週刊現代「高校教師」

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週刊現代に、1993年のドラマ「高校教師」放送時のエピソード対談が掲載されました。

対談は、京本政樹さん・伊藤一尋プロデューサー・松村邦洋さんの3人なんですけど、「高校教師」という内容抜きにしても、このメンバーの対談は読み応えがあるよね!

松村邦洋さんというと、昔の大河ドラマにすごく詳しくて、マニアックなモノマネを混じえて語っていたのを聴いたことがあるんだけど、本当に詳しいから話が面白かったんです。西田敏行、津川雅彦とかのモノマネをやっててすごい面白かったんだよね(笑)

そんな松村さんに加えて、京本さんも昔はテレビっ子だったりするし、高校教師に関してはガッツリ出演者だというのに、視聴者目線で語ってくれているから、本当に面白い。

さらに、高校教師のプロデューサーだった伊藤一尋さん!

写真はお馴染みの赤井さんにタコ殴りされるマサキの図なんだけど(笑)

あ、写真といえば、相関図の写真、マサキだけアイドルっぽいのは何故なんだろ?もしかして、みんなドラマ放送開始時の写真で、クランクインしてなかった人はドラマの写真じゃないとか?

理由はわからないけど、このマサキの写真めっちゃかっこいいな!!髪型は20代っぽいけど、顔が既に大人っぽいんだよなあ。30前後の時はもう髪短くなってたけど、高校教師の頃も横髪耳にかけないとあんな感じだったのかなあ?ほんといつの写真なんだろうね?なんでもいいけどミュージシャンぽくてかっこいいわ!

で、肝心の内容もすごく面白かった。

そうそう、「藤村先生は野島伸司の分身」というのはすごく納得。特に野島さんが書いた同様のテイストの他のドラマや、高校教師2003年版を観た時にそれはすごく実感しました。

当然、藤村先生の行為そのものは犯罪以外の何物でもないのだけど^^;その独白を聴いた羽村先生が、とても他人事じゃなさそうな顔するよね。全く対局な2人だけど、羽村先生が後々、繭の父親を殺すきっかけになってしまったのではという感じもする。

で、繭のお父さんも相当アレな人なんだけど、最終的にちょっといい人っぽくなって、羽村先生に繭を託すような素振りを見せて死んでいくよね?そういうちょっといい人展開あって羨ましいよなあと思う反面、藤村先生だけが本当の孤独な人で、野島伸司の分身と言われるのは納得なのよね。

繭のお父さんといえば、峰岸さんの最期のシーンで逃げなきゃいけないくらい火燃やしたって話を見て、「次郎長三国志」でマサキだけが大火の中で立ち回り続けた話思い出したよね。昔の映画監督、建物燃やしがち←

雑誌の対談と脱線するけど、高校教師の最終回2人は死んだのか?と同じくらい気になったのが、2003年版を観た後のことだけど、藤村先生にとっての相沢直子は結局特別な女性ではなかったのかなっていう。

「女の子はもっとちゃんと好きになるよ」

みたいなことを言って相沢直子は藤村から完全に去って行くんだけど、2003年版だと、彼女のビデオを最後にもう誰も撮ってないんだよね。

よく、2003年版の藤村先生は「改心して罪を償った」って言われてるのだけど、私は改心したわけじゃなくて、諦めて完全に孤独に籠っちゃったのかなって思ってるんですよね。

だから、工藤紅子といい感じになってた後も、手島先生に本気で告白されても、自分から突き放してしまったよね。だから、藤村は相沢直子をきっかけに改心したのではなくて、「本当に誰も自分を愛してくれない」と諦めたんじゃないかなと思ったよね。まあ、10年もそれからなんで先生を続けてたのかは謎なのだけど。10年間「TEENの間だけ」の女子を探し続けてたのなら怖すぎるよねwww

私は京本政樹ファンだから、どこまでも藤村先生だけを考察していくよwww

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