ROAD59-新時代任侠特区- 摩天楼ヨザクラ抗争

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4/15-18、KAAT神奈川芸術劇場に「ROAD59-新時代任侠特区-」舞台第二弾を観に行きました。
県を跨ぐということでまあ無駄とは思いつつも、電車を避け、車で行ってきたわけですが、一日雨は降りましたが、警報レベルと言われていたのに小雨程度で収まっていたのは、太陽神マサキのおかげだと思っています。
車で往復しながら、「明日も横浜かー。も一度ヨコハマだなー」と一人微笑しながら車を走らせました。山梨や静岡まで車で行ったことのある私には千葉から横浜など容易い距離なのだ。
KAAT神奈川芸術劇場は、中華街にとても近い場所なのですね。4日間あったので、ちょいちょい豚まんを買ったりしました。こんなご時世でなければ、横浜観光楽しみたかったな。あ、ガンダムは見ましたけどね。ガンダム好きな友達と一緒に行ったら、動くガンダムとともに、LUNA SEAの曲が爆音で流れて、うち大感動。ガンダム方面はノーチェックだったのでとんだサプライズでした!!そんな感じで、楽しむところはささっと楽しんできました。

さて、Blu-rayの発売が早くも決定していますので、あらすじ等は簡単で良いでしょう。あ、前回のROAD59の映像特典の感想については、また後日書きますね。とてもメイキングが面白かったのと、京本さんも結構映ってたので、第二弾のBlu-rayも期待大です。

では本編について、印象的だった部分のみを書いていきます。どうしようかな。組ごとに書きますかね。

オープニング

今回は、新キャラに聖職者のマリアという女性が登場したことも関係してか、とてもゴシックな雰囲気の音楽でスタート。オルフの「カルミナ・ブラーナ」みたいな壮大な音楽で、とても私好みです!というか、マサキがこういう音楽で登場するところ、ずっと見てみたかったのよ!このことを含め、京本政樹様が美しい爺さんを演じられていることも私の夢だったので、この舞台で2つの夢がかなったことになります。それに限らず、どのキャラクターをとってもエピソードが深そうで、今後の展開が思わず気になってしまうような、本当に好みなステージです。
ステージ上で、京本さんだけは上の壇センターに後ろを向いて立っていて、他の全出演者たちがゆっくりと動き出し、殺陣が始まっても微動だにしない。そのオーラがすごい!この光景が大好きで、配信でも何度もその部分を見ましたね。それから、両脇の一臣さんとイリーナに挟まれた時、突然組長が振り向き、動き出して杖で二人を相手に立ち回りを!!

マサキが戦ったあああああ!!!!!

かっこいいよ!!!どれだけこの瞬間を待っていたか!!!第1弾の舞台では、ストーリーテラー的な役割だった組長でした。きっとすごい強いんだろう、何かとてつもないジンギを持っているんだろう、というでかい期待を持たせながらも、その立ち回りを見ることはなかったわけですが。ああ、、、長い棒持たせたらほんと天下一品だな。全員で決めポーズの時も杖をシュシュっと構えて、めっちゃくちゃかっこよかった。。。
このオープニングは本当にかっこいいので、誰からも目を離せないんですが、やっぱりどうしても推しを見てしまうのは皆さん同じことかと(笑)そして、配信だと、ああ!今のマサキの動きかっこよかったのに映ってない!!なんてこともあるので、Blu-rayの「ステージ全景映像」はとてもありがたいです!!第二弾のBDも心待ちにしております!

春雲組

今回から八薙バクトが春雲組の一員として登場しましたが、バクちゃん、体力系でちょっとおバカキャラなのが愛しいです(笑)今回は、天海区に拡まっている偽札騒動がカギとなっているのだけど、それをバクトが解決しようとした理由っていうのが、どこかの抗争の途中でバクトが組の車を破壊したとか、誓吾に借金したとか色んなどうでもよさそうな理由で、しまいには組長が、バクトの取り分を全額誓吾にやると言ったせいで偽札騒動を解決して組の資金を取り戻してやる!と息巻いたのが始まりという。
また、そんな偽札騒動の話してるのに、ニュースを見ないバクトがお天気お姉さんしか興味ないという話題から、組員全員の女子アナのタイプの話に(笑)
時雨&ユウト・・・皆藤愛子さん
誓吾&高久・・・田中みな実さん
で、おやっさんは

「オレは弘中ちゃんだな」(言い方)

ごめん、バクト以上にテレビのニュースを見ないもので(ネットニュースは見てます)女子アナが全くわからない。。。とりあえず、弘中ちゃんでなんでみんながズコーってなったのかよくわかりませんでしたが、組長が好みの女子アナを答えてるだけで相当笑えるのでまあいいです(笑)みんなが女子アナトークしてる間、組長、上を見上げながらなんかずーっとどの女子アナがいいかなあって考えてたのね。さっきまで壇上でめっちゃかっこよかったのに、今回の舞台は、おやっさんギャグパートが強めでなかなか楽しいです。
あ、誓吾がイケボで決め顔でメガネ上げながら「田中みな実だ」って言うのツボだったな。
それから、時雨さんが妻子を亡くしているという設定だけが出たけど、親子で亡くなったというのは、やはり抗争に巻き込まれたとかなのかな。。。前回パンツが破れた時雨さんが、今回は割とシリアス担当でした。華夜のボディガードを決める時に、時雨さんが断った理由を察した組長が、
「もうそんな時期か。すまねえな時雨。行ってくれ」
って手をすっと差し出す仕草がすごく上品なんだ。結津万組長って、べらんめえ口調なのに仕草がいちいち上品で紳士的なんだよなあ。だからすごく、チンピラじゃなくてヤクザの幹部っていう感じが伝わってきます。舞台を見ている時はのめり込んでいるのでそこまで考えなかったのだけど、よくよく後で見てみると、身振り手振りの仕方が、海外の俳優さんみたいだなあと。

今回は狛浪組と一時的に共闘シーンもあってすごく熱い展開でした。この物語、今の所、黒条組のあいつを除いて全員陰があってどこか憎めないのよね。あいつを除いて(笑)

しかし、今回は高久をはじめ、バクトも死にかけたり、春雲組全員がピンチになったせいで、組長が率先して戦おうとするシーンが2回ほどあったのだけど、どうしても戦わせてもらえない展開に(笑)ああ、、また今回も京本政樹の殺陣はお預けかあ。しかしどんどんハードル上がっていくよね。どんだけ組長強いのか。ジンギ発動しなくても強そうだし、華夜のこともあるから、ジンギを発動したらやばいことになりそうだし。あと、ベネディクトが、華夜以外のカギの話を持ち出していたけど、あれってもしかして組長の奥さんだったりするのかなあ。奥さん亡くなってたよね。その理由が、ジンギというか、オロチに関係することだったりするのか。とても気になります。

高久がヤクザ時代に組んでた一条っていうキャラが出てくるんだけど、このキャラがとにかく不気味!操り人形みたいにプラーンとした両手の動きとか、無表情を通り越して死神みたいな鬱々とした表情とか喋り方とか。あ、一条が紫っぽいスーツを着ているので、一瞬、ぺこぱの松蔭寺さんが登場したかと思ったのは私だけでしょうか。きっと時を戻すジンギが使えるに違いないと思いかけてやめました。前回は割とキャラが薄めだった高久が、今回大活躍でした。飄々としているようですごく熱い一面を持っていることがわかった。ベネディクトのところに連れ去られてから大変な目に遭って命からがら助かった後、一条に「俺の命は親父や兄弟に預けてるんだ!」っていうところ、すごくかっこよかったです。そして、最後に普段犬猿の仲(?)の誓吾に、グータッチしてもらえるところもよかったなあ!全財産が入ったバッグをあえて誓吾に預けていくところがいいよね。この二人の関係、すごくいいです。

あとは、ユウトが新キャラのマリアと関係がありそうだったのも気になる。孤児院にいたところを組長に拾われたんだよね。その孤児院にいたのがマリア?それとも直接育ててくれたマザーという人は、このマリアとは違っていそうだけど、ユウトが孤児院から逃げ出して春雲組に拾われたこともすごく気になる。ユウトはいつも組長にすごく恩義を感じてるしね。今回も「死んでも華夜ちゃんを守る!」って言って、時雨さんに怒られてたけど、今後舞台が続くとしたらその辺りの話も知りたい!

あ、ユウトといえば「ブシロード!」ですが、今回も看板芸(?)大活躍でした。というか、敵も全員揃って「ブシロード!」って(笑)あの看板が登場するだけで笑っちゃうんだけど、まさかこんなシリアスなシーンで出てくるとか。もう、今後ROAD59の舞台では「(ドン!)ブシロード!」は必須だね。

それから、アドリブパートが今回は日替わりでめっちゃ笑ったな!前回の時雨さんの「アマビエ!!」とかも笑ったけど、これ色んなバージョンあればいいのになあと思ってたんだよね。今回は、みんながアドリブ楽しみすぎて、最後華夜まで加わっちゃって、この組、ボケしかおらんのか???と。誓吾以外全員ボケだよね(笑)
「おかしいだろ!・・・お菓子だけにな!!」
の時の君沢さんがめっちゃ不安そうなのがウケました。私めっちゃ好きだよ。
最後のほうは、
「あ!チョコの大群が!」(バクト)
「え!チョコの大群!?どこ!?騙された!チョーー姑息!!」(華夜)
「あ!新種のチョコが!ユウトの身長くらいあるチョコがある!」(バクト)
って言いながら板チョコみたいな色の机を立てるアドリブとか、もはや意味わからなすぎて大爆笑でした。しかも、その後、高久のかばんから写真を発見する誓吾が出てくる時、立てられた机を一瞬二度見したのが面白すぎた。毎度、このアドリブコーナーが楽しみだったな。

最後はみんなで写真を撮るんだけど、
「お父さん、、、あれを。。。」
「なんだ?」
「あれです。。。」
「ああ!オレの見せ場か!」(超嬉しそう)
って不自然に振り返って親子でめっちゃもたつきながら、組長の杖で自撮り棒完成させるやつ、あのネタ一体何wしかも、最初ちょっと軽く構えるくらいだったのが、日を追うごとに大立ち回りみたいになって組長が杖振り回す度に効果音入るのが面白すぎた。ほんと、今回の結津万清信、はっちゃけてましたね。しかも掛け声が全員で

「「「「「「せーご!」」」」」」

何故か名前を使われた被害者である誓吾自身が、「だっせーwww」ってバクトに言われてたけど、一番率先して言ってたの組長では(笑)
でもあの写真いいよね。昔の、人数少ない時の写真だと組長がムスッとしてるんだけど、華夜とバクトが入ってる写真のほう、めっちゃ笑顔だよね。可愛すぎます。あの写真の画像ほしい。

そして、最後は、高久が予約した7人分の焼き肉を奢らされるバクちゃん。おやっさんもノリノリで奢られに行きます。

「バクト、、、たまには親孝行もいいもんだなぁー♪」

ってちょっと声ひっくり返しながら言ってるのを見たら、松方のお兄ちゃんを思い出してしまいました。松方さんはめっちゃ奢ってくれるほうだけど。
いやしかしフレンドリーな組長。ほんと家族みたいなんだけど、この人たちヤクザの方たちだよね。

今回は、バクト、高久、ユウトがピンチだったけど、バクトは主役だから大丈夫だとして、ユウトも高久も、今回で死んじゃうのかな、、、と途中すごく心配でしたが、さすがジンギ使いは違うね。無敵すぎます。華夜じゃないけど、ほんと誰にも死んでほしくないなー。今後不安なのは組長です。ほんと不安!!組長死なないでほしい!!自撮り棒やる人いなくなっちゃう!

狛浪組

今回は、ショウと汐音くんが大阪に出張?で映像出演でしたが、何より後ろに不自然にいるどう見てもアンソニーなピエロが全部持っていっちゃった(笑)

留守番中に涼香がカジノに乗り込んで行ったところでフェニックスに誘拐されて、春雲組に静姐が一人で乗り込んだところかっこよかった。静姐とうちの結津万組長が一触即発になってたけど、結局戦わず。なんか今回このパターンが多いですね。いや、今回というか、組長なかなか戦う場面が来ない!!あああマサキの立ち回りが見たい!!!めちゃくちゃ焦らされています(笑)
それはさておいて、静姐は涼香をカタギに育てたかったらしく、そのためにお金を貯めていたみたい。静姐の年齢がわからないけど、母親代わりであり、少々頼りない代行の弟をサポートする係でもあり、悩みが絶えなさそうですなあ。。。ところであの煙の技はどういう仕組なんだろうか。

ラスト、春雲組と一夜限りの共闘は熱い展開だったなー。ここは敵同士になってほしくないなあ。

黒条組

この作品で唯一、ただただ悪いやつです。
偽札の話で、一条と取引することになった経緯を回想するのだけど、前作亡くなった可哀想な柊姉妹が!回想シーンで登場しました!ああ、私の涙腺を刺激するあの悲しいBGMが早くも。。。二人の結末を知っているだけに、今そこにいる姿を見ているだけでなんだか泣きそうになりました。。。

それから、賢誠様が回想シーンになると、現在の賢誠様の姿がスクリーンに残って、回想のほうの賢誠様が井上さん本人が動いてしゃべるの、魂が抜けるみたいなあの演出がおもしろくて、スクリーンを使うと色んなことができるんだなあと感心してしまいました。

PHOENIX

前回はゴージャスな映像出演のみだったエッグヴェネディクト・ロールキャベツこと、ヴェネディクト・rrrロレンツォ・ヴァザーリが舞台に生登場しましたが、、、あのピンヒールでよく歩けるな。。。女の私でさえ、あんな高いピンヒールで歩き回るなんて怖いです。足首を捻りそうで見ているだけでヒヤヒヤしてしまいましたが、蒼井翔太さん、さくさく歩いてたなあ。

前作で自ら命を経ったイリーナがまた出てきた!?と思ったら、どうもこのイリーナは前のイリーナじゃなくて、綾波レイみたいな2号みたい。人間の感情がよくわかっていなさそうなのだけど、そこがちょいちょい可愛くて、たまにヴェネディクトがイリーナのリアクションに、ズコーってなってるのが面白かった。でもラストのシーンでは、ヴェネディクトが唯一優しい顔を見せて、イリーナの腕についた2号みたいな腕章?シールをベリって剥がしてあげるところよかったな。貴女は2番めじゃないよ。と言ってるようで素敵でした。うーん、黒条組の彼以外はみんなどことなく哀しみを背負っているように見えます。黒条組の彼にもあるのかもしれないけどさ。。。

あ、ところでヴェネディクトってほんと何歳なの??フェニックスという組の名の通り、不死身のジンギを持っているのだろうか。。。めっちゃ興味深い!あ、うちらの結津万組長も不死身っぽいですけどね(中の人がな)

アフタートーク

17日マチネ

この日、春雲組のアフタートークでしたが、、、

 

予定にはなかったのに!!!

 

マサキが来たよ!!!!!

 

サプライズすぎてむせそうになりました。しかもね、組長の格好じゃなくて、帽子かぶってなくて、コートを着てなくて、スーツ姿にネクタイを緩めていて、ヒゲがありませんでした。つまり、

ただの銀髪の京本政樹!

あああ!この日前のほうで見たかった!!!でも贅沢は言いません。嬉しすぎるよ。。。
出演者の皆さんにもサプライズだったみたいで、ステージ上もみんなびっくりしてました。
ていうか、ただの着替えかけの京本政樹。。。

「あれ?ここ楽屋じゃないの?」

ウチくる!?で登場する時にやってたみたいに、ちょっとわざとらしく登場(笑)いや、、、ボケ倒してるんだけどほんとかっこよかったよー(;;)

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