ちりとてちん#63

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今日のキャストが(回想)ばっかりで異様なんですが(笑)


さて、草々とA子が抱き合う現場を目撃してショックを受ける喜代美ですが、その一方「寝床」では、もう既に草々とA子が付き合ってることがバレバレになってます(情報源は?)
「A子ちゃんってあの若狭ちゃんの友達のやろ?いやぁ~、草々くんになぁ~」
とやたら吃驚してる菊江さん。熊五郎さんも不思議がってましたけど、やっぱりそんな珍しいことなんだろうか。
「昔は小草若に対抗して何人か女の子と付き合うてたりしてたんやけどな」
「そやかてそこら辺の公園行ったり、お好み焼き屋さん行ったりするだけで手ぇもつなげへんのやさかい」
「そんなん付き合うてる言わへんで??」
ハードな人生を送ってきたと思われるお咲さんの発言は、やはりハードです。
草々も一門構えて弟子作っていずれは結婚しなくてはと、かなり私生活まで心配してる磯七さんは、ホント落語に出てくるご隠居さんみたいな人だよね。
「そしたらA子ちゃんが女将さんになるんか?」
「ええ?あの子が~~!(大ブーイング)」
「咲ちゃん、あのタイプ嫌いやもんな。。(苦笑)」
嫌いそうだなぁ。奈津子さんの肉じゃが女といい、きっとできる女に男を取られた経験も多いんだろうお咲さん。それいうと、このドラマ、俗に言う負け組みたいな人たちばっかりなんだよね。そこがいいんだけど。このドラマ的に言うと、天然で恵まれキャラのA子は完璧嫌われ者です^^;
可哀想なのは若狭やと磯七さんが言うと、今まで気がついてなかった熊はんがまたまた驚いてます。うどんの切れ端とか歌ってるくせに、あんたも鈍いのか。や、でも磯七さんとか勘がよすぎだよな。。伊達に、いつ働いてるかわからないくらい居酒屋に集合してるだけあります。
「でも相手がA子ちゃんじゃなぁ。あの子はそこらにおらんくらいええ女やで。若狭ちゃんも可愛らしいことは可愛らしいのやけど、なんというか未知の生物…(バシッ!)」
お咲さんに叩かれてやっと気づいてますが、当の若狭がどんぶり持って入ってきてます。これは可哀想すぎです。
何にも気にしてないふりして笑顔で帰ってきますが、内心腸煮えくり返ってるだろうなぁ。。そうじゃなくても現在の喜代美は黒モードだから。
未知の生物といえば小次郎もだけどね。


小浜の家では、秀臣さんの援助など要らんと契約取り消してお金に困ったお父ちゃんが、帰ってきてました。お金貸してくれるとこを探しにいってたようです。借金レベルか。。やっぱり、言い方はムカつくけど援助は受けておいたほうがよかったよな。。。
お母ちゃんは、正平くんの大学のこともあるし、喜代美のためにも何とかしなければと、お父ちゃんに、我慢して秀臣さんのお世話になってほしいと頼みます。
母親としては心配でしょうね。お父ちゃんは職人としてのプライドがやはり先行してますが、糸子さんは常に家族のことを考えてる人だし。
そんな話をしてるのを、影から見てる小次郎。久々に見る隠密モードです。京本さん、今までにあのアングル、あのシチュエーション何百回やってきただろうな。
常日頃不貞寝してるかアホなこと言ってる小次郎が黙ってしんみりしてるとホント切ないわ。

草若宅では、草原兄さんのところに飛び込んできた小草若が、草々がA子と付き合ってることを知って激怒してます。喜代美と草々のことは恐らく気づいてないようで、喜代美が思いっきり目の前で廊下雑巾がけしてるというのに、草々A子話で一人盛り上がってます。慌てて「小草若!稽古しよ;;」と他所に連れていこうとする草原兄さんです。
しかし、小草若、喜代美が草々好きだってこと知ったら余計怒るんだろうなぁ。。
小草若はアシスタントに手出されたことで怒ってたけど、今でも喜代美のこと可愛い可愛い言ってるから、A子が好きってことはないのかな。
隣りの部屋に放り込まれる小草若。
「若狭の前であの二人の話はすんな!可哀想やろ!失恋したのに…」
「誰にですのん!?」
「草々にや」
「えぇぇぇぇ!!??」
やっぱり気がついてなかったっぽい。
「そ、そんなぁ!まさかそんなぁ!!」
怒るかと思いきや、駄々っ子みたいで意外なリアクションだった(爆)

一息ついてホッとしながら草原兄さんが部屋を出てくると、今度は廊下に四草が。。
「草々兄さん、取られたんやってな」
そんなストレートにおまえは。。今度は何をもらう気だ。
アチャー、、、って顔してる草原兄さんが、色んな意味で大変そうです。空気読めないとき読めないんだよなぁこの弟子らは。しかもよりによって同じタイミングだし。
「お前が年季明けるまでに結婚してるかもな。なっ!」
「四草、稽古しよ;;;」
草原兄さん、ホント優しいなぁ。

そんなにみんながてんてこ舞いなのも知らず、草々はA子の家で手料理食べてるし。しかしデレデレで女のことしか考えてない草々はホント面白くないわ。。
その頃ご飯の支度をしてる喜代美のところに師匠が入ってきます。
「草々は?」
「出かけてるみたいです」
「デートか」
「そうみたいです」
「草々もうプロポーズしたみたいやで」
「えぇ!!??;」
「嘘やがなぁ(ニヤニヤ)」
あんたもたち悪いなぁ。。まぁ、うどんタダにするために熊はん騙くらかして死んだふりしてみたり、料理屋で知らないおっさん指差して食い逃げしようとするくらいの人ですからねぇ。
怒ってる喜代美のてんこ盛りご飯見てちょっと引いてる師匠。
「若狭、ご飯済んだら稽古しよか?」
「ほんまですか!!」
いつの間にか喜代美は、草々か落語かの2つに絞られてきたみたいですね。落語が上手くなりたい気持ちはなくならないのが何気に偉いです。ちゃんとやりたい道を諦めずにやってるじゃないか。
お題は「天災」です。

「…バカボンですか??」

…天才じゃないです。
すぐに手が出る気の短い男が心学の先生に、何が怒っても天災だと思って諦めろということを言われるんですが、これは武男に教えてやったほうがいいと思う。
殴りますかと疑問系でありながら、誰にも許可されることなく殴りに行って結局みんなに羽交い絞めにされる男のお話です。寧ろ、武男なら、天災にすら怒りそうですが。

「瓦が落ちてきて貴方の頭に当たったら貴方どうします?瓦と喧嘩しますか?」
「瓦と喧嘩できるかいな!住んでる奴に文句言うわ」
「誰も住んどらんかったらどうします?」
「誰か引っ越してくるまで待つわ」
「あんた気短いんだか長いんだかわかりませんな…」
ってとこが面白か
ったです。

天災といえば、随分の昔に順ちゃんが言ってたことと全く同じですね。順ちゃんが大予言というか、順ちゃんは落語好きだったんじゃないか?B子の落語聞いてみたいなとえらい興味持ってたし。

しかし、天災だといわれても、天災だと思えなかったら無理だよね。
A子と草々さんのことも、天災だと思えないの当たり前です。
落語の稽古しながらお膳を拭いてるとき、電話がかかってきて出ようとしますが、即行草々さんに追い越されます。A子からみたいです。しかし、完璧に私用電話だな。やっぱり電話代かかるとやだからA子にかけてもらってたりするんだろうか。何時に電話かけてきてとか言ってるのかね。
目の前でラブラブ電話されて腹立った喜代美が、デカイ声で落語喋って妨害しようとします。
「おい!」と言ったから怒るのかと思ったら「ネタ飛んだぞ!」って、聞いてなさそうで何気に聞いてるところが、流石落語バカ。。。よく両方声聞き取れるな。

しかしずっと天災と申しますーばっか言ってるな。
天災のセリフを忘れる喜代美ですが、教えてくださいと頼んでも、算段の平兵衛を稽古つけてもらえないせいでふて腐って教えてくれません。
仕方がないので草原兄さんが教えてくれることになりました。
「天から授かった才能、これをほんまの天才って言うんやけどな」
上手い!って、兄さんは高座に上がらないとホント饒舌だよなぁ。
その面倒見のよさが、草原兄さんのもう一つの才能を開花させるようですが、何??
四人の弟子の中で、唯一普通だもんなぁ。草原兄さんが一番いいんだけど、妻子持ちなのが残念だなぁ(え?)

喜代美は、小浜での一件を奈津子さんから知らされて初めて知りました。小次郎、喋りすぎ(笑)
しかし、小次郎は奈津子さんから喜代美のこと聞いて、奈津子さんには和田家の話ばっかしてるみたいだけど、家族のこと以外あんま話さないんだろうか?
ていうか、家には言ってないのかな。草々とおんなじで電話デート?
奈津子さんもA子みたいなのは嫌いなのこともあり、喜代美に同情してくれてます。

寂しそうなお父ちゃんの箸工房をまた覗いてる小次郎。心配でたまんないのね。
なんかしんどくなってきたな。。小次郎が珍しく何かしそうな顔してます。

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