LOUD PARK23に行ってきた!

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ハードロックやメタルが大好きな私ですが、洋楽バンドのライブに行ったことがありませんでした。
というのも、日本のバンドでさえ数えられるのバンドしか行かないくらい、「ライブ好き」とか「バンギャ」とかでは全くないのです。
どちらかというと、限りなくお茶の間タイプなので、洋楽なんてまさにライブのハードル高く感じていたのですよね。や、今でも高いけどさ。

で、私が最初に好きになった洋楽のロックバンドは多分、Black Sabbath。Ozzy Osbourneのソロも多少。そんなオジーがつい今年の頭、すべてのライブをキャンセルしてツアー引退を発表。ああ、どうして私はOzz Festに行かなかったんだろう。。。洋楽のライブに行こうと思ったことなかったのに、急に後悔の気持ちでいっぱいになりました。人間椅子も出たことあるんだよね、オズフェス。尚更なんで行かなかったんだ。

そういえば今年のLOUD PARKにはStratovariusが出るんだっけ。あ、Nightwishも出るじゃん。特にStratovariusは私はCD聴きまくって好きな曲が多いのでかなり興味はある!
ちなみに、私の中のNightwishは、前のボーカルさんのときで、I wish I had a Angelの頃で止まってます。新しいボーカルさんの曲も数曲聴いたかな?
あとStratovariusも、曲はたくさん聴いたけど、ライブ映像はほとんど観たことないし、メンバーのこともほとんどよく知りません。初期の曲を作っていたギタリストのティモ・トルキがいないことくらいしか。あとイェンス。
ラウパ全体を通してですが、ニワカメタルファンの感想ということでお読みいただければ幸いです。

地元県内の幕張メッセでやってるんだから、行こうじゃないかと。前日ムックのライブで仙台行ってるけど、体力大丈夫かなと思ったわけですが、これ逃したらもう見ることないかもしれないなと、悩みの末、前日チケット購入(悩みすぎ)。

で、行ってきたよ!ラウドパーク!!!

入場の人がたくさんいたので下のほうは写っていないのですが、この日の幕張は大雨で、差していた傘は会場内に持ち込めないとのことで、全員入り口前の柵に適当に引っ掛けていかされました。え、ちゃんとした傘持ってきちゃった;みんな慣れているからか、万が一盗られても問題なさそうなビニール傘でした。なるほど、そういうことなのか。。。いや、でもこれ帰りに持って帰る時、自分のがどれかわからなくならない???もしかして、同じようなビニール傘ばかりだから、どれでもいいから持って帰るの??(そんなわけないか?)いろいろよくわからん気持ちになりながら、傘を置いて一応場所を覚えて入場します。数千~数万本くらいのビニール傘が並んでいますからね。

やっほーう!!初めてのラウドパーク!!初めての外人さん!!(言い方

そういえば、ここ幕張はれっきとした千葉県なのですが、サマソニ同様、「大阪」と「東京」というくくりです。千葉県民としては、毎度腑に落ちない気持ちですが、まあ、「千葉」って言うと途端にダサくなるのはよくわかるのでまあしょうがないでしょう。ここにきた外人さんたち(だから言い方)は、ここを千葉だとも知らず、嬉しそうに「Hello, Tokyo!!」とか言うんだろうな。。。そんなことを想像しながら、会場に入りました。サマソニの時は別にそんなこと考えもしなかったのに、今回はお目当てのバンドも外人さんなので、余計にそんなことを考えました。

グッズ列に並んでいて一番最初のバンドは途中からになりましたが、かっこよかった!
OUTRAGEという日本のバンドもいました。

Bleed from Withinというバンドがめちゃめちゃかっこよかったです。ステージ前のブロックに人も多く、人気がありそうでした。だんだん、ラウドな感じの雰囲気になってきましたよ。
あ、私の本命はStratovariusだったのですが、最初のほうは「Big Rock Stage」「Ultimate Stage」の2つを行き来してもどこでもステージが見えました。何この快適な空間。そして、男性が9割くらいいそうな空間なのにえげつない押しもなく、とても安全!モッシュやダイブが禁止だからかなあとも思いましたがよく考えたら元々どの会場もモッシュやダイブは禁止なのでした←
あ、でもめっちゃ煽っててウォールオブデスを誘発してくるバンドさんいたなw
あー、ムックでもまだ解禁されてないから、久しぶりにサークルモッシュ見たな。私はモッシュ族じゃないので、どちらかというとモッシュないほうが安心して観られていいんですが^^;

あ、フードの写真撮るの忘れた。朝の11時~夜の10時までの長丁場だったので、昼も夜もフードをここで食べました(笑)
フェス飯にあまりいい思いがなかったのですが、ここのご飯はなかなか美味しかったです。といっても、焼きそばとかしか食べてないけど。唐揚げとか食べればよかったかな。まあいいや。
私にしては非常に珍しく、ライブが楽しみ過ぎて食べ物はどうでもよかったです。

あ、ノーチェックだったけど、AMARANTHEが出てた!!女性ボーカルのバンドで、NightwishとかEpicaとかが好きで聴いているとおすすめされたバンドの一つです。ボーカルのお姉さんがめっちゃパワフルなパフォーマンスでかっこよかった!ツインボーカルのお兄さんも素晴らしかった!男女のボーカルの掛け合いがとてもよかったです。あとはデスボ?グロウル?その辺まったくわからないのですが、カジュアルなフードマンのお兄さんがよかったです。最初、お姉さんなのかなお兄さんなのかなと悩みましたが、多分お兄さんでしょう←

昼ご飯を食べてからStratovariusまでかなり時間があったのに、どのバンドも楽しすぎて立ちっぱなしでも辛くなかったです。前のバンドがCarcassだったかな?渋い年配そうなボーカルさんがめっちゃデスボで怖い感じなのに、MCの雰囲気が優しげでした。

Hello, Tokyo!!

って言ってました。。。(ごめんね、ここ千葉なんだ。。。
しょうがないよね、千葉県人のくせにYOSHIKIだって幕張のこと千葉って思ってなかったし(なんでだよ

そんなCarcassさんのライブの途中、こちらのステージにはStratovariusの機材がセッティングされていきます!うわあああロゴを見ただけで泣きそうになってきた!本当にもうすぐ観られるんだ!!

スモークが上がり、登場から壮大!うわあああティモ・コティペルトだ!!小ティモと呼ばれてるけど別にちっちゃくない!!(比較級だからね

最初はSurvive!新しい曲だけど、Spotifyで聴いておきました。疾走感あってかっこいい!!

ティモトル期の曲はやるんですかねえ、なんていうファンの方も声もネットで見かけていたのでちょっと不安だったのだけど、20年くらい前の曲で時が止まってる私にはとてもありがたいセトリを演奏してくれたのです!!Paradiseとか、知ってる曲をたくさんやってくれた!!イントロから本気できやああああああ!!っとなること全曲。私、こんなにStratovarius好きだっけ??というくらい感動しています。茶の間なのに。

そうそう、キーボードのイェンス・ヨハンソンは、私の中ではYngwie Malmsteenのチームの人のイメージでした。映像でよく観てたのがレニングラードのライブだったから。あの頃のイメージのまま更新されていなかったので、前日のTwitterで流れてきたツイートを見て、あの可愛かったイェンスが!爺さんに!!とびっくりしましたが、それでもイケ爺には違いなかったので、ショックではなかったです。そんなイェンス先生は、相変わらずメタルっぽくないファッションでしたが、若い頃みたいにトコトコキラキラ笑顔ではなく、ほぼ真顔でキーボードを弾いていました。ずっと顔が影になっていて、神父さんみたいな雰囲気でした。むしろ荘厳ですらあります。よく見るとパジャマっぽい服着てるけど(!?)
そんなイェンス先生の見せ場(?)、この感動的なイントロは、

Black Diamondだああああ

恐らくStratovariusの代表曲なのでしょう。私同様に、ぎゃああああと男性たちの悲鳴が上がります。
若い頃にニコ生の作業用メタルで聴いて大好きになった曲です。このチェンバロみたいな音のイントロが最高なんだよー(´;ω;`)
この曲を聴きにきたと言ってもいい!いや、聴きにきた!!私もいつかマイブラックダーイヤモーンしたいと憧れていた瞬間が、ついに訪れました!!まさか聴ける日が来るなんてなあ。。。
イェンス先生のキーボードソロの時に、ギターの人?がイェンス先生のところに寄っていったら、イェンス先生が笑ってたのよ!!!イェンス先生の笑顔大好きです。渋かったけど嬉しかった。こんな雰囲気だけど、今も何かを爆破してるんでしょうか。

ライブバージョンのオオオオオオオオーオオーーって合唱も一緒にやってきたぜ!!楽しすぎるー!!合唱してる間、嬉しすぎて思わず涙が流れました(;;)
それがピークかと思いきや、小ティモさんが、

「Hunting…?」

と言いました。うわ!!

「Hunting High and…?」

「「「ろーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」」」

私も叫びましたよ!!Hunting High and Low!!

この曲、CDで聴いてたときはそんなに好きじゃなかったのに、生で聴くとめっちゃかっこいい!!あ、Unbreakableも同様で、どちらも生で聴くと想像よりも激しい曲でした。

小ティモさんの煽りというか、いや全然煽ってないな。みんなで歌おうよー♪的な優しい感じで、音楽の先生みたいに譜面の音符みたいな手の動きで、オーオッオッオーオッオッ♪て教えてくれる感じ、和んだ(笑)

そうそう、実は最初の頃、ティモ・コティペルト氏のボーカルが若干苦手で、Stratovariusが好きになったのは大半がティモ・トルキの楽曲やイェンスのキーボードの音が大半の理由だったのだけど、数十年経っているとはいえ、ティモ・コティペルト氏、生の歌声が完璧で、それでいて大昔のアルバムなのに違和感なく、聴いていたCD音源以上なことに驚きました。途中、高音が苦しそうな場面もあったのだけど、多分原キーだよね??50代であのハイトーンはすごい!!ボーカルも完璧なStratovariusは、私の中で完璧なバンドに昇華しました!!
そういえば、CDを聴いた時はコティペルト氏の英語がちょっと訛ってるみたいなところが、クセになると思ったものですが、生で聴くと特にそこまで訛ってはいませんでした。

次のNightwishもお目当ての一つだったのですが、Stratovariusで全力使い果たして、ちょっと疲れました。。。なので後ろで見てましたが、こちらのゲーム音楽の世界みたいな感じもかっこよかったな!私が一番よく聴いてたのってI wish I had a Angelの頃なので、ボーカルさんが違うのですが、こちらのボーカルさんの若々しい声もかわいくてよかったな。若々しいけどしっかり安定感ある声なので、安心して聴ける♪最後は映画を見てるみたいな雰囲気で鳥肌が立った!!

一旦ご飯を食べに行って、それまでは安全というか、寧ろメタルなのに穏やかな感じだった会場が、Panteraの直前になると奇声を発する人とか、怒声にも似た声援を上げる人とかが出てきて、急に異常な雰囲気になったのが印象的ですw
しかし、男性ファンがほとんどだったので、お目当て以外の時には床に思いっきり寝てる人たち(爆睡してる人もいた)がたくさんいて、男の人っていいよなあとちょっと思いました。女性は座るのが精一杯です。長丁場で疲れたのは確かなので、寝られるものなら寝たいよなあ。

PanteraはWALKくらいしか知らなかったのですが、音の重厚感がすごかった!
そうそう、ギターはサポート?という話も聴いたけど、ザック・ワイルド!!私の中では、Ozzy OsbourneのRandy Roadsの次のギタリストというイメージで、Randy狂の私はあまりよく聴いたことがなかったのですが、この方のギターパフォーマンスもすごい!!というか、イェンス同様、見た目変わりすぎ!!!(40年くらい経ってるからな
見た目どうこう以前に、髪の毛とヒゲでほとんど顔見えなかったけどw
ギターソロの度にガン見してしまうくらいかっこよかった!ちょっと、帰ったら真面目にOzzyのアルバム聴いてみようと思いました。
あと、Panteraのオフショットみたいな映像が(MVなのか?)流れてたけど、おバカなこといっぱいやっててウケた。

そんな感じで無事乗り切った初めてのLOUD PARKが終了!多少疲れたけど、全く飽きないフェスでした!!

ああ、Stratovarius、神セトリだった。。。家に帰って他の方のセトリも確認しながら、Spotifyで今日のセトリをプレイリスト化したほどです。毎日聴いてる(*^_^*)

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