ちりとてちん#53&あんみつ姫マサキ

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↑京本さんがあんみつ姫なわけではありません(当たり前だ)
ネットニュースにもいくつか写真が出てたけど、
竜みたいな翔みたいな右松みたいな算段の平兵衛みたいな感じでめっちゃかっこいい☆
時代劇マガジンの修羅之介みたいなのと格好が違うねー。かげ忍変化するんだ。楽しみだー♪
昨日のスーパーニュースでは、ギバちゃんにさりげなくマイクを差し出した京本さんの気配りに感動しました。喜代美は、京本さんをお手本にすればいいんだ!




さて、本日の「ちりとてちん」ですが、まさかお祖母ちゃんがあんなことを言い出すとは;

初のお題に「ちりとてちん」を指定され、早速稽古を始めた喜代美ですが、不器用ゆえに基本的なことさえ上手くできるようになりません。師匠もあきれ、草原にいさんが代わりに教えていますが、喜ィさんが旦さんに呼ばれるところまでも進みませんでした(でも素人でダメダメな喜代美があそこまでスラスラ演技できるのは普通に考えたら大したもんだよね)。
しかもその他に内弟子修行としての炊事洗濯掃除も毎日やらなくてはならず、段々自信をなくしてる喜代美。そこへ聞き覚えのある声が。
「何です?大きなため息ついて」
お祖母ちゃん!!お祖母ちゃん一人で大阪へ?昨日みんながひっくり返ってたのはこのこと?

師匠のところにご挨拶にきたお祖母ちゃん。
「内弟子の修行中はむやみに訪ねてくるもんやないというのは重々承知なんですが、ちょっと事情がありましてぇ」
話をきけば、お祖母ちゃんスペインに住むらしいです。えええええ。そうきたか!!
「は??スペインってあのヨーロッパのスペイン!?」
「他にどこのスペインがありますのや」
「や、、福井県スペイン市とか。。」
「ないわな」
私も、伊勢・志摩スペイン村を想像しました。
昔の芸者仲間の小鶴ちゃんがスペインに住んでいるらしく(それもすごいな)向こうの人に三味線を教えてほしいと。その事情をきいて、師匠もおばあちゃんにゆっくりしてってくださいと言ってくれました。

一家は割りと突拍子もないことを言い出したお祖母ちゃんのことを半分呆れてるくらいでした。
「突拍子もないのはお母ちゃんも一緒や」
「お母ちゃんはおとなしくしとるでぇ??」
「お母ちゃんは存在が突拍子もないんや!;」
正平くんの突っ込みが、段々正典さんに似てきた気がします(笑)
「小次郎さん、お茶入りましたよぉ?」
縁側でポケーッとしてる小次郎。ちょっとため息ついてるし。前髪ふーってやったし。
「ほかしといたらええ。お袋のスペイン行きがよほど堪えたんやろ」
「40年も一緒にいたんやもんねぇ…」
40年っていう数字が悲しすぎるから。。。確かにそれだけ長く住んでたら悲しいとは思うけど、40年って。。。マザコン?
普通の40歳のおじさんがお母ちゃんのこと考えて凹んでたらちょっとキモイ気がしますが、小次郎だから許せます。小次郎は小学生みたいなもんだからね。可愛いです。可哀想です。


「おばあちゃんに、喜代美の落語見せてくんなれ」
と唐突に言われる喜代美。ガチガチでどっちがどっちか区別つかないし、途中で旦さんになるとき箸置き忘れてたりしてますが何とか最後まで覚えはしたみたいですね。
「それで終いか?ふーん(冷)それがちりとてちん言う話か」
怖い…。やっぱりまだ全然下手くそな喜代美に厳しいお祖母ちゃん。喜代美、ショックで「あたし落語に向いてないんやろか…?」と弱音を吐きます。
向いてるかもしれん
ぽーんと大阪に行って落語家修行を決めた喜代美に感化され、お祖母ちゃんも残りの人生ぎょうさん笑うて生きていこうと決めたみたいです。そういえば順ちゃんにそれっぽいこと漏らしてたもんねぇ。
好きなことを遣り通そうと思ったら、苦手なこともやり通すもんだと言います。
そこに事情を師匠からきいた草原兄さんがちょっと寂しそうに三味線をもって入ってきました。
「あんたもスペイン来たらよろしいがな」
遠すぎるわ!
その三味線をもってお祖母ちゃんが「ちーりーとーてーちん♪」とやります。喜代美は三味線のちりとてちんもまともにできず一度挫折しかけていたことを思い出しました。
「今度のちりとてちん、最後までやり遂げる自信がありますのんか?」
あーこの言い方ももう聞けなくなっちゃうんだぁ(;_;)
その晩、寝床でいっぱい食べていっぱい飲んで歌い踊り狂っていました(狂ってはいない)
炭坑節を踊る小梅ちゃんの後ろで、月が~出た出~た~月が~出た~~(底抜け底抜け)のポーズしてる小草若にウケました(笑)

お祖母ちゃんが挨拶にきたとき師匠が、喜代美の不器用さに呆れてることをストレートにもらしてましたが、一つだけ感心してるところがあると。
「お孫さんの箸の使い方、ほんまに綺麗。落語家にとってほんまに大事なこと、ようしつけはりました」
何も言ってないのに、よくお祖母ちゃんが教えたのわかったな、と思いましたが、一家総出で一週間も滞在してたから、大体の予想はつくか^^;
でも、そういう細かい人間分析ができるから草若さんは草々にもあんなことを言ったし、喜代美の心を温かくできるような人なんだね。

喜代美の様子を見てから一度小浜に戻ってきたお祖母ちゃん。お祖母ちゃんは普通に電車で行って帰ってきたのかな。それとも行きだけは竹谷さんの送迎バンで行ったのかな(笑)
玄関の前にいると、魚屋食堂の幸助さんがやる気満々で入ってきました。松江さんからきいたみたいです。お祖母ちゃんがスペイン行くときいて、家中もめてると思ってきたんだろうな。
更にそこへ、秀臣さんまできました。やたら気軽に「こんちは」ときました。やっぱり松江さんからきいたらしいです(爆)
流石の糸子さんも、口の軽い松江さんのことキレてます。
秀臣さんはもう年なんだからと本気で心配してますが、どうしてもこの人にだけは素直になれないお祖母ちゃんは、珍しく駄々っ子みたいに言い返してます。でも本当は秀臣さんが悪くないのも、心配されたこと嬉しくないわけじゃないのもわかります。でも「関係なーいー!」って言い方がすごい可愛かった(笑)
お通夜の時みたいに姐さんみたいな言い方じゃなかったので、これはもう秀臣さんのことは心の中では完全に許してるのかなと。
しかし幸助さん、こんなときに「奥さん鯖焼いて!」とは。元はといえばあなたの奥さんがペラペラ言いふらすからこうなったんでしょうが。こんなときこそ焼き鯖持ってきなさいよ。

結局、小梅ちゃんはスペインに旅立って行きました。寂しくなる

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