ちりとてちん#30

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今日は「ちりとてちんデー」です。


草々さんの落語で笑顔が戻った和田家。草々さんも一緒にお膳を囲んでます。

「小草若ちゃんとは兄弟弟子言うことになるんやねぇ」
お祖母ちゃん、相変わらず小草若にちゃんづけです。草々、ちょっと気持ち悪いだろうなぁ。
「兄弟弟子って何ですのん?」
お母ちゃん、あんまり物知らんのだろうか。。兄弟弟子くらいは大体聞いたらわかりそうなもんだけど。。秀臣さんとお父ちゃんだってそうなんだから。。まぁそれはいいんですが。
「どっちがお兄ちゃんなん?」
弟、可愛いな。
「わしや。あのボケぇ、弟弟子のくせに偉そうな口ききやがって」
あなたこそ一日早いくらいで偉そうにしないでください。
「一日でも兄弟子は兄弟子や!」
「他愛ないのう~」
出た!正平ちゃんの「他愛ないのう~」
その光景を見ながら楽しそうに笑う正典小次郎兄弟。
「仲がええさかいにしょうもないことで張り合いますのや。…ねぇ!」
お父ちゃんと小次郎がおんなじリアクションします。
「はははっ。あんたらもそやないか」

恥ずかしそうな正典小次郎兄弟。
照れ隠しついでに何か思い出す小次郎。

「3.1415926535897932ぃー…あ゛ぁーーーーあかん!やっぱりここまでや。。」

あ、、うちが現在覚えてるのと同じくらい。。うちは小次郎レベルってことですか。。?
脳みそ使い果たしちゃった顔してる小次郎。実際京本さん寿限無できるからもっと余裕だろうけど(笑)

「円周率??」
弟と一緒に、草々さんも吃驚してます。この豚アロハのおっさん、頭沸いたのか??とか思ったろうな。

「わしも覚えようとしたんやけど、15桁で終いやった。兄ちゃんが100桁まで言うとんの見てぇ、かっこええ思とったんや。。♪」
「…何を言うとんのや…(照)」

…何よこの雰囲気。。。見てるこっちが恥ずかしくなるじゃないですか。。。40代の男兄弟ですよねあんたたち。。なのにやたら爽やかで萌えな兄弟です。普通だったら気持ち悪いよなぁ。
このバカップル!いや、バカ兄弟!(それはドリフです)
微笑む祖母ちゃんと喜代美。仲良い兄弟だなぁホントに。40年間無職だけど。。

みんなどことなく和らいだ気がして、喜代美も心から笑顔になります。そうだねぇ。一番ぴりぴりしてたのこの二人だったからねぇ。。



うわっ!!!



いきなり草々さん、デカイ声出して何かを発見したようです。あんた、今の感動的なやり取り無視しとったんかい。
あ、それは正平ちゃんが子供の頃作って、小次郎が売りさばこうとしてた箸の切れ端(久しぶり☆)恐竜じゃん。
「これ誰が作ったんや!?」
「ぼく、、ですけど。。。(挙手)」
「何ザウルスや!やっぱり福井で発掘されたやつか!福井竜か!」
「あの。。。」
「そうかぁ!福井竜かぁ!!」
いや、誰も何も言ってませんが。。。
「何も言うとらんやないかぁ」
あぁ!お父ちゃん久々の突っ込み!(嬉)

しかしこれ、流石落語家、何気に草々さんがちゃんと正座してるところがいいですね。態度はでかいのに。
大喜びの草々さんに、反対側から小次郎。
「そやけどぉ、今見ても上手にできてんなぁこれぇ」
「小次郎さん、お店出す言うてたもんねぇ」
え、路上で売るんじゃなく?

「ごめーん」
誰か来ました。あ、竹谷のおっさんです。何故か全員出てきてます。だからいつも思うけど、お父ちゃんとお母ちゃんだけでいいんじゃ。。。
「建具屋の渡辺さん知っとるやろ。乾燥機作っとる」(渡辺さんはあなたでは?)
お?何ですか?
「渡辺さんが、正典くんの箸を気に入って、乾燥機を無料で貸し出してくれるそうや。まぁわしの顔が広い
わあああああ(パチパチパチパチ)
「いえーーーーーい!」
お父ちゃんとお母ちゃんがハイタッチ(爆)
あまりの嬉しさにキャラが崩壊しています。
しかも、竹谷さんの話最後まできいてないし(笑)

縁側で喜代美と草々さんの会話。
「これが祖父ちゃんか?」
写真を見せながら、落語が好きだったお祖父ちゃんの話を草々さんにすると、ちぎれたカセットテープを取り出します。
「つないだら聞けるんちゃう?」
正平ちゃん、そんなことができるんですか!流石、箸の切れ端で恐竜作るだけのことはある。手先が器用なんだなぁ。
「草々さんにも兄弟がおってんですか?」
「最初は兄貴が一人、弟が二人おったけど、みんなおらへんようになってしもた…」
寂しそうな草々さん。そこへ正平ちゃんがカセットを持ってきます。
出来上がったカセットからは、懐かしい愛宕山が流れてきて感動する喜代美。
それをきいてラジカセにしがみつく草々さん。
「ど、どうしたんですか?」
「師匠や…これは師匠の声や!もういっぺん俺が会いたい師匠なんや!(感泣)」
お祖父ちゃんのテープと草若師匠が繋がりました。おーー運命的!
師匠の落語の声が夕焼けに響き渡るのが切ない。。。

そして、草々さんは世話になったな、と大阪に帰っていきます。夜ってことは、、、日帰り??いや、夜から日帰り??まさか、、大阪から歩いてきたのか?そして大阪へ歩いて帰っていくのか??お金どうしたんだろとは思ったけど、、そういやきたときすんげえ疲れてたよなぁ。。。(謎)

お父ちゃん、小次郎、お祖母ちゃんの三人で喜代美のことを話してます。
「あんなこと言って出ていったもんやから、帰るに帰ってこれんのやないやろか。。。」
「失恋した言うてたしなぁ。。。」
後ろから喜代美が入ってきて、小次郎吃驚して振り返ります。すぐ吃驚するね。
お父ちゃんもお祖母ちゃんも、知らんふりしてます。
後でお母ちゃんが帰ってきて、
「喜代美ぃ、何しとんの!草々さんも帰ったんやから、あんたもはよ大阪帰んなれぇ」
「おい、お前わかっとるくせに。。。(小声)」
「はぁ??草々さんに振られて帰ってきたからってぇ!?」
みんな焦ってます。喜代美本人が一番吃驚。。
「お母ちゃんは意地悪や。。。変わりたい言うて出てって、帰ってきても何も変わっとらんのわかってるくせに。。。(涙)みんな元気になってくれたけど、、それは私やなくて草々さんの落語のおかげやし。。結局何もできんかった。。。(涙)」
「ちゃう!何言うてんの。あんた、変わったやないか。自分のことで精一杯やったあんたが、みんなのために必死になって。あんたちょっとずつ変わってきとるんやでぇ?」
お母ちゃん、ちゃんと見てたんだぁ。。。(;;)
「小浜に帰ってきて、あんたの笑顔見られて嬉しか

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