京本政樹のラジとばっ!#229 ゲスト:岩崎宏美(2015.11.22)

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今週は岩崎宏美さんがゲスト。私、初めて岩崎さんの歌を聴いたのが、当時大ファンだったASKAさんがSCENEIIっていう2枚目のソロアルバムを出した時にその中に収録されてる”Love Is Alive”っていう歌でデュエットしてた時でした。その時はたしか益田宏美名義だった。その頃私小学生でまだロマンスも聖母たちのララバイも知らなかったので、それが初めて岩崎宏美さんを知った時だったんですよね。その歌がすごくいい歌でね(ASKA作詞作曲ですから)特にライブ映像で、歌がめっちゃ上手い人同士のデュエットを聴いて背筋がぞくぞくしたことを思い出しました。

 

京「今年もあとわずかでございますが。先週まではノアとかヒロシが呼んでもいないのに押しかけておりまして。今日は大物ゲストが、今年デビュー40周年を迎えられた岩崎宏美さんが来てくださっています!」

岩「こんばんは。岩崎宏美でございます♪」

京「良美ちゃんじゃない?(笑)」

岩「この前も『あー!岩崎良美さんですよね!?』って言われて面倒なんで、はいって言っちゃったけど、今日は宏美です」

京「そんなことはないと思いますけど(笑)今年の7月くらいにコロッケさんの35周年をNHKホールでやるから来てきて♪って言われて遊びに行って、コロッケさんが例の宏美ちゃんのマネして(笑)皆さんおわかりだと思いますけど。コロッケさんが言ってましたけど、2割はご本人から得てるけど、あとの8割は自分の想像なんだと(笑)」

岩「(笑)」

京「森進一さんが鳩ぽっぽになるわけないんだけど、でも、なりそうな気がすると(笑)なーんてこと仰ってましたけど、そこで宏美ちゃんが出てこられて、花束持ってきてお祝いされてるところを見て、後で楽屋に行ったときに久々にお会いして。何十年ぶりだろ??」

岩「何十年も会ってませんよね?本当に」

 

ラジオでも飛ばすぜーがいい声です、岩崎宏美さん!

 

京「改めまして、こんばんみ」

岩「(笑)」

京「やっぱり笑う(笑)宏美ちゃんね、この番組では儀式になってるんです。どういうリアクションしてくれるかなーと(笑)さ、1975年に『天まで響け!岩崎宏美』のキャッチフレーズでデビューしました、岩崎宏美さんです」

 

BGMは名曲、聖母たちのララバイ!この曲を聴くと柳沢慎吾ちゃんを想像してごめんなさい!崖の上で手を踏みながら、あなたはここで死ぬのよ!っていう一芸を思い出して本当にごめんなさい。

 

岩「これは23歳ですけどね」

京「あ、じゃあ同い年だからー。学年でね(笑)」

岩「(爆笑)」

京「ボクが34年だから。ボクが里見八犬伝終わって必殺入るくらいのときにこの曲が大当たりしてたの。さっきも一緒に番組やったことないって言ってたでしょ?せいぜい思い出したのが、大阪のABCかなんかで審査員かなんかやったんですよ」

岩「何やったんだろ?」

京「なんとなくしか覚えてないんだけど、美女コンテストみたいな」

岩「あ、じゃあミス・ユニバースかな?あたし審査員やったことあります」

 

美女コンテストって言い方すると、、、なんか急に高木彬光臭がしてきますね(してこない)

 

岩「有名なバレリーナの方いた?」

京「それは覚えてない。でも後々有名な女優さんになる子はいた」

岩「審査員で?」

京「いやいや(オーディション)受けてる子で。この子可愛いなと思った子がいたんだけど、その子が後々、朝の連続テレビ小説で主役になるの」

岩「へえー、じゃあそこだ。絶対そこだ」

京「絶対そこだと思う」

岩「京本くん、だってそれ絶対審査員出てそうだよね(笑)私はなぜそこにいるのかと思って肩身が狭い思いしてたから(笑)」

京「芸映というプロダクションがあって、ボクも芸映つながりで音楽出すようになってたから、そういったつながりでね」

岩「あとビクターつながりでね」

京「うん、そういったことで番組のブッキングもそうだったんでしょうね。そこでね、ボクの記憶だと、同い年ということもあって普通にざっくばらんに喋ってたって記憶があるんだけど。それからもちろん何度も会ってるけど、普通になんの躊躇もなく、元気ー?なんて」

岩「そうそう(笑)」

京「だから、この間コロッケさんのところで会った時も、久しぶりーって、同級生みたいな(笑)」

岩「そうそう、コロッケのところでね。でもその時初めて同級生って聞いて、京本くんと同い年だったんだ、、、って思って」

京「そこはさ、上だと思ってたの?下だと思ってたの?(笑)」

岩「下だと思ってたの。。。」

京「そうかあ、若く見られてたんだねオレが。。。(笑)」

 

そういえば過去に京本さんを年上だと思ってた人といえば、斉藤暁さんくらいですかね。しかも理由が、貫禄があるからっていう(笑)

 

京「聴きたい曲がね、”ロマンス”なんだけど、昔ジャニーズ行き来してる時に、レッツゴーヤングとかを遠くのほうで見てたんだけど、その時ヒットしてたのがロマンス。その後くらいに花の中3トリオなんて出てきてね」

岩「(森)昌子ちゃんとかね♪」

京「そうそうそう。それで同級生が昌子ちゃんがいいとか(桜田)淳子ちゃんがいいーとか言ってる中、急に岩崎宏美っていうのが出てきて」

岩「みんな同い年だったからねー」

京「うん、それで同級生にね(何故か小声)岩橋って名前だったかなあ?宏美ちゃんの下敷きを持ってね」

岩「んふ、、可愛い(笑)」

京「当時下敷きだったんだよね、グッズがね!俺は岩崎宏美が大好きなんだ!って言ってたのを思い出す(笑)」

 

ロマンスって必ずそういう昔の曲特番みたいなので聴くので覚えましたが、アレンジといい歌詞といい、その時代を象徴するような曲ですよねえ。昭和のその時代ならではの、純粋な可愛い女の子の歌っていうか。しかしじっくり聴いたことがなかったけど改めて聴くと、岩崎宏美さんって昔からすごく歌上手いんだなあ。。。そして、意外とマイナー調なんだな。。。ていうか後で動画とかで見ましたけど、意外とロックなパフォーマンスされるんですね。かっこいい。

京本さんのお友達って大概大スターだから、普通に京本さんの少年時代にその人の記憶がデータとして残ってるのがなんか面白いよなあ。昔、片平なぎささんのファンだったって話を聞いて、それが今普通に共演してるのとか不思議だよね。森田健作さんといい、ラジとばのすごいところは、時代の生き証人で、ただデータとしてだけでなく、実体験を元に会話がされることだよね。次元が違いますが変な話、私が京本政樹を語ったらこんな感じだろうなみたいなリアルな感じ?(笑)京本政樹の脳内にある芸能人データベースもすごいよなあ。

逆を言うと、そうやって京本さんをテレビでずっと追いかけていた芸能人の方もきっといらっしゃるんでしょうね?あ、中森明菜さんとか今もそうなのかなあ。昔テレビで共演した時、京本さんが出てる番組録画してるって言ってたよね!あれ素直に嬉しかったなあ。そういう、京本ファンな芸能人の話ってすごく聞いてみたい(笑)

 

京「ということで私の想い出のロマンス。これを聴いた時、すごくいい曲だなあと思ったんだけど、歌の勉強してる時一つきいた話があるんですよ。これ本当はロマンスじゃなくてB面の曲が?」

岩「うん、B面の”私たち”っていう曲がね」

京「それをなんとなく知ってて、たまたまレコーディングしてた時に、上杉洋史さん、この間徹子の部屋出てたでしょ?ピアノ弾いてきましたーなんて言ってましたけど(笑)」

 

最近の曲のアレンジでお世話になっている上杉洋史さん!その人を、ほらヒロシ参加してるじゃーんとかいじっちゃダメ(笑)でも岩崎宏美さんとかで何か思い当たる曲があったのかなあ?私はずっと、「ヒロシ」って名前だけで本当に決めたのかと思ってましたが(爆)

 

京「そこでその話とかしたんだけど」

岩「多数決で決めたんですよ」

京「本当!?」

岩「次の日スタ誕で歌わなきゃいけなかったんで。筒美京平さんが『ちょっと16歳で息がかかるほどそばにいて欲しいは色っぽすぎる』って言って、阿久悠さんは『でも岩崎君が歌えば色っぽい歌詞も爽やかに聴こえるから』って言ってロマンス。あたしは朝の番組で歌うことも多かったから、ロマンスのほうが楽だったんですよ(笑)そうしたら1票差でロマンス」

京「いやあ。。。ボク、たまたま筒美京平さんの特集で同じような話されてて、もしあのB面の曲を出してれば、聖母たちのララバイをヒットさせる岩崎宏美はもうちょっと早く出てきたんじゃないかっていうことを仰ってたんですよ」

岩「あーそんなことを。でも聖母たちのララバイも23歳でもまだ早いと思ってたのに、もっと早かったらどうなってたんでしょう(笑)」

京「でも”私たち”ってコンサートでも歌ってるんですって?それ上杉さんに聞いたの」

岩「そう、歌ってるんです。一番盛り上がってます」

京「で、My Songsっていう40周年アニバーサリーアルバムの中でも全部歌い直してる?」

岩「歌い直してます。アレンジも違う」

京「是非皆さんMy Songsを聴いていただいて。改めて歌い直した時に自分の感覚ってどうですか?」

岩「10代で歌ってた曲は、当時ディレクターに注意されたことが鮮明に思い出してきて、びっくりするくらい忘れていたことを思い出して。特に10代の頃のはメドレーにしたのでコンサートでも歌ってるんですけど。まー蘇りましたね」

京「ご自分ではどうですか?円熟した今自分が歌ったほうがベストだと思うのか?」

岩「いや、若さでなんにも考えずに歌ってたあの歌い方は、真似しても今の私には無理なの。だからあの当時の私と競争しようとは思わない。それよりもこんな歌だったなと思い出しながら歌えるのはあの時には出せないから、それを楽しんで歌ってます」

京「そういうことも考えながら40周年感謝祭ということで、光の軌跡ツアー中」

岩「そうです!17日はファイナルなんですが」

京「そこには上杉さんもいらっしゃる?」

岩「もちろんです!」

京「じゃあ私も行かなきゃいけないですね(笑)さ、時間がなくなってきてしまったので、ここでいつもなら自分で作りましたはつ雪という曲をかけているんですが、さっきボク言ってた”私たち”、聴きたくなっちゃったので皆さんちょっと聴いてみませんか?幻のA面ですがその”私たち”を聴いてお別れしたいと思います」

 

来週も岩崎宏美さんがゲストです♪

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