたらいいんですか。か、可愛い。。正平、おっちゃんなんか考えてるぞ!引き止めろ!今すぐ引き止めろ!(昨日の小草若風)


そして、寝床寄席の準備が始まっています。あれ?いつも誰がどの演目やるのかなーと思ってチラシを見るのを楽しみにしてるんですが、今日は演目書いてないですね。しかし、このチラシ、いつも違うことが書いてあって凝ってますよねー。なすびの絵が可愛いです。
草々が喜代美に太鼓の稽古しとけと大声で呼んでますが、師匠が出てきて
「若狭欠席やで。天災と決着つけんことには、天災やられへんいうて」
何のことだか恐竜男草々にわかるわけがありません。それを見て、また「さぁ?」というか、わからんやろなぁみたいな表情で小首を傾げて部屋を出ていく師匠。

喜代美は、天災ことA子に直接会いに行き、小学生の頃からの思いをストレートにぶちまけます。
「私な、A子のことずっと苦手やった…小浜にきたときから」
「B子…」
「そのあだ名も!ずっと嫌やった」
そんなストレートにぶちまけなくても。。。A子可哀想。いくら空気読めないとはいえ、何も悪気なく親友だと思ってた人に、ストレートに苦手だなんて言われたら、ショックですよ。苦手=嫌いって意味ですからね(厳密には違うけど、言われたらそう思うよ)
草々のことも好きだったとか、今更言われても!って感じですよね。
喜代美としては、今まで言えなかったことを人生で初めて面と向かって言えたというところですが、誰よりA子のショックを考えるとそういう意味で胸が痛みます。恋愛話だけなら恐竜男と淀川にはまってしまえばいいとか思いますが、喜代美のことに関しては、逆にA子にとっては喜代美が天災だよなぁと思うわけです。
「東京には行かんとって」
こういわれたらA子普通に東京行くよな。東京で活躍してほしいとか言ったのは全部嘘だと打ち明けます。
でも、草々さんの前で胸張って生きられん人間にはなりたない。

A子の目にも涙が滲んでます。寝床で私の居場所に入ってこないでって言われた辺りから、流石に気づいてたのかなぁ。
「草々さんの側におってあげて。お願いします」
と頭を下げられ、どうしていいかわからないA子。あそこまで言われてぶち切れないA子はある意味神です。
結局、やっぱりA子のほうがええ子なんです(黙れ)
鈍感娘は鈍感娘なりに本当に仲のいい友達だと思ってたんだろうし、喜代美の今まで知らなかった部分曝け出された

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