ちりとてちん#55

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初高座の日が決まり、買い物帰りにちりとてちんを喋りながら磯七さんと菊江さんが出てきます。落語マニアの磯七さんがやたらとプレッシャーかけてるし。

一方、和田家の箸工房には竹谷さんが来てました。小次郎が既に臨戦態勢なのがウケます。会話中ずーーっと両手の人差し指で床をコンコンコンコンやってます。この前のお膳コンコンといい、落ち着きなくて可愛すぎるvvvv竹谷さんが一言いうごとに文句言ってるし(笑)
しかも何で兄ちゃんの箸工房に入り浸ってるんだ。さては小次郎、一時でも一人じゃ生きてられない人だな?
「三ヶ月で初高座なんてなかなかのもんやで」
「また知ったかぶりしてぇ」
「わし学生時代は落研やったんや」
「はぁ~それは初耳やのう」
「嘘や。大学行っとってないわ」
竹谷さん、嘘もつくんか。しかも落研って、リーダー本人じゃん(笑)
ていうか大学行ってないんだ。じゃ、小次郎は高校も行ってないんだろうな。
「丸竹亭箸蔵いう名前で朝昼晩と高座に上がっとったもんや(しみじみ)そのうちわしの名前騙る偽者が出回ってぇ」
絶対嘘だ。しかも橋問屋だから「箸蔵」。下手したら喜代美が徒然亭箸蔵になっていた可能性もあるじゃないか。若狭なんてめっちゃ綺麗な名前だよ。
竹谷さんが出てくると、小次郎の「けっ!」っていう顔が見られるので嬉しい♪あんな顔がまたなんで可愛いんだろうな~☆

「そや、そんな話しにきたんやなかった」
って言ったときの「ほやのう」っていうお父ちゃんが何気にひどいと思うんだけど(笑)
大阪の堂島百貨店に新しく箸の専門店ができることになって、お父ちゃんの箸500膳の大量注文があったらしいです。
「このご時世に太っ腹な話やのう!」
超喜んでるけど、小次郎にはあんまり関係ないような気がする。しかし、兄貴の仕事だの、兄貴の娘の将来だのと、普通大人はあんまり喜ばなさそうな部分にあんなに喜びを感じちゃうのが可愛いね。
半年後にオープンだけど半分は前金で払ってくれるという話、お父ちゃんも喜んで引き受けます。小次郎も
「早速母ちゃんにもFAXせなあかんのう!」
とハイテンションです。スペインにFAXか。。小次郎FAXできるのか(どんだけアホ扱いだ)
明日大阪の担当者に言いに行くという竹谷さんの言葉に、「明日…?」と食いつく糸子さん。お母ちゃん、定期便利用ダメだよ。お父ちゃんもそれを察して遮ります。
竹谷さんが帰ると「喜代美のことは遠くから応援するだけにしとけ」と言われ、しゅんっと凹むお母ちゃん。今回は定期便行かれないのかな。めちゃくちゃ楽しみにしてたもんねー。


「あのちりとてちんも名前が売れて偽物が出とるねん」
って、、丸竹亭箸蔵の話と同じじゃないか(笑)
一番太鼓の練習も欠かさずやっていると、隣の部屋から「おい、若狭」と草々さんが穴の付近から覗いてます。最初から上手くやろうとしないで、大きい声で元気にやればいいんだと言います。
その頃、師匠は布団からガバッと起き上がり「太鼓持ち!!男芸者と呼ばれる職業がありますが~」と、愛宕山の一節を叫んでいたり。
…寝言?でかい寝言なのか?
きっと師匠も落語で頭がいっぱいってことなんでしょうけど。

寝床にみんなでご挨拶に行くと、商店街からたくさんのお花が届いていました。その中に、7本の焼き鯖が刺さったやつが;
「順ちゃ~ん(;_;)」と涙する喜代美ですが、みんな魚臭いのはちょっとという;;;顔してます。
小草若は「あのうっさいおばはんがおる店の!」ってよく覚えてるなぁ。株式会社若狭塗箸製作所のアホ息子のことも一発で覚えてたし、ネタは寿限無だけでも、人の顔覚えるのは得意なんですね。私は苦手です。
しかしこの焼き鯖の花(?)は、一体どういうサービスで送ってきたんですかね。順ちゃんはまともだから焼き鯖は送ってこない気がするんですけど。。鯖を送ってきたのは間違いなく幸助さん辺りかな。
その奥に、草々が豪華な花を見つけました。清海からでした。草々、完全にA子レーダーついてるじゃんよー!
それを見てやっぱり複雑な喜代美。複雑だけど、一応後でお礼の電話をします。
いつかはごめん、と謝り、落語会はちょくちょくやるから見に来て、と(多分)心にもないことを言ってしまいます。まだ完全に心が温もってはいないみたいです。A子も流石に気まずそうですが、ええの?と。
部屋にはマスメディアの社会学の本。やっぱりね。お天気お姉さんは絶対A子には向いてないと思ってました。
しかし、さっきA子の花を見たときの草々のうっとり顔が…ここでA子が来たら泥沼じゃないか。
A子は一番近くにいる小草若とくっついちゃえばいいじゃないか!(え?)

一方、磯七さんに髪の毛をやってもらってる喜代美。
いっつもむさいおっさんのヒゲやら、子供の頭バリカンでやるやらで、こんな可愛らしい女の子の頭いじるのは嬉しいと。
それを言ってる先から、「俺もヒゲ当たってくれるか」と喜代美を押しのけてくる師匠。俺も俺もと俺もと出てくる弟子たち。ホントむさ苦しい。。
そこに
「平兵衛の毛に艶出しお願いします」
って、、四草、磯七さんに頼むことではない、それ。っていうか何でここに連れてきたんだ。四草んちの平兵衛さんは、ある意味録音機能あるようなもんだから、覚えさせて練習してるんだろうか。

そして菊江さんが、着付けを手伝ってくれます。
いっつもお葬式で喪服ばっか着付けてるから、こんな綺麗な着物やらせてもらって嬉しいと。さっきの磯七さんみたいなこと言ってます。なんだかんだ、女の子の初高座は派手でみんな結構ノリノリだなぁという感じ。
奈津子さんも来て撮影大会です(ところで小次郎とはどうよ)。
お祖母ちゃんがくれた着物を着て外に出ると、草々が目を丸くしてます。てっきり、うっとりしてるんだと思って照れる喜代美。絶対違う。と思ったらやっぱり、
「おまえ、高座用の着物は高座の直前に着るもんや!雑用がでけへんやないか!」
と相変わらずの空気の読めなさ。。
しゅんとなってる喜代美のところに師匠が、ええやないかまだ見習いなんだしと。喜代美の姿を見てはっと何か思い出した師匠。部屋に帰り、引き出しを漁ります。

一番太鼓がなかなか上手くできるようになってる。大入り祈願の意味で最後にバチで「入」とやるとこを「人」とやっちゃいます(爆)
まぁそこは見えないからいいんじゃないの?(なんて)
もう人がいっぱい来ちゃってます。

引き出しの中にあった細い箱から綺麗な簪を出してきました。奥さんの形見か。。。
それを持って、草々さ

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