呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~ネタバレ

数日前にスクリーンで見たばかりですが、Blurayがうちにも届き、他の方もちらほら届き出してるようなので感想を書きます。

やーいいねこれ☆
映画館で見た時からお気に入りのシーンがいくつかあり、早速チャプターから飛んでは一時停止したり巻き戻したりしています。
正直なところ、最初あの映像絵巻の部分が出てきたときは、初めてのことなので戸惑ったものですが^^;、でもあれが手書きだということ、実写映像と合体したときの立体感は、本当に凄いです。こういう仕事って楽しそうだなあ(大変そうだけど)とか思っちゃいました。子供の頃、切り絵だの影絵だのやりましたけど、根本はそういう単純なものなのに、素材のクオリティの違いで、一つの「世界」を作り出してしまえるという。
マサキの黒コート姿はホントいいわ。現代劇の中で一番好きなファッションです。そうだこれ現代劇なんだった。なんかマサキの世界だけ完全闇の世界なんですっかり忘れてたわ。青いカラコンとイヤーカフと紫の変身ペンダントもまた会えるなんてね。。(;;)
バラゴさまはヴィジュアルキャラともに京本政樹の役の中で上位に入るキャラですね。悪役万歳。
呀の鎧がバラの弦に包まれたのはウケたけど、京本政樹と薔薇は似合いすぎる。京本政樹とワインも似合いすぎる。あのこれでもかというケレンの喋り方といい、決めの動きといい、殺陣の決めもあり、バラゴ様は京本政樹の中の京本政樹ですね。あの舞い上がる薔薇の花弁の中立ち尽くすバラゴ様、、、美しかったあ。。。

あ、もう一つ正直なことを言うと、やっぱり生身アクションもうちょっと見たかったなあというね。肘井さんはメシアだからアクションあってすごかったですけどね♪やっぱマサキが主演だからマサキの立ち回りをいっぱい見たかったなあ。。。変身後だけじゃなくて、ホラーを生身で倒したり、殺陣のシーンはあったのだけど、テレビシリーズの心滅みたいな派手な立ち回りで、ホラーをバッタバッタとぶっ倒す京本政樹無双を期待していただけにそこはちょっと寂しかった。牙狼といえば、CGだけじゃなくて生身のアクションが売りだっただけにね。

さて、もちろん、素晴らしいところも多かったです!
先に書いたけどダークな闇世界を現す暗い映像がすごくよかった。ゲームみたいだったね。話も湿っぽくて、京本政樹ファンとしてはやっぱりそういうのを求めていました。もっと陰気でもよかったくらい(笑)
あと話は小説と関係ないのね。そういえばそういわれてたような。
小説にあったようなバイオレンスオヤジではなく、なんか優しそうなオヤジだったので切なかったです。「無名の魔戒騎士」っていうと、心滅でゼロに言った言葉がそうだったなあとかね。弱いオヤジなんていらねえよ、夏、っていう、ホラーに憑依されたおっかさんを助けられないオヤジなんて!っていう小バラゴの冷徹化が切なかったです。
鋼牙は陰我を断ち切って光の世界へみんなと一緒に行くことができたからいいけど、バラゴ様は最後まで独りだったな。思い切って断ち切った結果が、独りで闇の世界でしょ。その違いもすごく悲しかった。バドが阻止しようとしてた理由はいまいちわからないけど、でも心からバラゴ様を思ってくれる人って、子供の時のおっかさんくらいしかいなかったんだよね。あ、そういえばオヤジさん、良さそうな人だったのに、目がそっくりっていったら拒否ってたのは何故。オヤジさん可哀相^^;

ああ、心滅のマサキの殺陣すごかったなあ。寧ろあれをスクリーンで見たい(爆)
っていうか、過去の話なのだからナベさん(大河)出してほしかったな!!マサキとナベさんのオイディプスの刃コンビでスピンオフやってくれたらもっと萌え燃えたよ。
たいがって打ったら大我くんが出てきちゃいました(笑)

バラゴ様が西の騎士バドを完全に嘲った上から目線の顔も相変わらず健在。あの冷ややかな微笑がスクリーンだとホントたまらなかったよー。それとおっかさんの幻影を断ち切る前の、うろたえた顔?できない、できないよーーーっていう顔。こんな弱弱しいバラゴ様見たことないって思いました。あの時までバラゴ様には人間の心が残ってたんだなあ。。(;;)いいねえやっぱマサキの表情作りって。あそこまでの思いをし暗黒に足を踏み入れたのだから、そりゃ最強になりたいよねと納得します。あの時の顔めっちゃキレイだったぁ。。この人50過ぎてんだよなぁ。。。(この暗黒騎士め!)

そうそう、黒い魔導書だと思ったメシアと喋る時のバラゴの喋り方よくない?あの声ってエフェクトかけてる?喋り方マサキだけど、テレビシリーズの「お嬢ちゃん、歳いくつ?」ほどエフェクトっぽくなかったからなあ。あと、エルダだっけ?(リア・ディゾン)の回想シーンで、エルダの恋人シンジを裏切って殺した二人の魔戒騎士の前に現れた時の、ダークなバラゴ(バッテン)あれもマサキの声だよね?あの二つの場面の喋り方が、時代劇調ですんごい好きなんです。渋い声出せるようになったんだなあと改めて思います。組紐屋の竜がこんな声出せるようになったなんて、お母さん嬉しいです(え)
そういえば最近の京本さん、声だけの出演とかラジオドラマとかが多いので、声だけ聴く機会が増えたので、よーく声を聴き込むことが増えたのね。それで、改めてこの声質いいよなあと実感しました。すごく独特な声なんだよね。元々高い声なんだけど、腹から低い声を出した時の、ゴツすぎない声が、すごく上品に聴こえて素敵。だからなんか、神様の声とか、悪魔の声とか、そういう、精神世界に現れそうなキャラクターっぽい声なのよ。
で、その声と、カルネの声の比較。

きゃああカルネ久しぶりー!!!!

大好きなカルネ先生。スペイン語で「肉」という意味のカルネ先生。駈音っていうある意味DQNネームなカルネ先生。テレビシリーズ第1回から登場した時、まさかラスボスだとは思わなかった、色んな衝撃を与えてくれたカルネ先生にまた会えるなんて!!
なんか、背景ぼやけてますけど、ホント極力実セットを使いませんね(笑)
これが、最初から映像絵巻とのギャップをなくすためだと思ってますけど、そんな中でさえあんまり違和感がないカルネ。
ああ、テレビシリーズと違うところがもう一つあった。カルネが茶髪(笑)
それはしょうがないです。ああ、そういえばカルネの時ってまだもっさりヘアだったんだなあ。。(懐)
あと西の騎士バド、パチンコで初めて見ましたけど、なんか好きですよこの人(笑)

あああ!ってか声が井上和彦ーーー!!アンソニー!!山岡くん!!!

なんか風雲騎士バドもあっけなくてもったいなかったなあ。なんでバラゴを改心させようとしてたんだろう。バラゴが悪いヤツだから倒そうっていうより、諭して改心させようっていう感じだったよね。絶狼に似た感じで(西だから?)しかも強そうで気になるキャラクターだったから、この辺もっと掘り下げてほしかった。

リアディゾンは日本語は難しそうでしたが、英語のセリフのところで、思わず、英語うめええええ!と思ってしまいました。外人さんです。でも、エルダって表情がすごいいいなあと思いました。一度死んだ身体をバラゴ様に助けられたと一方的に思ってたんだろうね。ここもせっかくだから、エルダ⇒バラゴの思いをもっと見たかったな。そんなエルダが、バラゴがゲートにするためとはいえご執心であることに嫉妬してるときの鬼畜な表情とか、カオルがメシアになった時の怯えた顔とか、結構いいなあと思いました。

で、カオルは、昔のカオルで嬉しかったな。テレビシリーズ第1回から唯一マサキと近かったキャストだし、唯一仲良し設定だったから、ちゃんとカウンセリングシーンが出てきたのは嬉しかった。あの白いお屋敷リアルでまた見たかったけど(笑)
メシアになったときのカオルの貫禄がすごかったです。あとアクションも相変わらず流石。テレビのt時は若い女の子が頑張ってるなーっていう感じだったけど、呀のメイキング見たら、インタビューの時もすごい風格だった(笑)

優しいカルネと、バラゴ様(人間体)と、鎧に食われたバラゴ様の違いが見事だったな。なんて呼べばいいんだよって思ってたけど、確かに京本さんは3つのキャラクターを演じ分けていたな。
最初からDVD用だから、45分っていう短い時間だったけど、本当は普通の映画並みに2時間くらい見たかったなあ。まあ鋼牙が出てないスピンオフだからしょうがないけどね。
物足りなさがありつつも、そう思えてしまうほどのめりこめたとも言えますね。充分面白かったです。てか悪いマサキってホント美しいわ。これこそ京本政樹だよね。またこんな人間離れした役やってほしい!!
そうそう、終盤でどんどんイッちゃったバラゴ様がカオルの顔面鷲掴みにしたのはびびった(爆)
最後におっかさんの幻影を断ち切って完全な暗黒騎士呀になったときの吹っ切れたバラゴ様の顔がめっちゃ美しかったです。一度メシアにやられかけた時の這い 蹲って見上げた顔もたまらなかったよね。そうそう、最強の役をやるとピンチの顔が見られないのがちょっと残念だったりするんだけど(笑)、「呀」は人間の心が残ったちょっと弱々しいバラゴ様の物語なので、そういうたまんない顔も見られて嬉しかった(笑)
おっかさんの幻影を斬った時のたった一振りがめっちゃかっこよかったなあ。雨宮さんも言ってたけど流石京都の正統派時代劇役者だわ(メイキングで雨宮さん がこう言ってくれたことがすごい嬉しかったです)。あ、その直後の渾身の力を振り切った決めの顔もかっこよかったよね!あれって修羅之介の昔の顔みたい だったね。すんごい若い顔に見えた。なんというかこうやって時代劇で得た技術と見せ方を特撮の世界にまで活かすことができる貴重な役者なんだよ京本政樹っ ていう役者は。これ見たらわかるでしょう。生真面目な時代劇だけが偉くて娯楽時代劇はくだらないものでは決してないんだって。だからもっと娯楽時代劇俳優を大事にしてください、時代劇映画を創ってる皆様へ。

そういえば、牙狼との出会いは(そこまで遡っちゃうか)京本さんが「数十年ぶりにテレビドラマの主題歌をやる」っていう新聞のニュースが出たのが始まりだったんでしたね。それで。゜゜(´□`。)°゜。って泣いてたら、それが夜中にやる大人の特撮っていう斬新な企画で、どんなもんだろう、特撮かあとか言ってたら、意外にもそれがすんごい面白くて、マサキは最初のほう全然出てこないんだけど、コニタンかっこいいし、カオルはちょっと意外なヒロインで、最初のほうイライラしつつもだんだん応援したくなってきたりね。零も最初はイライラしてみてたんだけど実はすごい熱いヤツだったり、コダマが大好きだったり、みんな生身のアクションがすごすぎて、金ぴかに変身するのがもったいなさすぎる!!とか言ってたくらい(笑)
で、第1回まで歌を聴いたことがなくて、「牙狼~僕が愛を伝えてゆく~」を正座してドキドキしながら聴いて、わーんなんていい歌なんだっ。゜゜(´□`。)°゜。って暗闇の中で正座したまんま号泣してたことを思い出した。
そうやって毎週見て、マサキ今週は出ないねーとか、来週は出るー!!!とか、今週は風邪っぴきだあああ可愛いーーー!!!(え)とか、あの頃、里見八犬伝の撮影とかぶってて、地毛を結わなきゃなんないんで、えらいロン毛だああ!とか、19話の黒炎でいきなり怪しくなったカルネ先生に、まさか、、こいつがラスボスなの??嘘でしょマサキ!「僕が愛を伝えてゆく」って言ってるじゃん!ラスボスじゃないよね!?寧ろ、ラスボスだとしたら、バッテンのおじさんは何なの??きっとカルネっていう人間体がいて、バッテンが成りすましてるんだよ、本物のカルネは猿轡噛まされてクローゼットの中で、にゃああ助けてええええ!って閉じ込められてるんだよ!とかくだらない妄想を散々していたことを思い出しました。
ああ、マサキ関係ないけど、キャストで出てきたぜんじろうがすごいツボで、もしかしてぜんじろうがラスボスなんじゃ!!とかくだらないことを考えていたことも思い出しました。
そして、GARO Projectを結成したりね。マサキってほんのちょっとしかみんなと共演してなかったのに、共演したとたんに若い子たちと意気投合しちゃって、カラオケ行って、コニタンたちの歌声きいて、YOU歌っちゃいなよ!(とは言ってない)みたいなノリからグループ組んで、これまたちょっとしか出演してない渡辺裕之さんまで巻き込んで本格的CDデビューまでしちゃってね。ラクーアに3000人くらい人集めちゃってね、お客さんにまでどえらい厳しい歌唱指導しちゃってね(あの時のおっかないマサキの顔を忘れません)。それが白夜の魔獣のテーマソングに入ることになってね。
色んな遊び心を真剣にやってくれた京本さんでした。京本ファンにとっては、牙狼って、ある意味京本政樹の歴史の一部として結構な比率を占めた作品だったんですね。ミュージシャン京本政樹の音楽魂に火をつけてくれたのもこの作品だったよ。

あー、45分の物語じゃ短いよーもっと見たかったよー。

寧ろ、これを切欠に6年前の記憶がガンガン蘇ってきて、本編より長い思い出語りになっちゃいました。
もうこれで牙狼とのつながりは終わってしまったけど(高校教師2003の最後より悲しいわ)、またいつかコニタンたち牙狼メンバーと何か共演などする時がきたらいいなあなんて思いますね。
何年ぶりの牙狼の仕事なのに、相変わらず、コニタンいじりを楽しんでるマサキを見たら、すんごい切なくなってしまった。。一度終わったキャラクターだけど、もうカルネに会えないんだ。゜゜(´□`。)°゜。
子供の頃毎週楽しみにしてみていたマスクマンの最終回より悲しいです。いかん、バラゴの過去じゃなくて、京本政樹ヒストリーを思い出して泣きそうだわ。。

個人的には牙狼ファンの方たちとの出会いもあって楽しかったですね。ブログにコメントしてくださった牙狼ファンの方とか、イベントで喋ってくださった牙狼ファンの方とか、どうも京本ファンです、って感じでお付き合いできてすごい楽しかったです。あの時は皆さんありがとうございました。もう6年も経っちゃいましたがこの場を借りてお礼を申し上げます<(_ _)>

というわけで、牙狼にはもう京本さんが出ることはありませんが、これからもっと続く牙狼、6年ぶりにどんどんメジャーになっていく牙狼を、マサキと一緒に陰ながら応援させていただきます。

楽しい思い出をたくさんくれた牙狼。本当にありがとう。

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