ちりとてちん#101

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今日の土曜ワイドの再放送、古いけど何回もやってるやつだなぁ。教授と男子学生ができてて別荘に火つけられるやつ。藤森夕子とか懐かしすぎる。
しかしあの少年、あんな風に崖から突き落とされたら死んでるか複雑骨折だろうに。あの男の子、、ゴルフとマイクのどっちかに似てる。



まだまだ師匠はおばまでお母ちゃんに話をしています。そこにお父ちゃんが帰ってきて、お母ちゃんは酒の用意をしようと言いますが、竹やんからのお誘いがあるので非常に残念がっています。師匠も、伝統工芸士の資格をせっかく取ったんだから、観光協会とか付き合いを大事にせなと言いました。お父ちゃん、昨夜の小浜市民会館での落語の感動を師匠に伝えると、「これ、父です」とお祖父ちゃんの写真を嬉しそうに見せています。
お酒をと言ったときに師匠の顔が曇っていました。間違いなく肝臓やられてるという感じでした。そろそろ帰るという師匠をお母ちゃんが無理やり引きとめ、もっとお弟子さんたちの話が聞きたいと言うので、師匠、もうちょっととどまることに。
お母ちゃん、、師匠の肝臓が。。。

一方喜代美は、落語が受けない悩みも解決しないままでした。もう夕方です。
うろうろしていると、寄席囃子の解説本を探している草原兄さんがいました。草原兄さん、今は落語教室をやっているようです。もしかして、面倒見の良さが後々別の才能につながるようなことを言っていたのはこのことだったのかな。
喜代美が草原兄さんを引き止めて、落語の悩みが、、というと、
「おう何や、佐々木裁きの出典についてか?」
とえらいマニアックなことを言ってきました。。
「いや、そうじゃなくて…」
と、自分の落語が受けない悩みを打ち明けました。
「わかるわぁ、若狭ちゃんの悩み。落語は男性によって受け継がれてきたから、女がやっていくには工夫が要るのよねぇ」
と妙に詳しい緑姉さんが出てきました。二人で出かけた帰りのようです。
緑さんは元々草原兄さんのファンで、落研に所属していたようです。

緑さんの家の中、電気釜とかポットとか全部緑だね(爆)
ブギウギの緑さんと
「熱心に見に来てたんやで、俺をv」
「違いますー、草若師匠見に行ってたんですーv」
「ファンですー言うて手編みのマフラー持ってきたやないかv(頭小突)」
「あれは草若師匠に渡しといてくださいって言うたのをマー君が勝手に勘違いしたんですーv」
「えぇー?緑色やったやないかv」
「違いますーv」
「草原色やろv」



バカップルめが!



喜代美がドン引きしてるじゃないか。しかし「草原色」に不覚にも大うけしてしまいました。

伝統工芸士の証書の前でお母ちゃんに師匠が質問しました。
「何でご主人この資格取りはったかわかりますか?」
そりゃ、仕事するのに色々便利だからというお母ちゃん。
「ブー!違いますー」
可愛いよ、師匠。
「ええとこ見せたいんですわ、奥さんに。どうや、こんなんとって俺すごいやろ言うとこ見せたいんですがな、奥さんに。男っちゅうのはみんなそういうしょうもない可愛いとこおまんのや

…小次郎にはなさそうですが。

「草原も…」
「草原さん!?」
食いつくお母ちゃん。早く具合の悪い師匠を帰してあげてください。
ずっと見てきたけど、師匠の話って、普通の話にもちゃんと枕がついてるんですよね。だから、すごく本題が気になる。

今度は草原兄さんと緑さんの出会いのエピソードです。
二人は落語のアンケートから始まったんですね。マニアックなまでにぎっしりアンケートで質問してくる緑さんと、律儀に勉強しながら毎度「佐々木緑様」と答えてあげてる草原兄さん(オーバーオール装着)のやり取りが可愛かったです。いつの間にか普通の文通みたいになってます。
アンケート用紙を凝視してたら、「饅頭こわい」とか「たち切れ線香」とか、ドラマに出てきた落語の名前がいっぱい書いてあって面白かったです。
「この間の「鶴」は、最後に聞いたことがないようなオチがついていましたが、あれは草原さんのオリジナルでしょうか?」
と、オチで噛んだ部分のことを質問されてちょっと凹む草原兄さん。
その次の「草原兄さんのお辞儀があんまり綺麗だったので」の辺りから、もう既にバカップルの片鱗が見えてきてるなと思いました(笑)
どうでもいいですが、手紙を書いてる上斜めからの角度が爆笑問題の田中に似てた。。。
しかし、緑さんの部屋の中、緑色の生活用具ばっかりですね。電気釜もポットも何もかも緑です。ブギウギを思い出しました(笑)
若い緑さん(若井みどりじゃないです)、益々南野陽子っぽいなぁ。
草原兄さんの返事が「佐々木緑様」から「緑さん」に変わったところも微笑ましいですね。そういえば、草原兄さんが「佐々木裁き」がどうのこうのいきなり言ってきたなぁと思ったら、奥さんの旧姓佐々木とは(笑)
「今度落語の新人コンクールに出ます。よろしければ応援にきてくださいませんか」
というところで既に草原兄さんの、付き合ってくださいの代わりですかね。


饅頭こわいの台詞は、若い女の子の若狭には難しいかもと緑さんも草原兄さんも言います。
「緑姉さんは、どないしはったんですか?」
「どうもせぇへんよ。あたしは素人やから」
「へ?プロになろう思ったことはないんですか??」
「なーいよぉーーー(笑)」
と言ったときの緑姉さんが、一瞬市毛良枝に見えました。気のせいです。
緑姉さんと草原兄さんは、大学出る頃には結婚することを決めてたらしいですが、草原兄さんは、売れてもいない、コンクールに何度出ても落ちてばっかりだったので、なかなか結婚を言い出せなかったようです。
その頃から予選は通っても噛んで本選は必ず落ちるを繰り返していました。
二人で生活はしていたけど、10年目、最後の新人コンクールの予選を通り、あとは本選だけというとき、草原兄さんは、もう24歳の緑さんに不安な思いさせ続けるわけにはいかないと、このコンクールを最後に二人の関係もけじめつけようとしていました。
結局、そのコンクールも落ちてしまい。。。

師匠からその話を聞いて、えらく悲しむお母ちゃんですが、実際二人はくっついてるから落ち着きなされと師匠。

「あの時はショックやったなぁ。別れよう言われて」
「堪忍な」
喜代美を空気扱いしながら、縁側で二人過去を振り返ってしんみりしてます。

コンクールでやったネタ「饅頭こわい」を師匠に見せた草原

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