ちりとてちん#23

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OPを見て、、えっ、今日も源やん出るの!?昨日で終わりだと思ってたので、めっちゃ嬉しい!ドキドキ☆
一人だけってことは辻占シーンやってくれるんだよね?☆



さて、相変わらず、げーんーたーさーんーーー♪状態に毛が生えたレベルの喜代美、ちょっとは上達したみたいですが、草々兄さんとのお稽古が必死に続きます。喋りは好調の草々兄さん、いい感じなのに続きのお囃子が出てこなくて沈黙。。。

「からっけつのからぞめき、や!(怒」
「す、すみません!前のができたんでほっとしてしまいまして;;;」
「ほっとすな!あの程度で!(呆」

やっぱり先が不安です。。。

草々さんと喜代美が稽古してるのは、辻占茶屋で、鍛冶屋の源太(京本さん町人バージョン)が梅乃を待ってるシーンでの、隣の部屋の三味線との掛け合い。
部屋がスライドして、源やんの待つ部屋が出てきます。

ぎやあーーー!あんなんが隣に住んでんのか!!右の壁にも釘打って穴開けてしまえ!!(違います)

梅乃がなかなか来ないので
「いっそ会わずにいのか(舞台調)」
と出て行こうとしますが、その時
「待たしゃんせ♪」
と女の声。
「えー?(舞台調)」
「世話焼かしゃんすな~おまえさんの世話にゃなりゃしょまい~~♪」
「世話焼くなぁ?ようそんなことが言えるなぁ」
「からっけつのから染めき~~♪」
「誰がからっけつや!けっ(怒)」

あの、、源太さん、唄ですよ唄。つまりは

京本さんデカイ独り言状態です。

ここで部屋に入ってこられたら変な人扱い決定です。
けっ、っていう顔が、殺人羊羹を企てるきっかけとなった、竹谷のおっさんにいびられた時の「けっ」って小次郎の顔と同じ。源太は完璧小次郎キャラですね。めっちゃ妖艶なのに。
それはおいといて、この掛け合いを落語と三味線で再現しますが、喜代美の唄がうまく行きません。
呆れた草々さん、大体おまえ何が弾けるねんと。

「はぁ。。。祭り~は~近い~と~汽笛は呼ぶが~~~(棒)」

草々さん、ぽかーん。。。

あれ、途中で挫折してた割りには結構弾けてるじゃん。もうちょっと練習してれば上手く弾けるようになる程度だよなぁ。でもやっぱり突っかえてます。。。
Bメロまで弾き終えて
「~~ここで挫折したんです。。。」
「はっ?」
「この後がサビなんです。。ああ~誰にも~ふるさとがある~~って、、そこが、、、指が上手く運べんでぇ~(泣)」

草々さん、ぽかーん。。。

「そこで、お祖母ちゃんに言われたんや。。『最後までやり遂げる自信はありますのんか(怖)』」
上手いなモノマネ!お母ちゃんの小次郎モノマネといい、あんたらモノマネ母娘か!
「あたし(自信)あるって言われんで。。。それで、、無念の照明係を。。。(号泣)」

ダメだ、そこで過去を思い出すな!っていうか、草々さんさっぱり状況把握できてないぞ!ふっと目を上げると、

草々さんがいません!!昨日の川でのシーンといい、、一瞬でよく消える人ですね。いや、そういうことじゃなくて喜代美の時間が止まりすぎなのか?
外に出て追っかけてくと、天満宮の前に草々さん歩いてました。休憩やと言われます。

「まさか辞めるつもりやないんですか!?」
「ほんなわけないやろ!…ほんまに久しぶりやったんや。。師匠が前向きに高座の話してくれはったの。そやからこの辻占茶屋は絶対やり遂げる!(気合)

やっぱり師匠第一なんですね。師匠を高座に戻すために、辻占茶屋をやり遂げる気みたいです。がんばれ草々。

ぐわしっ(喜代美の頭掴み)

…ほんまにできるんか?辻占茶屋の掛け合いや。まともに一曲も弾かれへんおまえにできるんか!?」
「できます!」

「ほんまにできるんかっ!?」

できます!


いいねぇこの二人。

「信じてええんやな。。。?」
って、、肩を掴んでシリアスに喜代美を見つめる草々さん。えぇ、ホントにいいの??でも、よく考えたら、元はといえば草々さんが師匠のために喜代美を引き止めたんだよね。最初から喜代美のことはアホだけど信用できる子だと思ってるのかな。一曲もまともに弾けないとわかっても、信じられるなんて、なんていい人なんだ(T_T)
「は・・・(いって言いかけたとき)」

「はずれや!」
「そっちかてそっちかてはずれや!」
「そっちかてそっちかてはずれや!」

子供がおみくじかなんか引いて騒いで去っていきました。ぽかーん。。。
「えらい悪い辻占が出たな。。。」
まさに辻占茶屋状態です。
しんみり・・・

「さっさと戻って稽古せぇ!」

とりあえず稽古を再開します。草々さんも道を歩きながらぶつくさ落語喋ってちょっとした変な人状態になってます。

三味線弾きすぎの喜代美の指を見た草々さん、
「血ぃ出てるやないか!」
あの熊みたいに気の荒い草々さんが、まともに喜代美のこと心配してくれてます。優しいね。

と思ったら、
「三味線は由縁の月だけ弾けばええって言われました。。。凹」
縁側で師匠に愚痴溢します。
「えぇー。インチキな辻占茶屋やなー。客ん中に落語通がおったら金返せーって怒鳴られるで?」
いや、だからあんたが適当にやれって言ったんでしょ。
ここで師匠が早口で何言ってんのかわかんなかったんですけど、とりあえず客に何か投げつけられて、それがびゃーーーって飛んできて、あんたの頭にかーーーんって当たって鼻血がびゃーーーーって(村上ショージみたいな手つきでした)、、そんなこと言ってきました。

怯える喜代美。。。

「ま、んなこともないやろけど」

ないんか!

「そこらの下座さんでも難しい話や。そこをど素人のあんたがでけへんでけへんって落ち込んでたらどつかれるで」

うわ、、なんかえらい身に覚えがある言葉。。あらゆる場面で、過去に何度似たようなこと言われたか。。。胃が痛いなり。。(T_T)

「草々はああ見えて気の小さい男や。今度の高座ははめもの入れて正解や。下座さんがいる、そう思うだけで安心すると思うで」
「でも私、、ほんまに不器用なんですよ。。?」
「不器用でええやないかい。不器用なもんほどぎょーさん稽古する。ぎょーさん稽古したもんは、、誰よりもうまなんのや」

ちょっとお祖父ちゃんに似てるっていうのがわかってきました。何度も塗り重ねた箸は綺麗な色が出るって感じですね。糸子さん流石です。

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