ちりとてちん#56

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今日の小次郎、、可愛すぎてどうしようって感じ。なんて拗ねるのが似合うんだ。

初高座を目の前にして、みんなからの励ましが逆にプレッシャーになってしまう喜代美@若狭。
そんな中でも草々さんに抱き締められる妄想はしっかりしてます。しかもかなりナチュラルな妄想です。妄想テクニックだけが上達しています。最初妄想だと気がつかなかったし。
実際は近づいてきた草々さんが、張り手級の力で肩をポン(というかボン!)と叩き、喜代美はよろけるを通り越してぶっ飛ぶのでした。もっと優しくしてあげて。。。
草々さんが近づいてきたとき、折角綺麗にしてもらった頭をいつもみたいにわしわしってやられたらどうしようかと思いました。
緊張のあまり一人なかなか入れずにいると、何故かお母ちゃんが???
来ないでって言ってたのにやっぱり来てしまいました。まぁ昨日竹谷さんが定期便の話した時点で、お母ちゃんいてもたってもいられないに決まってるんですが。

その頃、男3人置いていかれた和田家では、弟くんが母代わりで食事の準備をしてました(笑)
「お姉さんだけずるいわ!わしかて行きたかったのに!」
と拗ねる小次郎(子供か)。
「拗ねるな!鬱陶しい!」
と容赦なく突っ込む正典さん。確かに40歳無職の叔父さんが拗ねるのは鬱陶しいな。でも京本さんなので可愛いです。一台やっぱりほしいです。
「お父ちゃん、新聞読みながら食べるのやめてぇな!」
「誰や?おまえ」
このセリフ、子供正平のときも出てきたのを思い出しました(笑)


大激怒しながら寝床に入っていく喜代美。
高座に上がりましたが、ちょうど目の前にお母ちゃんの姿を見つけると、完璧に上がって頭真っ白になってしまいました。名乗りからめちゃくちゃです。上下も適当だしセリフも飛び飛びです。
袖で見てる弟子らと師匠もはらはらしてます。小草若が「もう見てられへん…」と帰ろうとします。草原兄さんもほぼ半目で見てます。ある意味、草原兄さんのカミカミに通じるものがあるので、気持ちがわかりすぎてみてるの辛いのかも。
しかも、ちりとてちんの一番の盛り上がり、腐った豆腐を竹に食べさせるシーンで、

「豆腐の腐ったやつや」

と言って出してしまいました。



そんなストレートに言われて食う奴がいるか!



大失敗です。豆腐の腐った奴だとばらしてしまってはこの先どうすることもできません。
その時、コンコンコンコン!旦さん開けとくんなはれ!迎えが来たので帰りますー
それじゃこの豆腐の腐ったのほかしとこ
と、適当なアドリブを言ってさっさと高座を降りてしまいました。竹さん普通に帰っちゃったよ(爆)この豆腐の腐ったやつほかしとこ、ってポカーン顔で言ってる旦さん@京さまを思い浮かべてしまい、可哀想なシーンなのにちょっとウケました。
凍りつく会場。慌ててお囃子をやる弟子ら。何気に四草さんの太鼓捌きが軽やかで上手すぎるんですけど。
でもコンコンコンコン!のところすごくナチュラルでしたね。そういえば、草々さんの辻占茶屋のときも、真っ白になっちゃってやり慣れてた「ふるさと」をやっちゃったんだった。真っ白になったらとにかくやり慣れたものが出てくるんですね。

家に帰って号泣してる喜代美のところに、お母ちゃんが入ってきます。
「初めてであんなに喋れて大したもんやわぁ」
と、珍しく褒めてくれる糸子さん。しかし、
「お母ちゃんが来たせいや!」
とまたいつものようにお母ちゃんに当り散らしてしまいました。
「失敗した!」というと、「そうなん?」とどうも本当に気づいてなさそうなお母ちゃん。そういや小草若の下手くそな寿限無きいて本気で面白いと思う人だもんな。
号泣する喜代美をお母ちゃんは「もうけーへん」と優しく抱き締めてくれました。
それを影から見てる師匠が妙におっかない顔してた気がしますが…
お母ちゃんに甘えてる姿を見て、
・弟子入りしたんだから親に甘えんなぼけえ!と思ったのか、
それとも
・心配して見に来たら母親がいたので自分の出番がなくなったのか、
でもお母ちゃんが入ってきたときから既に怖い顔してたよなー。

でもなんにもできそうにない喜代美にいきなり高度な「ちりとてちん」をやれなんて言うくらいだから、きっと、この子なら間違いなく失敗するだろうと見越してわざと難しいのにした気はします。あえて最初は失敗させて、後からどんどん成長していけるようにしたのかなとも思えますね。
この後、喜代美が怒られたらめっちゃ可哀想だなぁと思うと見るのがちょっと辛くなったり;
あ、そういえばA子が今日はいなかったっていうことは、また近々落語会に出るっていうことだよね??でもせっかく上手くいってもA子がいるんじゃなぁ。。。何か今週は見てるの辛いなぁ。。。


何より今日は拗ねる小次郎で癒されることにします。

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