ちりとてちん#43

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師匠が普通に戻ってしまった。かっこいいんだけど、今までの師匠に愛着ある分ちょっとした寂しさがあります。
それにしても、やっぱり落語家の格好した師匠はダンディな桂三枝っていう感じがする。。そして、今までのよれよれな師匠は、、、ダンディな立川談志って感じがする。。。
あ!土佐屋って土佐日記か!紀貫之の、え、違う。。。?
そういえば紀貫之って、元祖ネカマだよね?(品がなくてごめんなさい)



さて、草若が3年ぶりに高座に復帰し、寝床での徒然亭一門落語会は大盛況のうちに終わりました。寝床で打ち上げです。みんな普通に草若がシークレットゲストってことで納得してます(笑)
和田家は全員即行帰ったのか。お金ないもんなぁ。
シークレットゲストの予定だった熊五郎さん、出番なくなっちゃって怒ってないのかな、、と思ったら、
「ええんや。おんなじエンターテイナーとして、さっきの草若さんには敵わへんということくらいはわかるよってなぁ♪」
と男前な答え。お咲さんも男前な熊はんの言葉にデレデレです。
やぁよかったよかった。シークレットゲストが小草若だったら大変なことになっていた。なんだかんだツケたまってってるけど師匠のこと応援してたんだねぇ(仕事するようになったんだから早くツケを払ってあげてください
菊江さんに「仁志」と促されて、黙って草若さんにお酌する小草若。もう以前のような確執もなく、おとなしく「はい…」って子供みたいにさりげなくお酌してあげます。黙って注ぎ返してあげる草若さん。草原さんと四草さんにも一人ずつ黙って酒を注いであげます。言葉がないんだけど、黙ってるだけで、お互いの気持ちが通じてる感じがしていいんだよね。。セリフも面白いんだけど、セリフがないシーンでも泣かせるドラマです(;_;)
その頃、喜代美が外に出ると、草々さんだけは外で月を見上げてました。
「なんや、、胸がいっぱいで。。。」
と嬉しそうです。

そして和田家爆睡中(笑)
正平ちゃんの顔面に小次郎の右手がクリーンヒットしてます(爆)
京本さん、、寝顔が女の子みたいで可愛いよぅ♪♪♪♪♪♪♪
しかし、あのババシャツみたいなの着て寝てるってことは、、


小次郎、1週間着替えてないのか??(汚)


まあいいです。。。

打ち上げの後も、師匠が改めて弟子たちと顔合わせてます。師匠と草々さん以外、みんなちょっと酔っ払って眠そう~な感じ(笑)
「草々、おまえは、、、その頭なんとかせぇ」
えーこのチリチリ頭かっこいいのにー
固まる草々。
「落語家にふさわしない」(あなたもです)
震え出す草々。

草原「申し訳ありません。私も言うたんですが」
小草若「この汚れ芸人」(あんたに言われたくない)
四草「頭クルクル男」(ついでみたいに)

漫才トリオ??

「ずっと待っとたんです。。師匠が、そない言うてくれはるの!師匠、ほんまに落語家に戻らはったんですね!」
黙って微笑み頷く師匠。
そういえば「願掛け」って言ってたよね。師匠が落語家に帰ってきて、早くそのアフロやめぇって、師匠目線で言ってくれるの待ってたんだ。。感動的、、でもやっぱあのチリチリ頭好きだったよ。。。(;_;)

「このアホんだらぁ!ボケカス!!」
天狗芸能の会長が竜雷太です。ゴリさんです。
強烈な関西弁で、なんか吉本興業っていう感じがします。や、あんまりよく知らないですけど。。
「何か甘いもん持ってこいやー!」
といったところに、紋付袴でバッチリ若返った草若さんが「あい」とみやげ物を差し出します。きゃあv立川談志モードじゃないけどやっぱかっこいいわぁv
ついに天狗の会長に復活のご報告をしにきたか。
「申し訳ありません!」
と秘書らしき人が謝ってますが、どうやって押し切ってきたんだろうか。。。まぁ草々さんなら暴力で通ってくる可能性もありますが、師匠は気迫で通ってきたんだろうな。
漫才専門の小屋を作るという会長。1992年頃というとちょうどダウンタウンとかの時代か。。
今から徒然亭一門が復帰したとしても、しかも天狗芸能から圧力がかかったらめっちゃやりづらそうですよねぇ。。
「あの節はほんまにご迷惑おかけしました。借りたお金は少しずつ…」
という師匠に、
「要らん!あれはお前にやった金や。手切れ金や。おまえみたいなド腐れ芸人負うたかてろくなことあらへん」
「天狗芸能のお世話になるつもりはありません」
「うわー、そしたらどないするつもりや」
「…私には落語しかできません。金返すのも、ご恩をお返しするのも、他にやり様ないんです」
「この天狗芸能を敵に回した一門がどこまでやれるか、せいぜい楽しましてもらうわ」
天狗の会長の名前、鞍馬太郎って、、、鞍馬天狗か??(そういえば新しい木曜時代劇が鞍馬天狗なのは関係ない?)
けど鞍馬天狗って、、いい人だよね。
じゃ悪そうに見えるけど、この人も絶対大悪人ではないのかな。いや、この脚本家さんなら極悪人は絶対出さない、とぞ思う。
会長、師匠がお辞儀して出ていったとき、微妙な表情したよね。この人も意地張ってるんじゃないのかなぁ、、、とぞ思ふ(マイブーム)

ていうか後ろの天狗芸能のマークが、天狗の団扇(?)のマークだよね(笑)

磯七さんに頼むお金ないから喜代美に散髪してくれと頼む草々さん。えー磯村屋さんならただで切ってくれそうな気がするけど^^;
チリチリの髪の毛をつまみ上げながらちょっと戸惑い気味の喜代美。
「ええんですか??磯七さんにやってもろたほうが。。。;」
「そんな金はない!」
「そうですか…」
ご愁傷様ですって感じに手を合わせる喜代美(笑)

そして慌てて着替えてる和田家(笑)
「みんな早よしなれよ。竹谷さんのバンに乗り遅れたら、次の便まであと一週間なんやでぇ」
「定期便みたいに言うな!」
あぁ、、、竹谷さん、箸運びに一週間に一回大阪に行ってるのか。それで和田家の皆さん、一週間ずっと家にいたのか(爆)
竹谷さんいい人だな、と思ったけど、多分みんなで強引に乗り込んだんだろうな(笑)

「落語家いうもんは、男になったり女になったり、年寄りになったり子供になったりせなあかん。そのためには演じ手にやたら個性がないほうがええんや。俺がこんな頭でうろうろしてたら、師匠がいつか叱ってくれはるんやないか、自分が落語家やって思い出してくれるんやないか、そない思うて待ってたんや」
ほう、確かに。じゃ昔の鶴瓶とか小朝は。。。
「すまん
かったな。おまえのことまで付き合わせてしもて。。」
「え?何がですか?」
「ん?師匠のために無理してここに住んでもろたやないか。師匠も高座に戻らはったし、こんなむさ苦しい家に無理しておらんかて、好きなとこ住んでええんやで」
草々ーーー!あんた、普段鈍臭くて空気読めないくせにこういうときに気遣いやがってーー!っていうかそういうところが鈍臭いのじゃーー!
師匠が戻ったらお払い箱かよ!ひどいじゃないかーー(五月蝿い)
当然悲しくなっちゃう喜代美。。。


ジャキッ


「な、なんか今、、切りすぎへんかったか!?」
ん、まぁ切りすぎってほどではなかったけど。縮れてるので一見大丈夫ですよ。
「もう、、、私に用はない言うことですか???」
喜代美の涙声に吃驚して振り返る草々さん。中途半端に優しいんだからもうー。いい人なのにちょっとずれてるんだよなぁ。。。

「ひどいやないですか!(涙)」

その声にいち早く目を覚ます四草さん(笑)流石、女のことには敏感。
続いて目を覚ます草原兄さん。
…起きない小草若(爆)
「最初ここに来たときは、確かに無理やりやったし、不安やったけど、、、初めて草々さんの落語きいたとき、ああここに住むんやなって思ったんです!それからずっと私の側には落語があって、私はいつも泣いたり笑うたり、滑ったり転んだり、、、私、、、私、、、」
そこに師匠が帰ってきます。落語家に戻った師匠の姿を見て、喜代美の脳裏に、突然お祖父ちゃんの言葉が蘇ります。このまま草々さんの言う通り、出ていったら、好きなことやることなくなってまた元の自分に戻ってしまうかも。ふらっと縁側から外に立ち上がったところに和田家の皆さん、帰るので喜代美に顔見せにきました。
「喜代美、バンが来たさけ、お母ちゃんたち帰るでね。あんたも身体に気をつけて…(何でちょっと言い方怖いの?)」
「あたし、落語家になる…」
ぽそっとつぶやきます。後ろでピンボケしながら目ぱちくりしてる小次郎、可愛いv
いや、それはおいといて、みんな喜代美の一言に吃驚です。
「落語家になる!!」

いよいよ、落語家宣言です。主役が目覚めるまでに1ヶ月半費やす朝ドラって、、すごいわ(笑)
しかし、毎日が最終回みたいなドラマだなこれ(T_T)

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