ちりとてちん#90

今日は全部家の中のシーンでしたね。
お母ちゃんの「集合」により、和田家に、喜代美&草々、お父ちゃん、正平くん、順ちゃん親子と、友春くんが集まりました。後から秀臣さんも普通に来て全員で話し合いになりましたが、、そもそも何故和田家だったんだろう。。広さ?いや、どっちか一方ではなく中立な立場で話し合うためのお母ちゃんの計らいなのかなぁ?

一人くらい冷静に物考えられる人がいたほうがいいと、わけもわからず呼び出されて、姉の友達の結婚問題にまで意見を求められる正平くんって一体。。。疲れそうです。
しかし順ちゃんと友春の子供ができたという話をきいて、
「なんやそのことか…」
と言った正平が、その直後に、「…って、えぇぇぇ!!!???」ってノリツッコミするのをちょっと期待したのは私だけでしょうか。しかしホント何でもお見通しだなこの子は。
「薄々わかる。順子さんの顔見たら、いつもと違う何や優しげな顔になっとるで、あぁこれは新しい命を授かったんやなぁと♪」
「そこまでわかるんけ!!」
「冷静な観察力通り越して、気色悪いどお前…」
っていうお父ちゃんナイス(笑)

そこに秀臣さんが入ってきました。A子母はどうして来なかったのかな。ショックで寝込んでしまったんだろうか。
秀臣さんは今すぐにでも順ちゃんに嫁いできてほしいと言いますが、友春くんはどうしても魚屋食堂を継ぐと言います。結婚したい気持ちもあるけど、製作所を継ぐ自信もないからと。その言葉に幸助さんは大激怒です。その理由が、
「箸は作れんけど、焼き鯖やったら焼けるとでも思うとんこ!焼き鯖なめんなよ!!」
すみません、、焼き鯖って言葉がシリアスに聞こえません。。箸よりは簡単なんじゃないかと思うのは失礼ですかね。。しかも「鯖街道は男道」っていうTシャツにばっかり目がいってしまうし。。。でも、一代で小さな店を築き上げた幸助さんにとって、焼き鯖も職人技なんでしょうね。正典さんや秀臣さんと同じ立場なんですね。
それでもお腹の子のために、魚屋食堂でがんばりたいという友春くん。
「一生懸命働きますさけぇ、お婿にしてください!」
お婿ってちょっと可愛いな(笑)

糸子さんはこんなにお願いしてるんだからお婿にしてやってと言いますが、正典さんは、秀臣さんの跡を継ぐべきだと異議を唱えました。
「どんなに頼りない息子でも、親は頼りにしとんのやで。親が大変なときに見離すようなこと言いなんな」
と、竹谷さんから聞いた、秀臣さんの会社が経営不振で大変なときだとうっかり言ってしまうのですが、あんなに憎んでた秀臣さんのことを思わず味方したのは感動的でした。
人のふり見て~でみんな自分の立場になって戸惑ってるけど、正典さんは逆で、自分が正太郎ちゃんに一度したことでがっかりさせたのわかってるから、友春くんも同じように父親をがっかりさせるのはどうなんだ?という気持ちが出てきたのがよかったです。
松江さんはリアルな描写で号泣してたけど、お父ちゃんの言うように、いつもしでかしてるから罰が当たったのよ、とずっと思ってしまってあまり可哀想な気がしません。これで日頃自分がやってることの重さがわかったでしょう。
それを聞いた順ちゃんは、お祖母ちゃんの家にお世話になって、一人で子供生むから心配ないと、子供が手離れたらまた帰ってきて魚屋継ぐと言います。
それを聞いて喜代美が、
「順ちゃん、何でそんな嘘つくん!?順ちゃん言うとったやな!友春さんがいとおしいて…一生懸命なアホほどいとおしいもんはないって!」
と。友春が好きで本当は一緒に魚屋食堂をやっていきたいのに、意地を張って素直になれない順ちゃんは「そやかて怖いんや!」と泣き出しました。
「何が起こっても天災、そう思ってどんなことでも乗り越えてきた。ほやけど今度のことはそうやない。天から降ってきたんやなくて…自分でしでかしたことや!そしたら、ものすごく怖なって…逃げたなって!…できちゃった結婚やで?
ただ、順ちゃんが今までに乗り越えてきたことがどんなことかわからないので、自分のことだと乗り越えられないのかなぁというように見えてしまって、松江さんと同じように見えてしまう部分がありました。
でも、自分のことだと怖いっていう順ちゃんの言葉は泣けましたけど、こんな怖いことないよね。
って泣いてる順ちゃんにおかあちゃんが、
「順子ちゃん、そのできちゃった結婚言うのやめなれ!そんなつもりやなかったのにできてしもうて、しょうがないから生むー!みたいな言い方しなんな!お腹の子が可哀想やな!」
って言ってましたが、個人的には友春の「責任取ります」のほうが引っかかるんだよね。それこそ、なんだか事務的な意味に聞こえてしまって。。順ちゃんは一生懸命なアホが好きって言ってたんだし。

喜代美は、順ちゃんには人生のど真ん中歩いて行ったらええねん、と励まします。そういえば順ちゃんが高校卒業の時に言ってくれたその言葉のおかげで喜代美の人生変わったんですよね。。
「順ちゃんがあのときあの言葉を言ってくれなかったら草々兄さんと会えんかった。幸せになれんかった…そやから順ちゃん、どーんと人生のど真ん中歩いてって!一生懸命なアホに、順ちゃんもなってよ。一番好きな人と幸せになってよ」
そういえば草々のことが好きだとか色々しょうもない相談乗ってくれてたり。そんな順ちゃんが、喜代美の相談に乗れないくらい追い詰められてた頃から壊れ始めてたのかも。
順ちゃんのことが心配なのに何もできなかった喜代美が、多分友達になってから初めて順ちゃんのために何かできたんですよね。どこか冷静で壁を作っていた順ちゃんの気持ちから壁を取り払えたのはえらかったです。喜代美は結婚して何も進歩してないと思ったけど、こうやって他人の気持ちを読んだり励ましたりすることができるようになったんだなぁと。。今まで自分の不幸ばっかり考えて他人のこと考えられなかったけど、やっぱり自分が幸せになるっていうのは気持ちに余裕ができるんだよね。きっと、草々さんと一緒になって幸せなんだと心から実感できたでしょうね。壁壊されたときより(笑)

その流れで、秀臣さんは息子が魚屋食堂を継ぐことを許してくれました。
「お父さん、ほんとにええんけ!?」
「そうしたかったんやろ…?」
と、秀臣さんが初めて方言だったのがよかったです。この人、東京の人じゃなかったんだ。この瞬間に、東京言葉も使えちゃう大会社の社長ではなく、小浜に住んでるアホボンの父親

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