「赤と黒 サムライ・魂」初日(2019.05.25)(ネタバレ)

ちょっと、ただいまBSフジで「森田健作のなるほど!なっとく塾」月1レギュラー番組って発表されててちょっと笑いました(失礼)。

や、何がおかしいんだろう。なんか面白かったんだわ。つい昨日、白熱の舞台で生で観て号泣したばかりなのに、ギャップがちょっと面白かったんだと思います。

今年は映画に舞台にバラエティ番組新レギュラーと、芸能生活40周年すごいですね!

 

さて、それはさておき、ついに里見浩太朗、京本政樹が共演する時代劇舞台「赤と黒 サムライ・魂」が国際フォーラムホールCでスタートしましたよ!

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こちらは売ってます!

 

待望の京本政樹グッズ(^o^)

 

レスリー・キーさん撮影のコラボクリアファイル全3種1800円。

パンフレットは2500円で、かっこいいカラー写真がたくさん出てます!こちらも買いだよ。

パンフレットのご挨拶文もすごくいいですね。レスリー・キーさんのメッセージで京本さんのことも熱く書かれていて嬉しかったです。

 

舞台を楽しみにしていた方はご存知と思いますが、元々黒澤明監督の「七人の侍」をリメイクした「七人のサムライ-赤と黒-~サムライ魂よ永遠に~」(だっけ)として上演されるはずだったのが、なんらかの大人の事情によりオリジナル舞台へと生まれ変わって上演されました。何せかなりギリギリまでヴィジュアルも公開されなかったし、待っているファンも不安でしたから、恐らく役者さんたちが一番不安だったでしょうね。。。

まあ、色んな不安をふっとばしたのが、前日の囲み取材での市蔵の扮装でしたけどね。うおおおおおおポニーテール!!!!!!(怒)

そんな舞台が予定通りスタートしました。

ちょっとネタバレ抜きで感想書くのが難しすぎるので、下のほうに全部ネタバレ書いちゃいますが(見たい人だけ見てね)、最初に言っておきますと、この舞台、京本政樹ファンは絶対観たほうがいい!セリフも割とあるし、セリフないところも全部いいし、なんならある場面に登場する前のシルエットだけでもひいいいい!ってなったし、

赤と黒というタイトルも、わかりやすい娯楽時代劇的な、勧善懲悪展開を表していましたね。最後、襷の色で表現してるのがよかった。

うん、赤と黒、いい色です。必殺仕事人な感じがします。組紐屋の竜の色ですから。しかし時代劇のマサキは本当に赤が似合うなあ。。。しかも最後勝負服?みたいな格好で登場する時やばいよホント!!忠臣蔵で言うところの高田馬場の堀部安兵衛みたいな感じでかっこよかったです(この表現で合ってるのかな。。。)

 

オープニングのテーマ曲が、多分マサキが作った「殉愛」という曲だよね?往年の時代劇のような渋さと、激闘編サントラにも入りそうな哀愁のメロディ。。。ミュージシャン京本政樹らしい素晴らしい曲でした。

 

さて、竹林のセットが現れた時、滝沢演舞城のラストシーンを思い出しました。

最初から不穏な場面が始まり、いきなり初っ端から奏の市蔵登場!ああ、笠!ポニーテール!着流し!葉っぱ!

あ、ジャニーズファンの人が「なんで葉っぱ??」みたいなことを仰ってるのを見ましたが、あのスタイルは、京本政樹が35歳の時に演じた、「殿様風来坊隠れ旅」のレギュラー隠密「村垣市蔵(気まぐれの市蔵)」というキャラをかなり踏襲したものと思われます。だから、京本ファンは「市蔵」っていう名前とあの格好だけでなんだかすごく感慨深いものがあるのです。ちなみに舞台では多分無理ですが、テレビの東映娯楽時代劇だったら、あのくわえた葉っぱを投げたら敵に刺さります(特撮)

奏の市蔵の鬘が、いつもみたいなのとか、埼玉デュークの鬘とかと違って、割とふんわりした鬘で、横髪が長めの、女の子が憧れそうなポニーテールです(違)その長い横髪の部分が、歩くたびに後ろにふわって靡くのが恐ろしくキレイでした。今回も八木光彦さんのお仕事が見事です!

あ、あと里見浩太朗さんのファンの方も絶対観たほうがいいです!私は幼少期から里見浩太朗さんの主演時代劇シリーズほとんど観て育ってるので、最後の最後に「あの動作」はぎゃああああ!!ってなりましたよ!!流石、名前が○○代わり!!!!あれは絶対里見浩太朗ファンへのサービスだよね!

なんども言いますが、京本政樹ファン、里見浩太朗ファンは絶対にこの舞台観てくださいね!!

里見さん、声が昔と全然変わってない!!登場すると貫禄があるし、やっぱりこの安心感、レジェンドオブ時代劇だな!!!ってテンション上がりましたよ。

あとは、悪役の姜暢雄さんがわかりやすい悪役っぷりですごくよかったし、女将さん役の小川菜摘さんのチャキチャキな感じもよかったし、インパルス堤下さんの元侍な茶屋の亭主もすごくよかった。不破万作さん演じる名主さん含め4人のお爺ちゃんたちがちょこちょこつるんでるのもなんかちょっとかわいかったです。

あとは、市蔵さんを兄貴分みたいに慕ってる駒之助とのやり取りが、ちょいちょいアドリブみたいな仕草が入ってて和んだり。カテコでもげんこでこっしーの胸をコツンってやったりして遊んでたな(笑)

それと、里見浩太朗水戸黄門シリーズの格さん、合田雅吏さんが格さんみたいに爽やかな役で嬉しかった!「天誅~闇の仕置人~」でマサキにやられてたけど今回は絡みがなかったなあ。というか、合田くんとその家来の人がコンビでずっと行動してるのだけど、あの二人の関係が微妙に謎な雰囲気なのが気になります(笑)

京本さんと里見さんの共演シーンは想像より少なかったのだけど、かなーり濃い共演シーンでした。

ゆっくり階段を降りてくる里見さんに一瞬殺気みたいなのが見えて、殺し合いになる!?と勘違いしたアホですが、あの場面での二人のやり取りが盛大なフラグでした。。。

 

 

さて、完全ネタバレに行く前にトークショーのお話です。てっきり毎回全員登場するのかと思ってましたが、堤下さんとジャニーズのお二人の3人が登場しました。堤下が「里見さんと京本さんじゃなくてすみませんねえ(ニヤニヤ)」って言ってましたが、3人のトークが面白かったからよかったです(笑)

若手二人に堤下がいじられまくってるのがめっちゃ面白かった。あと、こっしーのほうだったかな?堤下と実は同期って言ってて、聞き間違いかな??と思ったけど、どちらも1998年から活動ってWikiに書いてあって、ホントだ!!!って(笑)

越岡裕貴さんは、里見浩太朗さんから「ゆうき」って下の名前で呼んでもらってるのがすごく嬉しくて、なにげによく里見さんの楽屋でお茶をごちそうになるのが日課だとか(笑)それを、福士さんは全く知らなかったらしい。マサキは絶対「こっしー」って呼んでるだろ←

 

ではいよいよ以下完全ネタバレです。それでも見たい方だけお進みください。

金山だか銀山が出たとかで、悪い藩の家臣が町を乗っ取ってしまおうとする。

そこに現れた奏の市蔵と駒之助コンビがだんだん町の人たちと打ち解けていって(もうちょっと順を追って打ち解けてほしいw)、市蔵ばかりチヤホヤされることに腹がたった駒之助が自分で手柄をあげようと、藩の家老の娘でありながら座敷牢に囚われた冬美を助けるために勝手に行動してしまい、そのせいで町の人たちが謀反の罪で囚われてしまう。柘植様も一緒に囚われて、元盟友だが悪の道に染まってしまった家老に言われて土下座すれば町の人たちを助けてやると言われるが、まあ悪いやつですからそううまくいきません。みんな殺されるかも!!っていうところに、市蔵さんが一人で乗り込んできてみんなを助けてくれる場面めちゃめちゃしびれます。

結局、悪い藩と戦うべく、町の人たちは団結して藩の侍たちと戦うことを決める。町の人は十数人?敵の藩は100人以上。。。(てか町小さくね?限りなく村だよなと思ったのは私だけでしょうか←)

みんなで頑張って団結してはいるものの戦いに不慣れな町の人たちを助けるために、市蔵さん、率先して百人くらいの敵の侍と戦って、何回も何回も出てきて立ち回りして、どんどんボロボロになっていくの、ホント間近で観てたらしんどすぎたから。。。(;;)

 

 

 

ていうか市蔵さん、この町と全然関係ないんですけど!?

 

 

 

てっきり、市蔵さんは実はこの町で生まれたとか、実は敵の藩の元藩士だったとか、実は柘植様を父の仇と狙ってきたとか、色んな設定を考えましたが、そういうのは出てこなかったので、なんで通りすがりのこの人だけ死ななきゃならんのや!!と、それが余計に可哀想でした。まあすんごい美味しい役とも言えるのである意味、ボロボロになっていくほどたまらんので最高でしたが(え)。とにかくかっこいいし可愛いのに可哀想すぎる役です。でも、思い起こしてみれば、そういう役こそが京本政樹だったなあと。ある意味、非業の美剣士役者の原点のような役だと思います。

 

あんな至近距離で髪の毛ハラリが観られると思いませんでした。めっちゃ近くに切れた紅い組紐が飛んできて、マサキの髪の毛が振り乱れるのよく見えて鼻血噴きそうになった(噴かない)。

ハラリやるためだとは思うけど、戦に出る覚悟のために、市蔵はわざわざポニーテールを解いたのかと思うと、私の心の中のおじさんはとてもドキドキします。

あ、ドキドキするといえば、合田くんとその部下の人はなんでちょっと怪しい雰囲気だったのだろうか。これが「翔んで埼玉」だったら、「BLか!」って突っ込むところですが、違うのでやめておきます(言っちゃった)

他にも市蔵は新之助やその父のことをどうして知ってるの?とか、駒之助とはどういう関係だったのかな?とか、そんなに誰が見ても命を粗末にしそうな儚いキャラなんだろうか?とか、市蔵以外にも、六さんは何故侍をやめたんだろう?とか、そもそも柘植様を何故そんなにみんなが慕ってるんだろう?とか、謎が非常に多かったので、そこが補完されたら結構いい話なんじゃないかなあと思いました。

想像してたら、もはやただの二次創作になってきました(え)

あ、浜ちゃんの奥さんがくれたおにぎりは結局食べたんだろうかとか、おにぎりが入った包みをずっと手でいじってるだけなので「すごい少食そう」「ああ一日一食だからか」と思ったりしたらちょっと微笑ましかったです。あの女将さんは市蔵さんのことちょっと好きだったよね?

欲を言えば、最期、里見さんに抱かれて「(82歳よりは)若き命を粗末にしよってからに!」って言われてほしかったし(それどっかの弁慶)、こっしーに「市蔵さん、命を粗末にしないでくださいって言ったじゃないですかあああ(号泣)」みたいなシーンがあるとグッドでした。次のシーンになったらいきなり骨になっててびびったわ。町の人じゃないからお地蔵さんのほうでもないし。ちゃんと弟分?が骨を持っていってくれて、無縁仏にならなかったのだけが唯一の救いかな。ていうか市蔵さん、グンマーの人か。埼玉だったら面白かったのに(やめろ)

でも、最後柘植様が「奏の市蔵、、、いい奴だったなあ。。。」ってしみじみするところに、葉っぱがたくさん降ってくる演出はすんごく良かったです。ああまた泣いちゃう。やばいな。多分、色んなこと考えながらも、里見さんとマサキのシーンが来たら、毎回号泣する自信ある。

勢揃いした後、ポニーテールで市蔵が再登場して気持ちが救われました。。。

カテコで里見さんも「なんとなく舞台が幕を開けました(笑)」と冗談を仰ってたけど、脚本もきっと変更するのに時間が足りなかったりした部分もあったのかな?などと想像しましたが、ちょっとずつ色んなことが補われて、最後には素晴らしい舞台になっているといいなと期待しました。マサキの立ち回りももっと時間を経たらどんどんかっこよくなるんだろうな!とにかく、素晴らしい役者さんたちがたくさん出ていたからそれだけでも観る価値はありましたね!!滝沢歌舞伎も何度も見る度に色んなアドリブがあったり、変わっていくところがあったから、この舞台も楽しみです。

 

 

役者の皆さん最後まで応援しています!!