ちりとてちん#57

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めっためたになってしまった初高座の後、傷心した喜代美@若狭がどうなってしまうんだろうと思ったら、弟子たちがいい感じに励ましてくれたのでホッとしました。最近えぇ~…な感じだった草々も今日はよかったし♪


あの後、喜代美とお母ちゃんは寝床に戻ったみたいですね。師匠の愛宕山はきけたみたいです。流石、大ウケしてる師匠の落語です。けど、師匠の落語って何だかジェットコースターな勢いでちょっとスリルのある落語ですね。
ちゃっかり打ち上げまで参加してるお母ちゃん(爆)
面白すぎて、磯七さんが思わず
「お母ちゃんが噺家になればええのに」
と勢いで言ってしまいます。当然凹む喜代美に気づいて慌てて突っ込む菊江さん。
まぁ和田家は基本的に落語家ばっかりですからね。
竹谷さんを待たしてるからと、即行帰っていくお母ちゃん。
もう夜だったみたいだけど、竹谷さんは定期便じゃなくて仕事によってスケジュールが区々なんじゃないのかな。そんな竹谷さんを待たせてるって、ちょっとひどい^^;
お母ちゃんが帰って打ち上げも終わった後、喜代美は師匠の部屋に呼ばれ、
「内弟子修行中に母親に甘えるなぞもってのほかや!もっと自覚を持ちなさい」
と怒られてしまいます。
なんかストレートに怒りすぎて師匠らしくないなぁと思ったのは私だけでしょうかね。

鰈か?若狭鰈持ってこなかったからか??そんなこといったってこの前蟹いっぱいもらったじゃないか!(違)

その晩、自分の失敗するところを鮮明に思い出しながら号泣する喜代美。隣りの部屋の草々も、かける声もありませんでした。ちょっと繊細になってきた?

次の日、失敗を忘れようと無理矢理明るく振舞いながら朝ご飯を作ってる喜代美を見て、草々さんも師匠も心が痛みます。
「昨日のこと触れられるのも怖いんじゃ…」
だから、間髪入れず喋り捲ってるのか。可哀想に。。

他の弟子たちも喜代美のことを心配していますが、
「誰が喜代美を立ち直らせるか賭けますか」<四草
「鬼!」<草原兄さん
「悪魔!」<小草若
またか
「じゃまたきつねうどんか」<草原兄さん
をい!

光GENJIだか少年隊だかみたいな格好で庭先に現れた小草若(爆)
「そーこーぬーけーにー!あいら~びゅ~♪そーこーぬーけーにー、あいら~びゅ~♪喜代美ちゃん、底抜けに、デートせぇへんか!」
しかも歌うまいし。ていうかどっから持ってきたんだその衣装。バラエティかなんかの衣装借りたのか?

草原兄さんは、突然落語を始めます。
「定吉」
定吉って誰やねん。すっかり落語モードに入り込んでます。
「あれはもう今から20年くらい前や。俺は兄ちゃんの白いベルボトムに憧れとった。ある日、兄ちゃんはジーパンを脱ぎ捨ててスーツを着てきた。その時俺は思うたんや。あぁ、兄ちゃんは自由を求めてるようでいて、自由を求めてなかったんやと!」

意味がわからない…

「いつか…


き~み~と行った~~映画~がまた来る~~~♪(以下略)


いちご白書か!あんたも歌か!と草々とまるっきり同じツッコミを入れてしまいました。最近草原さんが完全に壊れたキャラになっている気がします。おとくやんで諭すように語っていた草原兄さんはいずこへ。。。

次に、九官鳥の平兵衛が入った鳥かごを無言で差し出す四草。
「キヨミ、ガンバレ!キヨミ、ガンバレ!」
平兵衛に言わせてるし(笑)
ちょっとロマンティックです。喜代美もじんわり感動してます。得意げな顔でクールに笑う四草。と思ったら、



「ガンバレ、ブス!」



こら;;;
「ムダムダムダ!(ジョジョか)オマエツカエヘン!」
こらこらこら;;;
ぶち壊しです。
今まで追い出した女の人に言ってきた言葉全部じゃないのか??

結局最後に草々さんが出てきますが、、
「昨日の高座はひどかったな。けどそれがおまえの実力や。それを認めへん限りは前へ進まれへん」
と言って余計凹ませてしまいます。
激怒した小草若が草々の部屋に入ってきて、「人を自分と同じやと思うなよ!」と言いました。自分が落語しかないからって他の人間のこともそういう扱いする。

「俺はおまえのそういうところが昔から底抜けに嫌いなんじゃ!」

感動的なんだけどさ、、小草若かっこいいんだけどさ、、底抜けって口癖かよ!どんな真面目なシーンも、底抜けの一言で底抜けにぶち壊しです。
その言葉に言い返すことなくちょっと考え込む草々さん。もしかしたら、師匠の「お前は相手を見て言葉選んで物言え」っていう言葉を思い出したのかもしれません。それ考えると、小草若もちゃんと父親の性格そっくりなんだという気もします。

菊江さんの仏壇屋に珍しく訪ねてきた草若師匠。
「志保さんおらんようになってから初めての弟子やからと違う?草若さん、戸惑ってんの」

師匠は、落語会の後、お母ちゃんに抱かれる喜代美を見て本当なら叱り飛ばさなければいけないところを、見ていてホッとしてしまったらしい。
弟子の初高座のときも女将さんが何もかもやってたから、何をしてやったらいいかわからんようなことも言ってましたよね。師匠は厳しく指導する役目で、役割は母親代わりの女将さんが何でもやってくれてたみたいなので、女将さん亡き後、特に女の喜代美にはどう接していいのかわかるわけないですよね。
怖い顔して見てると思ってたけど、厳しくしないといけない自分と、どうしたら女将さんの代わりをできるんだろうという悩んでる顔だったんですね。

そこに突然乱入してきたお咲さんが、甘やかすな!と突然キレた感じでした。。(怖
「みんな甘やかしすぎや!自分でいばらの道選んだんやから!」

黒お咲。。。

「咲ちゃん、、あんたどんだけ裏切られて生きてきたん!?」


鍋を触って「熱!」と言った喜代美の声、草々さんが「大丈夫か!?」と飛び出てきたとき、昔の草々さんが帰ってきた気がしました。
最近ただの空気読めない声がでかい恐竜男と化してたから(酷いな)、そういえば元々草々さんってでかいけどこういう人だったじゃん、と思い出しました。喜代美が熱出してるときもびしゃびしゃの手拭いを頭に乗っけたり、おでこに張り手食らわしたりしてたなぁ(ろくなことしてないじゃないか)
でも、女の子は守ってやらなきゃいかんというポリシーがあるはずの草々が最近はかなり喜代美に対して無神経というか、弟子入りしてからは尚、喜代美を兄弟弟子としか見てない感じがして何だか

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