コロッケのNEVER GIVE UP!(2016.05.03)

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京本政樹のラジとば終わってから初めて、マサキが他の人の番組にゲスト出演です。

コロッケさん&坂本梨紗さんのFM OSAKA「コロッケのNEVER GIVE UP!」今週から2週連続ゲスト出演♪

ラジとばにもゲストで来てくれたコロッケさん、京本さんのこと「友達が多い」って。ホントにねー!

マサキ登場前、初っ端から”たったひとつのLOVE-I Can’t Let You Go-“をかけてくれたよ!みんなが大好きあいきゃんれっちゅーごー!いつ聴いてもかっこいいよ!

 

京「こんばんは!京本政樹です(クール)」

坂「かっこいいー♪」

コ「かっこいいよねー♪」

京「入口はこんな感じで、今日はしっとりと入りたいと思います(笑)コロッケさん、お久しぶりです!」

 

ラジオから流れるマサキの声、約1ヶ月ぶりかあ。なんだかすごく懐かしい気分になって、思わずじわっときちゃった(笑)相変わらずいい声です。

 

コ「LINEではよくやり取りしてるんだけど(笑)」

京「LINEは1週間になんどもね。下手したら毎日(笑)」

コ「ここ1年で急接近してね!」

京「お会いしたのはだいぶ前、30年くらい前ですよね?」

コ「太秦でー」

京「あれなんて、実は最初に会ってからだいぶ後なんですよね!」

 

わかります。私が小学生の頃大好きで見ていた三田村邦彦さん主演の「将軍家光忍び旅」ね。マサキ出てないんだけど、あのドラマでのコロッケさんのメイク問題で実は一枚かんでたのをラジオで知って驚愕したエピソード(笑)

 

コ「太秦で忘れられない出来事なんだけど。俺、ふざけた役だったんだけど、京本さんが『それじゃダメだよ!』って、俺に綺麗に目張りを描いてくれたの」

京「ふざけた役って言ったって家光の役だったんだよ!?(←影武者だけどね)」

コ「目張り入れてくれて、俺、目が、見たことない凛々しい、スっとした顔になったの(笑)それで現場に行ったら、現場の監督さんとかが、あれ??って言ってるの。『コロッケはーん!ちょ、そのメイク全然顔に合わんわー。あかんわー。ちょっと落としてきて??』って(笑)そうっすね、、、って、京本さんがやってくれたって言えないから(笑)」

京「コロッケさんね、それね同じ話が、田中健さんにもやったんですよ(爆笑)」

坂「お二人はお仕事でもプライベートでも仲が良くて、色々知ってらっしゃると思いますが、ここで京本さんのプロフィールを簡単に」

京「サラッといってくださいね?サラッでいいですから」

 

なんだろ、自分のプロフィール飽きてるのかな。と思いきや、坂本梨紗さんが「高校教師」の役をメインに触れたら、そこに食いついてた。

 

京「キミはあれだね?そこ(高校教師)に食いついたということは、年代がわかるんですよ」

コ「そうだよね。家なき子とかね!」

京「必殺とか里見八犬伝とか飛ばして、高校教師いきましたからね(笑)」

坂「そうですね、ちょっとそこ食いついちゃいましたけど(笑)ただ、時代劇現代劇の他にもシンガーソングライターですとか、バラエティ番組に出演されたり、着物のブランドを起ち上げられたりと本当に精力的に活躍してらっしゃいます」

京「デビューの頃とかはね。ボク森田健作さんと仲いいでしょ?だからそれこそ青春ドラマとかね。柔道一直線とかああいうスポ根ドラマ、『いちじょぉぅ』って言ってる近藤正臣さんとかに憧れましたから」

 

ホント似てるよな。

 

京「最初はそっちだったんですよ。だから役者になったときも、『おー吉川君!』とかやりたかったんですよ。やったことはあるんですよ。あるんですけど、それは全然当たらなくて、ボクは79年デビューってことになってるんですけど、その前に青春ドラマとかやってるんですよ。それがプロフィールから削除されちゃって、実は(笑)」

コ「(笑)それは先生役ってこと?」

京「薄幸の車椅子の青年っていう役がデビュー作ってことになっちゃってるんですけど、多分、監督とかプロデューサーとかに、そういうふうに導かれてたんでしょうね」

コ「なるほどー」

京「自分はその時は不満っていうか、デビューできたことはよかったけど、音楽を志してたので、音楽ではなくて急に役者として出ちゃったので」

坂「じゃ、元々はミュージシャンになりたかったんですか?」

京「そう。それで東京に呼ばれたから」

坂「そうなんですか!(驚)」

京「そう。・・・そのために来たのよ?今日(笑)そこ驚くとこ!?」

コ「(笑)」

 

なるほど、ラジオゲストは基本的にミュージシャンモードなのね。曲もかけてくれるしねー。音楽をちょっとでも自分で触れてくれると本当に嬉しいわ♪

 

京「目の前にCDもあるよね?今日全部CD持ってこようと思ったんだけど何十枚もあったから(笑)」

坂「どうしても役者さんのイメージがあったから!」

京「そうなんだよね。だからそういう悩みを言いますよ。OPに”I Can’t Let You Go”をかけてもらったのは、こういうロック音楽もやりたくて、本当は学生の頃からやってたから」

坂「学生の頃からですか!」

京「ポピュラーソングコンテストに出て、レコード会社にスカウトされて。その前にジャニーさんにスカウトされた事件もあるんだけどね」

コ「事件ではないけど(笑)」

京「でもそこには興味はなかったの。アイドルになろうとは思わなかったから」

コ「でもジャニーさんが目をつけるということは、もう若い頃から綺麗だったっていうこと?」

京「というか、ジャニーさんもう84歳ですよ。で、ボクが声をかけられたのが13歳の時。それで、ジャニーさん、すごい数の少年たちの顔を見てきてるわけですよ。その中で、今でも覚えてくださってるっていうのはすごく光栄だなって思います。ジャニーさんにお会いする度に、すごいねえって言ってもらえるのがね。ジャニーさんのところからデビューしてないのに、一緒にお仕事できる時にそう言っていただけることが幸せを感じますね」

コ「それは京本さんが、浮き沈みの激しい中で、ちゃんと確立したものを持ってらっしゃるからですよ」

京「でもね、ボク的にはジャニーさんのこと覚えてて、昔ジャニーさんのところいたんですよって言って、え?そうなの?って言われるのが普通じゃないですか。ボクでもありますよ。相手は覚えてて、色んなヒントを言われて初めてたどり着くっていうのはあるけど、大阪の一少年でしたからね」

坂「京本さん、先ほどちょっと曲のお話も出たんですけどここでおかけしたいと思うんですけど」

京「あーじゃあ前フリしましょうか?ロックを目指してたボクが、主題歌に書いてみない?って言われた曲を今から聴いてもらいます」

コ「すごい」

京「簡潔でしたね(笑)」

 

ゲスト自ら詳細な解説きました。今日のマサキテンション高いなー。やっぱり音楽の話はもっともっと聞いてほしいだろうね。しかし、いつもながらこの短時間に全ての要点盛り込んでくるトークテクニックすごいわー。5年パーソナリティやってたから益々話術も上がってるよね(笑)

 

坂「ではご本人から曲紹介をお願いします」

京「私が当時半ば本当は嫌々だったんですけど」

コ「え、そうだったの??」

京「演歌ニューミュージックになってしまってたから、最初に志してた音楽とは違ったので。でも必殺の世界観にはこういう曲が合うだろうということで作曲した歌が、自分が仕事するシーンのBGMに必ずかかっていた挿入歌になりました。その京本政樹作詞作曲の”哀しみ色の・・・”という曲を聴いてください」

 

完璧だな!なんか1時間番組くらいの情報量が流れてるような感覚になってるんだけど(笑)さすがだわあ。

 

坂「今夜のゲスト京本政樹さんの妖艶な姿が思い浮かびます。必殺仕事人の挿入歌の”哀しみ色の・・・”を聴いていただきました」

京「この前に出したのが、I Can’t Say…っていう曲だったんですけど、必殺仕事人のために、哀しみ色の・・・と、カップリングになる闇の道っていう2曲を提出したんですよ。それがそこそこ中ヒットみたいになったんですけど、やっぱり時代劇をやってたわけじゃないですか。だから、そっちがクローズアップされていっちゃって。アルバムはどんどんロック指向のを出してたんですけどね。だって1年間に3枚とかアルバム出してたんですよ」

コ「えーすごい!」

京「そこから、鮎川いずみさんに曲を書いて、CBSソニーから作詞作曲プロデュース京本政樹って出してもらって。35年くらい前に」

コ「だって、役者やりながら、普通は餅は餅屋で別々なのに、曲を提供するっていうのは聞いたことない!」

京「それを採用された時に、大谷和夫さんっていう方と、タイトルバック、CMに入るブリッジとか、中村主水家のテーマ曲とかをね」

コ「え、あれも!?」

京「タンタンッタタン♪みたいな曲とか全部ボクが作ったんですよ。その中で代表的なのがこれ」

 

闘う仕事人!!

 

坂「これも京本さんですか!?」

コ「かっこいいー!若い時にそんなこともやっちゃってた!」

坂「すごい多才なんですね!」

京「多才というか、もちろんやらせてもらえるのは嬉しかったですよ。ま、今はこういう時代ですから版権とかもちゃんと確保されますから、平尾さんにも笑って喋れますけどね。平尾先生と電話で喋る時に、ボク平尾先生の曲を、必殺シリーズの曲を全部聴いて、自分の曲の中に入れて主題歌書いたりして。こういうラッパ音楽も、通常はパラパー♪なんですよ。それをパラパパー・・・って変えたりして、やってたんですよーなんて話したりして。平尾先生の曲もアレンジしたりしましたしね」

坂「そういう曲ってどうやってイメージが湧いてくるんですか?」

京「それは簡単ですよ。ボク自身がそういう中(現場)に入れられてたから。必殺を日々実感して撮ってるから」

コ「逆にいうと、それも現場で体験してる人が作ったほうがはっきりわかりやすいっていうか」

京「だから誰よりも、、自慢じゃないんですけどね。もちろん藤田まことさんが大・大御所ですから!やはり町中を歩くときとか、自分が殺しをしてる最中に、自分が作った曲を何番目の曲を使ってくださいとか言ってましたもん(笑)そういうメロディが頭の中で鳴ってましたもんね」

コ「それを思い浮かんでも、それを実用的なものとしして使えるかっていうことが、テレビ業界シビアですからね!それを使えるようなものを作ったっていうことがね!」

京「でもありがたいことに、皆さん誰も知らないんですけど、こうやってCDの残ったりサントラとか出ますからね」

コ「ということは、映画を撮って自分で音楽まで作ったりできるっていう?」

京「それも2回ほどやりました(笑)でも音楽をやってることはそんなに世間には知られなくて。でも共通の友人の野口五郎さん(笑)」

コ「でも僕は野口五郎さんに友人だと思われてない(笑)」

京「え、思われてない?(笑)野口五郎さんと初めてお会いした時に、一緒にタクシーで移動してたんだけどね。ボクが音楽やってることをご存知でね。五郎さん自身は言ったこと忘れちゃってたんだけど、ボクは覚えてたの。『自宅にスタジオだけは作らないほうがいいよ!』って。それを未だに守ってるの(笑)」

コ「だってこもっちゃうでしょ!」

京「この間も五郎さんから電話かかってきて、『京もっちゃんにいいこと言ったと思うよー!』って(笑)」

コ「(笑)」

京「でもそれくらいね。ボクは外のスタジオに出向いてやりますけど、徹夜徹夜徹夜でやりますし、発案してメロディ作って詞を書いてってやってるわけじゃないですか。そうすると方向が変わっていきましたね。自分が殺陣をやったり、時代劇の様式美とかを会得していくじゃないですか。その中で、演歌色の強いものとかを作っていくうちに、それが好きになっちゃったんですよ」

コ「なるほど。だって殺陣とかの世界って一回ハマっちゃうとダメだよね!楽しくて!」

京「できるようになるとダメですね。バレリーナがバレエできるのと一緒でしょうね(笑)」

坂「これはMUSIC BOXになってるんでしょうか。”MASAKI KYOMOTO MUSIC WORKS[1984-2014]”」

コ「これジャケットがね、今の京本さんと、これいくつくらいの写真??」

京「これは30年くらい前のですね」

コ「見てよこの綺麗さ!」

坂「でも変わらないですね!先ほども話されたシンガーソングライターとしての活動、MUSIC WORKSのことなど、詳しくは京本政樹さんのオフィシャルサイトを見てください」

京「そうですね。そういえば簡単だったんですね。なんでもオフィシャルサイトを見てください(笑)

コ「(笑)よりわかりやすくね!ということで、今日のゲストは京本政樹さんでした!」

京「ありがとうございました♪」

 

30分番組かこれ!えらい長時間聴いてたような気になりましたが、すごいよマサキ。情報量半端じゃないです(爆)

 

コ「京本政樹さん、多分任せてても、こっちが喋らなくても事が進んでいくよね(笑)」

坂「こんなに引き出しが多くて楽しい方だと知りませんでした!」

コ「来週は引き出しじゃなくて本棚から山のように降りてくると思うよ(笑)」

 

本当に、どんだけの情報が頭の中に入ってるんだろうこの人。。。そして、やっぱりこれからもミュージシャン京本政樹の素晴らしさは広まっていくといいなあ!

来週はどんな話が聴けるんでしょうか♪NEVER GIVE UPって、マサキにぴったりなキーワードだよね♪

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