「時代劇」にマニアックな人々

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ジャパネットたかたが制作の「マニアックな人々」という番組を見ました。

ゲストが京本政樹さんと松平健さん!!松尾貴史さんも仰っていましたが、時代劇といえばなお二人!時代劇好きが喜ぶ組み合わせです。全私が泣いた。

あ!スキンヘッドじゃないマツケンをすんごい久々に見た気がする!松平健さんは66歳!?あの上様があと4年で70歳!?いや、隣の京本政樹さんは61歳。。。なかなかピンと来ない年齢感の組み合わせです。。。なんてシュッとしたかっこいい60代たちなんだ。。。

マサキとマツケンって本当に共演ないよね。草燃えるもそうだけど、柳生武芸帳もだったかな。忠臣蔵とかもありそうだな。。。(人いっぱい出てくる系)同じスペシャル時代劇に出てるのに共演シーンはないもんね。バラエティ番組では何度かあるけど。覚えてますか京本さん。25年くらい前の時代劇役者勢揃いのテレ朝正月時代劇バラエティ番組で、松平健さんに「どこが暴れてるんですか?」って謎の質問をしたことを。私は忘れてないぞ(爆)
それはともかく、里見浩太朗さんとは昨年、夢の共演を果たしているので、松平健さんともあんな感じでがっつり共演してほしいなあ。

「暴れん坊将軍ですから☆」って嬉しそうに松平健さんのことを言ってるマサキが可愛すぎ。そして反対に松平健さんから京本さんへの印象は「かっこいい」

うわあ!!マツケンから「かっこいい」いただきました!!

高橋英樹さんとかみたいに「あいつは~~だからなあ!!」っていう扱いも嫌いじゃないですが、やっぱりストレートに先輩俳優さんが「かっこいい」と言ってくださるのはファンからしても嬉しいですよ。マサキ、マツケンとツーショ撮ったかな(え)

洞窟みたいなセットで、MCの松尾貴史さんとゲストの方々が、日本全国のいろんなマニアックな人たちのVTRを一緒に見る番組のようです。うふ、マサキのエレガントな座り方好きだ。洞窟(セット)の中でもエレガントだ。今日のコーディネート最高ですねえ。ダークブラウンの大きめハットに、キャメルっぽい大き目ハーフコートが素敵だ。ブラウンが似合う大人のコーデです。女優コーデにも見えます(え)

そんなエレガントな京本さんが、上様にテンション上がっててかわいいんだ。魚屋善太の頃、太秦を歩いてる松平健さんを見ていて憧れてて、サインをもらったことがあるらしい(笑)今、めっちゃくちゃ善太が「おやぶうううううん!!!」のテンションでサインをもらいに行くのを想像しました。かわいい。健さんも、魚屋時代のマサキを覚えてるんだって!そして、松平健さんといえばやはり暴れん坊将軍!(しかも吉宗評判記の頃のほっそい上様!!)健さんって勝新太郎さんの弟子だったんだねー。

そして、犬塚信乃からの魚屋善太を経て組紐屋の竜、とVTRの順番は多少前後してましたが、この数年間の振り幅広いな(笑)魚屋善太が犬塚信乃になったのもすごいですが、魚屋善太と組紐屋の竜って、その間1、2年くらいしかないよね?ああそうだよな。橋蔵先生が亡くなるちょっと前に、必殺に出ることを報告したんだもんね。。。

そんな橋蔵先生からメイク、所作を手取り足取り教わった話をはじめ、必殺の紹介音楽が、なんの説明もなしに「闘う仕事人」だったのが嬉しいよね!普通に流れてるけど、この音楽京本政樹作曲よ!!と自慢したくなりますね。しかも映像は、私が大好きな「キン肉男」の回の橋から飛び降り吊るしのやつ(T_T)あ、好きなのはキン肉男じゃなくて竜の殺しのほうですよ?
あの飛び降りるのも衝撃だったけど、組紐を投げる前に目をカッ!って見開く顔がめちゃめちゃ美しいんだよ!!あれと、組紐を口に加えて二人殺すやつと、井戸から独楽で脱出するやつと、組紐ロープウェイのやつと、、、ってキリがないな。。。

そして京本さんと時代劇といえば欠かせないあの方がスタジオに登場しましたよ。

八木光彦さん!!

あ、八木かつらじゃない!「かつらヤマサ屋」と書かれていました。独立されたんですね。光彦さんの従兄弟の方がTwitterでこの番組見てねーと書かれていました。インスタのほうで独立されたことも書かれていましたが、一般の方なので勝手にリンクを貼ってよいものかわからなかったので、探してみてください。

その八木光彦さんの登場に「みっちゃん♪」と嬉しそうなマサキ。

八木さんとともに「政光結(通称:京本かつら)」の話をたーくさんしてくださったので、めちゃめちゃ嬉しかった!やはり、京本ファンは八木光彦さんのかつらが大好きですから。組紐屋の竜の茶髪でカーリーな前髪はほんと独特。あのデザインしたマサキもすごいけど、八木さんがよくぞあそこまで忠実に実現できたな!と未だに感心します。

「この前髪からシケの流れが、絵で描くのは簡単だけど難しい」

と仰っていたけど、すごいわかるのが、私も最初の頃、竜の絵を描く時に、この前髪が流れていった先の上の部分どうなってんだ???とかなり困ったからね。めっちゃわかります。完璧に把握するまで研究したわ。

あーヅラ植えたい(唐突)いや、いつかマサキ人形を作ってみたいなあと思うんだけど(思うのは自由)、やっぱ時代劇モードはやりたいから、興味持った時に、ある鬘屋さんの毛植え動画めちゃくちゃ真剣に見まくったんだよね。あんなに速くはできませんが、理論はわかりました。髷の結い方も理屈はわかります。やったことないですが。できるかもわからないですが。

ともかく、このお二人のコンビは私の中では、日本文化を伝えるのに貢献したすごい人たちという認識ですよ、本気で。

松平健さんが実際に暴れん坊将軍で使った刀で構えて見せてくれていましたが、やっぱり「成敗!(チャッ!)」はかっこいいよね!アップの時だけ真剣とかジュラルミンの刀とかで綺麗に見せるというのは、昔マサキが説明していたので覚えてました。

 

番組に登場した時代劇マニア(一部はコスプレ・笑)の方々のエピソードもそれぞれ面白かった。

一番最初の時代劇マニアの男性がすごかったな。家で大スクリーンで昔の時代劇映画を見るために、プロジェクター手作りまでして、スピーカーも思い切って購入。。。私もそこまでしないとダメでしょうか。私なら家にいて大スクリーンでマサキかあ。。。いいな。。。やはり、大画面での迫力ってありますもんね。
さらにこの男性は時代劇との出会いは辛い幼少期を救ってくれたというエピソードもあって感動。たかがエンタメ、されどエンタメ。私もマサキの作品を見たり、マサキのことを考えたり、マサキのことをああだこうだ(何だ)たくさん気持ちを慰められたことがよくありますね。ファンとは一方的なものですが、勝手に京本さんにはたくさん救われたと思っています。
しかしいいなあ。昔の東映時代劇のチャンバラ満載な感じ。やっぱ時代劇はああでなきゃね。毎度しつこいくらい言ってますが、京本政樹主演で現代の東映時代劇を作ってほしい。大スクリーンで見られなくてもいい。それこそ最後の方みたいな自主制作Youtube時代劇でもいい。

その自主制作Youtubeの監督さんが小道具まで作っちゃうのすごいよね。いばらきショートフィルム大賞受賞作品

 

水戸黄門Z

ドラゴンボールか!!

とツッコミを入れたくなるタイトルなのに、監督の大川祥吾さん曰く、

「水戸黄門というタイトルのインパクトが強すぎて、タイトルに何をつけても物足りない。水戸黄門というタイトルのインパクトに負けないワードを考えたらZだった」

という、わかるようなわからないような(笑)それなのにあの監督さんの真剣な説明を聞いていたらなんだか納得できてしまうような。。。
有名な時代劇は全部そうでしょうね。じゃあ必殺仕事人は「必殺仕事人Z」。。。

 

あれ?違和感がない。。。←

 

そんな大川祥吾さん監督の、ラップやミュージカルも満載のユニーク時代劇ショートフィルムがこちら。

メタルマクベスみたいな曲もあるな。劇団☆新感線味がある(笑)
こういうのってなんで悪者のBGMのほうがかっこいいんでしょうか。あ、私がメタル好きだからですね。
なにげに助さんか格さんの立ち回りが座頭市みたいでかっこいいです。

日光江戸村の撮影現場を見て、ぷっすまのエガちゃんが飛び込んだ池を思い出しました。それを追いかけてエガちゃんを困らせるマサキも思い出しました。

レポーターのジャパネットたかたMCのお姉さんがこの監督さんに出会った場所が、歴史研究所みたいなところでしたが、そうなのよ。。。歴史好き=時代劇好きではないのよ。寧ろ歴史好きだからこそ時代劇じゃなくて大河ドラマ!という人たちは多いと思いますよ。というのも、私の中でも時代劇と大河ドラマは違うからね。娯楽時代劇は特にね。大川祥吾さんもご自身が監督するようになるまでは時代劇をあんまり見てなかったみたいだし。

あー娯楽時代劇作ってみたい。私もYoutube時代劇を監督して、京本さんに出演依頼を出してみたいです。

・・・思うのはただです←

マサキは

「新しいものを取り入れていて素晴らしいですね。必殺仕事人もその時の時事ネタを取り入れたりしてましたし」

と高評価だったのも頷けます。ドローンを取り入れて、ドロン!って消えていく京本さんですからね。わかるところもあったでしょうね。またはスカルソルジャーで自主制作映画を作った方ですし、気持ちがわかる部分も多かったかもなあ。どうしよう数年後に美剣士姿でラップしてたら(笑)

ああいいなあ。ショートフィルムでもいいから京本政樹主演のYoutube時代劇作りたいわあ。八木光彦さんの鬘で。一体いくらかかるんだ(笑)

はい、言うだけただでした。

サムライスの侍洋食人も面白かったな。ちょんまげで生活しながら「御意!」って言ってるけど、作る料理は洋食。赤ワインのごはんのデミグラスオムライス。普通に美味しそうだけど。基本的に大阪にこういう人多いんだなと思ってしまう(笑)

姫路城をミニチュアで作っちゃった人もすごかったわ。何かをそっくりに作るのって私もすごく興味はあるので見てる分には面白かったですが、奥様の気持ちや如何に。「(ご主人を)好きでなかったらとっくに出て行ってます(笑)」とは仰ってましたが、あの図面の本をあげたのがきっかけでご主人が姫路城作りに没頭し出した時には、えらいもんあげてしまった。。。と絶対思ってるだろうな(笑)でもすごい面白そうだわ。姫路城といえば暴れん坊将軍。上様も感心してましたねー。

「時代劇を新しい人が語り継いでくれるのは嬉しい」

みたいなことを京本さん仰ってましたが、切実な思いですよね。というか、まだまだ私はマサキの時代劇姿が見たいし、欲を言うならばテレビドラマや映画で美剣士姿を見られたら嬉しいな。。。

 

そんな時代劇好きにはたまらない夢のような2時間番組「マニアックな人々」。ジャパネットたかた制作ですから、もちろん(?)番組の後はジャパネット通販です。や、もちろんとか言いながら、唐突なショッピングにブーッって吹きそうになりましたが。

これ毎回テーマに合わせたショッピングやるのかな。今回の時代劇に合わせて、「長谷川伸」の股旅シリーズDVD-BOXをプレゼンしてました。あ、普通に面白そう。。。

私は皆さんの想像よりは若いので(いくつだと思われてるんだ)流石に60年代とかの股旅シリーズは見てないですよ。沓掛時次郎とかわかりません。あんかけの時次郎なら知ってるけど(わかるんか)それでも、杉良太郎、高橋英樹、松方弘樹、近藤正臣とか好きな役者さんの名前羅列されたらちょっと時めいちゃうだろ。私ああいう通販で何かを買ったことがあまりないのでピンときませんが、どれくらい売れたんだろうね?

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