【閲覧注意】子宮全摘しました(発症編)

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ただいま♪

10日間の入院を経て、今日元気に家に帰ってきましたよ☆
心配してくださった皆様、ありがとうございました。私はとても元気ですヽ(´▽`)/

さて、大変私事にもほどがありますが、2/13に私、子宮全摘手術を受けました。

別に発表しなくていいことではあるんですが、個人的に他のサイト様の闘病記録を色々拝見してとても参考になったので、これも何かの参考になればと、自分用の日記とかメモということも含めて、長々と書かせていただきます。こういう症状があって、なんの病気なんだろう??とか、少しでも参考になれば。

以下、婦人科系の内容のため、生理的な症状や手術などについて事細かに記載してあります。男性の方、女性の方(両方じゃねえか)もご注意、ご理解ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、事の発端は昨年の9月に遡ります。某×バンドの横アリライブを2日後に控えてワクワクしながら準備してた最中です。
元々生理痛がひどく、量もかなり多かったのですが、その日は様子がちょっと違いました。お風呂でいくら流しても出血が止まらない。大概お風呂では止まるんだけど。。。そう思って焦って流してると、気持ち悪い感触がして、なんか赤黒くて20cm以上のでかい血のような塊が;;;

ぎゃーなにこれ!!と驚きました。。。他のサイトには「レバー状のもの」なんて表現されていましたが、レバー、、どころじゃないかな。ウミウシとかそれ系の大きさの、、私の身体に何かゾンビかなんかが侵入したのかと思って、気絶しそうになりました。とにかくなんとか風呂場を出ないと。。。(あ、ゾンビに襲われるからという意味ではありません)もうその時には貧血起こしてたんだね。ふらふらとパジャマに着替え、なんとか自分の部屋へ。ネットで検索してみると、身体にたまった悪い血が固まって出てくる「瘀血」というやつじゃないかと。まあ、元々健康体じゃないしな。。。と、思いましたが、他には「子宮筋腫」や「子宮内膜症」といった文字もたくさん見ました。でもまさかなあ。。。とその時は思ったんだな。子供の頃から身体中悪いんですが、大概症状が出ても何の病気か病院でもわからないことが多く、今回もどうせそんなもんだろう、めんどくさ、と思っていました。しかし、その日の夜中に、出血量が更に多くなり、トイレの前で倒れて、家族に救急車呼んでもらいました。

深夜なのでどこも近くの病院が開いてなくて、かなり遠くだけど、別の科にかかる予定で作った診察券がありますと、、、息も絶え絶えに伝えて救急車でかなり遠くまで走ってもらい病院へ。着いた時はもう歩けなくて車椅子に乗せられました。そこで綺麗な若い女医さんに診ていただき、止血の薬をいただいてその日はタクシーで帰りました。言われた通り薬を飲むと確かに出血は徐々に収まりました。

こっちも、何せ翌日ライブなので入院するわけにはいきません。せっかくチケット取れたんだから!具合悪いけど、内心ホッとしました。

で、ライブ当日は薬のおかげか出血もそこまで多くなくなり、とても落ち着いていたので、自力で車を運転し、横アリへ。ちょっと具合は悪かったので、休み休みでしたが、しっかり×ジャンプはしてきました(爆)

家に帰るまでは普通に元気で、やー!いいライブだったー♪なんて盛り上がって帰り、それから数日も元気でした。かなり疲れたけど(笑)薬もきいてるし、一過性かねーなんて言ってたけど。

あ!あと、×バンドのTさんがハマってる玉ねぎ納豆を始めて数日後だったので、まさかそのせいじゃ((((;゚Д゚))))って言ったら

「出血が止まらなくなるほど玉ねぎに効果ないですよ^^;」

と先生に言われ、

玉ねぎバカにするなー!

とは言わず、あーそうですか、よかったのかなんなのか。。。と。しかしそう言い切ってくれなかったら私は文字通り血を流しながら玉ねぎ納豆を食い続けて死んでいくところでした。玉ねぎ納豆の無実も晴れ、数日間は平常運転に戻ったので安心していました。病院には定期的に通って診断してもらうことになり、遠いなあとぶつぶつ言いながら、毎度自力で長距離運転して通院しました。

その日、ある病名が浮かび、伝えられました。

ちょうど今度は、某K本さんが試写会でトークするってことで、また友人と行く約束をしてたのね。今日は具合悪くないし、病院で診てもらってからの半日だから大丈夫でしょ♪

と高を括って(いやその時はホントに元気だったんだよ。。。)診察に行くと、

「子宮に異物が見えます」

と。。。

「へ。。。?それってガンですか?」

まずい展開です。

「ガンではないです。異形内膜増殖症の疑いがあるけど、でもまだはっきりしないので、一日入院してもらって掻爬検査手術をしましょう」

と言われた。はあ。。。なんかまためんどくさいことになってる。。。と思いましたが、その時はまだ先のことだし、色々手術前の予定をきいて、とりあえず、車を飛ばし、電車に乗り換えて銀座に向かいました。

 

 

車乗ってる間、ガンじゃないとは言ってたけどなんかできてるんだよね?と色々考えたらなんか悲しくなって運転しながら涙で前が見えなくなりました(危ないな)

でもそこまでも元気だったんだよなあ。電車に乗り、地下鉄に乗り込もうとした時です。息苦しくなってきた気がして、立ってるのがしんどくなってきました。席があったのでありがたく座りましたが、息切れが治りません。やたら苦しくて手すりにもたれたり下向いたり上向いたりいろんなことをしてみましたがとても苦しい。。。

乗り換え駅で降りると、あまりの苦しさに椅子に座り込みました。やはり下向いたり上向いたりしましたが、益々苦しくなってきます。。。そのうち顔面から手の先足の先までビリビリビリビリ!っと痺れ始めて、目を開けることもできません。日頃から貧血持ちでしたし、倒れたことも数回ありましたがそれとは比にならん苦しさでした。

比喩でも冗談でもなくマジで死を覚悟しました。

でもK本さんを見に行くためと、友人に会うという大切な目的があったためか、意識だけははっきりあったので、すぐ友人にメールして、

「うちはもうダメだ。。。チケットとりにきて一人で行って」

となんとか送信すると返事がきて、

「深呼吸して!何か飲み物は!?」

とメールがきました。

必死に深呼吸していると、親切な男性が

「大丈夫ですか。。。?駅員さん呼びましょうか?」

と声をかけてくださいましたが、そこで救急車を呼ばれるわけにはいきません。隣の駅にMサキがー。。。。・゜・(ノД`)・゜・。

なんとか首を横に振り、大丈夫です。。。大丈夫です。。。と伝えました。お忙しそうな男性の足を止めてもいけません。ありがとうございました。

 

 

そのうち、深呼吸のおかげでやっと歩く力が少し戻り、エスカレーターとエレベーターを駆使してやっと自販機の前に。飲み物。。。確かに水分がほしいです。。。紙パックのリンゴジュースかなんかを買って、山さんみたいに壁沿いに崩れ落ちながらジュースを飲み干しました。あ!っていうか全部飲み干しちゃった!!

そして、フラフラと壁にもたれながら歩いてなんとか電車にも乗れたので、後は友人に会うだけです。チケットを渡せたらとりあえずもうどうなってもいい。。と思いましたが、なんとか私も中に入れました。かっこいいMサキも見られたし、やーよかったよかった。。。

本当に、親友って心強い存在ですな。・゜・(ノД`)・゜・。

「きっとお腹がすいてるんだよ。ちゃんと食べてる?」

「そうかもなー」

と思い、どこだかの店でパスタを一人前食べました。なんとなく落ち着いた気がしたのは気のせいだったようですが、帰りはなんとか一人で帰れました。しかも帰ったらやはりケロっとしてたし。なんでこう大事な時ばっかり何か起きるんだろうな一体。。。(-“-;)

 

 

 

しかし、それから数日後、やはり出血が多く、普段のかかりつけの病院に行った時は顔面が真っ白でやはり歩けない。。。またしても車椅子を用意されました。そして、あまりの息苦しさにパニック症状を起こし、余計に息ができなくなって処置室で鎮静剤を打たれ、採血をすると、ヘモグロビン値が6.3!元々貧血持ちで、高校の時も点滴のために通院してましたが、それでも最低6.9くらいだったかな。。。(大して変わらんか)先生が

「これ、輸血が必要なレベルですよ。。。」

と言いますが、なんとか落ち着いたのと、なんとなく輸血したくないなあというのがあって、まあしたくないならしなくていいということで、鉄剤をもらって帰ると、その薬がめっちゃよく効く!

「フェロミア」「フォリアミン(葉酸)」のW使いでみるみる元気になり、数値もあっという間に上がりました。

そして11月に掻爬手術で1日入院し、絶食で腹減ったよー!なんて呑気なことを言っていた翌月かな?12月の診察で病名が確定した。

 

複雑型子宮内膜異型増殖症

 

ガンではないけど、3~4年すればほぼガンに進行するであろう病気らしい。単純型なら薬で治療できるが、複雑型なので全摘してしまったほうが安心だということ。

※手術一ヶ月後の病理結果で子宮体癌と診断されました

 

先生は

「まだお若いから子宮全摘は嫌だったらお薬で進行を遅らせる方法もあるので言ってくださいね」

と言ってくださったが、、、もう長距離通院するの嫌だし、子供を産みたいとも思わないので、全摘でいいです、とその場で即答した。

後々、やっぱお腹切るのは痛いよなあ、違う方法ないかなあなどと考え、何度か診察で相談してみたけど、最終的に、この病気はどうしても出産を望む人以外、ほぼ確実に子宮全摘をすることになるよう。

因みに私がネットで調べた限りだと、子宮全摘の方法には

・腹式単純全摘手術

・膣式単純全摘手術

というのがあって、最初は、おおお腹を切らなくてもできるのか!と希望が湧きましたが、先生に相談してみると、「膣式」というのは、出産を経験している人にしか勧められない方法なんだとか。じゃ、しょうがないっすね。。。

まあ4年なんてあっという間だよなあ。その頃になって、今以上苦しんでる自分を想像したら絶対に嫌でした。なので、TさんのコンサートとK本さんのイベントの日にちを上手く避けて(笑)2月にやっちゃってください!と、今に至るわけです。

長かったな!!いやいや我ながら半年足らずで色んなことあったんだわー。

 

 

そして、いよいよ2月になり手術の日を迎えました。13日の金曜日です。魔女と呼ばれた私らしい日です、非常に。

 

 

手術・入院中 のことは長いので次に続きます。

ここまでネガティブな話題ですがごめんなさい。次からは治療編なのでそれほどネガティブな内容はないかと思われます。

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