ちりとてちん#87

んあーー小次郎が出ない出ない出ないーー(バタバタバタバタ)




家出した草々(しかも自分ち…)を追いかけて小浜に帰ってきた喜代美は、店番を手伝っている草々の姿を見つけるなり、
「草々兄さんの気持ち考えんとひどいこと言うてしもうてごめんなさい!帰ってきてください。これ、大阪に帰って一緒に出しに行きましょう!」
と婚姻届を見せますが、草々はすぐには返事しませんでした。
「俺かて悪かった思うてる。イライラしてしもうて。けど、帰るわけにはいかへん。お前のこともっと分かりたくてここにおる。お前が俺の思っとるような女やなかったら、その時は

別れる

「えぇ!!??そんな!捨てんといてください!!私、草々兄さんがおらんかったら生きていけません!!」
「そんなこと言う女やったんか。初めて知った」
「え、嫌いにならんといてください!!」
と喜代美は慌てますが、草々さんは、嫌いになったつもりではなくて初めて知ったと言っただけやと。でも今の言い方は嫌いになったみたいな言い方だよな。
最初は女将さんばかり求めていた草々さんですが、師匠に言われて色々気づいたのか、今は、まだわからないからこれから喜代美のことをもっとよく知りたいんだと言います。
出てきたお父ちゃんに、「草々くん!今すぐ婚姻届を出してきなさい!(びしっ!)」「はいっ!!」と単純明快な妄想(というより希望だな)をしますが、お父ちゃんは、
「喜代美、あんまり一くん困らせるようなことしたらあかんど。行こうか一くん」
「はい、お義父さん!」
と、いつの間にか二人して意気投合してるのでした(笑)

喜代美は魚屋食堂に行くとお母ちゃんが働いています。お父ちゃんも正平も元気にしてるのかとか、ご飯のことを心配してるお母ちゃんに喜代美は、そんなに心配なら帰ってきたらええのにええ歳して夫婦喧嘩なんて、と言いますが、逆に、あんたこそ新婚早々夫婦喧嘩か!と言い返されてしまいます。しかも雀のお松さんが見ています。危ないです。言いふらされます。
「順ちゃん何か言うたって!」
といつものように甘えようと思いますが、順ちゃんがいません。

その頃順ちゃんは、浜辺にいました。遊んでいる子供たちを見てちょっと寂しげな顔をしているとそこに友春くんが、
「またお父さんに怒られてしもうた」
と愚痴をこぼしてきます。黙って後ろから抱きつく順ちゃん(え!)
「順子…」
と初めて魚屋じゃなくて名前で呼んでいました。順ちゃん、今度は正面から抱き締められても嫌がってません。
「あんな大勢の人の上に立つなんてできへん」
「情けないこと言わんといて。あんたのお父さんは、跡継いでほしくてあんたみたいなアホに教えてきたんやろ?」
「アホ言うな」
いやアホだからアホだと。
「親の気持ちも考えん男、あたしは嫌いや」
「え、嫌いになったんか!?俺のこと…」
「そんなわけないやろ♪」
なんか喜代美のところと似たシチュエーションですね。でもこっちはお互いに気持ちを上手く伝えられてるみたいで、結構うまくいってるみたいですけど。
「ほやでぇ、がんばり!立派な跡継ぎになりぃ。…友春さん…」
と特に用もなく呼んだ順ちゃんに、友春くんは
「なんや、俺の名前呼びたかっただけか♪」
と喜ぶと、順ちゃん、普通に喜んでいました。いつもおばちゃんっぽくて喜代美に世話焼いてるイメージばかりだったので、順ちゃんも普通の女の子なんだなと安心しました。でもちょっと悩みがありそうな表情でしたね。

その頃、箸工房でお父ちゃんに教えられながら塗り箸を研いでいる草々さん。なんか手つきが固いので、箸がゴリゴリになるんじゃないかと不安になりました。しかし、、え!?まさか草々が跡を継ぐ!?と思ったら、お父ちゃんが
「なかなか筋がええ、どや、わしの弟子になるか?
なんてことを言うので、草々さんが
「いや!お気持ちはありがたいんですけど、僕には落語がありますので!申し訳ありません!」
と慌てます。
「本気にしなんな(笑)」
と笑うお父ちゃん。本当に親子みたいになってきたなぁ。
「けど、落語のええ修行になります」
「塗り箸がけぇ?」
「はい。やっぱり塗り重ねたもんしか出て来へんのやなと思います。落語には全部出ます。そやから毎日一生懸命生きていかな。一生懸命生きていれば、こんな人を心を打つええ落語ができるようになるんやと励みになります」
と草々さんが言うと、正典さんは、糸子さんの気持ちもわかってはいるけど、今更秀臣さんに頭を下げるのは…と、秀臣さんが修行で色々自分に教えてくれたときのことを思い出しました。

「はい止めて」
と丁寧に教えてくれている秀臣さんに、お父ちゃんが
「何で親父は、自分で塗りから砥ぎから箸やることにこだわっとったんやろなぁ…?」
と首を傾げるお父ちゃんに、
「わからないからですよ。塗った者にしか中身はわからない…」
と呟くように言った秀臣さんは、実は正太郎ちゃんの気持ちもわかっているんだなぁと思いました。お父ちゃんは、なんであんなに変わってしまったんやろ??と今でも不思議そうでしたが、変わったわけじゃなくて、お祖父ちゃんもお父ちゃんも苦労させたくなかったのかなという気がしました。
修行中のことがまったく出てこなかったので気になっていたんですが、今ちょっと見えてきてよかったです。
しかし、跡継ぎ問題、本当にどうするんだろうなぁ。A家もB家も。。。
そこに正平ちゃんが来て、
「お義兄さん」
と部屋につれてきました。
本当に別れるつもりなのかと心配してきたみたいですが、草々さんにそういうつもりじゃないことをきくと、
「それやったらちゃんと言わんと。お姉ちゃんの話聞いとると、まるで別れる理由探しにきたみたいな言い様だったでぇ?」

「…………何で?」

やっぱり鈍感恐竜だ。。。
「ふふ………………(首曲げながら呆れ笑い)」
癒されるなこの子。。(爆)

食卓では、喜代美が、お母ちゃんが作っていったカレー(何日分作ったんだ?)を準備して4人で食べていますが、福神漬けを得意げに出してきたのに中身が空っぽで、
「相変わらずスカタンやなぁ!喜代美は…」
とお父ちゃんに言われてしまいます。じーっと見てる草々さんに、これで、自分が思ってる女やないなんて思われたら!と過剰反応しますが(福神漬けで離婚って何だよ)、
「お前が鈍臭いことくらい前からわかっとるがな」
と。いいんだか悪いんだかわかりません。しかし、そこまでわかってるんだったらもう結構大半わか

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