週刊現代「人生の意味を教えてくれた人」

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週刊現代を買いましたよ。一番後ろのコーナーですが、多数の著名人の方々がインタビューに答える大型企画のようです。

京本政樹さんの他にも、杉良太郎さんが答えてらっしゃる記事もあったりして、生まれて初めて好きになった役者さんが、京本さんと杉様な私はとても嬉しくなりました。
杉良太郎さんが長谷川一夫さんにたくさん教えていただいた話は、京本さんと大川橋蔵さんの話と同じだなと思いつつ、そういえば昔、京本さんが大川橋蔵さんに長谷川一夫さんに合わせていただいた時に、長谷川一夫さんが「顔が綺麗に見えるように膝に白いハンカチを置いていた」話をされてたのを思い出したな。

しかし、幼い頃に既にテレビで大活躍されていた方々が、こぞって人生を振り返っているのを見て思わずしんみりしてしまった私です。。。まあ、私も人生振り返るけどね。振り返っても全く大した人生じゃなかったけどね。振り返れば闇の道ですがね。

京本さんが、藤田まことさんから演技論だけでなく、生き方を教わったということ。京本さんが藤田さんの話をされるのは今に始まったことではないのだけど、「歳をとったら嘘を付く必要はない」っていうフレーズは京本さんご本人のものかな、それとも記者さんの言葉かな。

「もう嘘の鎧をまとう必要はない」っていうフレーズは、ヴィジュアル系アーティストが普通になる時によく聞いた言葉だなあ。河村隆一さんもLUNA SEA初期の頃に言ってたなあとか(笑)

それはさておき、京本さんもやはり、若い頃は虚勢を張っていたなあとか、そういう思いがあるのかなあ?芸能人は誰しもそうなんじゃないかと勝手に想像しますが、京本政樹という人は、役はワル系も多いけど、ご本人にワルっぽい要素が全くない人なのよね(笑)若い頃の印象は本当の意味での「やんちゃ」な人でした。子供が見てもやんちゃな人でしたね。ほら、よく言う「やんちゃしてたわあ」のやんちゃじゃないですよ?そういうワル要素一切ないですから。まあ、柳沢慎吾ちゃんと飛ばしてる姿を見れば誰しも想像がつくと思いますが、、、ていうかいくつまでやんちゃなんだよ!!そんなところが大好きなんですが。暗い役や悪い役ばかりやってるのに、どんだけ本人屈託のない明るさなんだよ!!と(笑)
だから、若い頃から京本政樹って中身の性格的なところも変わってない感じがするんだけどね。ただ、若い頃とは見ている限りでも雰囲気が変わられたというか、柔らかくなられたというか。そりゃ20代と60代で全く同じだったらどうかと思うけど、20代の頃の太陽みたいに明るくて、役と全然正反対でびゃーん!って飛び出てくる感じの京本さんも(どんな)、今のにっこり微笑んで後輩を励ましてくれる京本さんも、どっちも嘘ではないと思うのね。だから、嘘を付く必要はないというフレーズは、なるほどーと納得する感じの言葉じゃないのね。
もちろん、芸能人だから夢を見させてくれる部分はあるし、本当はこういう人じゃないけどこういう風に振る舞ってくれてるとか、そういう部分はあるのかもしれない。でも、それだけ、これまで見てきた京本さんに「嘘」という言葉が似合わないなあと、ふと思ったわけです。無論、それこそが幻想と言われればそうなのかもしれないけど。。。
京本さん自身が「後輩のためにやる歳になったなあ」と思われてるかもしれないけど、昔から他人のことばかり考えてる印象があったので、今でも「もっと自分のことを考えてください」と伝えたくなることが多いのよね。
藤田まことさんも飾らないにもほどがありそうな印象の人だったけど(笑)、他人に優しい京本さんも、どうか今までのように穏やかで自然体で、それでいてあまり他人のことばかり考えないでほしいなと思ったりね。

1ページくらいの記事でしたが、私も色々振り返ってしまったなあ。何を知ってるわけでもない。テレビで見てるだけのファンなんですけどね(笑)
ファンとしては、ただただ京本政樹という一人の役者さんの幸せを願っているだけです。

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