ちりとてちん#51

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今日は、これまでのモヤモヤが一気に爆発したなぁ。

相変わらず雑用の重要性もわからずにいる喜代美。「寝床」ではみんな揃っていますが、テレビではこの前収録現場を見た、小草若の「底抜けにはやりまっせ~」が始まります。
思ったより寒いな。。
師匠もトイレタイムです(ひどっ/爆)
アシスタントのA子も映ると、さりげなくテレビを消す四草。
「(小草若のこと)ほんまにどっか行ってしまえばええのに…」
言い方ナチュラルにはなってるけど、いかに身近なところから消し去るかという、以前にも増していらつく四草さん(笑)
でもテレビを消したのは、A子を見て複雑な顔になった喜代美のこと気遣ったというのもあるんですかね。。
テレビを消したところに、本人がハイテンションに入ってきます。四草、無表情のまま羽交い絞めにされてます。
「何や録画やったんか…」って熊さん生放送じゃないから。さっき喜代美が、こないだ収録したって言ってたじゃん。
しかも、小草若が清海を連れて入ってきました。ヤバイです。清海はただ久しぶりに喜代美に会いたくて連れてこられただけなんですが、やっぱりなんかムカつきますね。
同姓同名ややこしかったでしょ、という話になったときに清海が、
「私がA子で…」
と言ったときカチンときましたね。A・Bと言ったら普通ランク付けに使う言葉ですよ。私が一番でこいつが二番ってことですよ(お前も卑屈だな)
それを平気で言えてしまうA子もまた天然が過ぎるというか。。小学生の時のあだ名と言っても、自分らの間で何か違う名前を考えるとかねぇ、ちょっとはB子と呼ばれてる友達が可哀想とか考えてあげようよ、と思ってしまいました。悪気が全くないというのもたちが悪いもんです。
小学校の頃あだ名をつけられたときと同じように、自分から「私がB子です…」と締めくくりました(悲)

A子が出てきたら、喜代美は喜代美でなくてB子になってしまう。

偶然に偶然が重なって本当に行き場がありません。可哀想です。
「三角関係…」
とぼそっと呟く四草。どんだけ先までわかるんだこの人。流石算段の平兵衛です。
相変わらず何をやってもドジで気が利かない喜代美に対し、清海は初対面なのにめちゃくちゃ気がきくのでみんなも尊敬してます。ボサッとしてる喜代美に草々が切れてます。
「ほんまに喜六に清八やな!(怒)」
って、そんなマジギレしながら言わなくてもいいじゃん。。
落語を知らないA子が喜六と清八って??と首を傾げると、口先師匠の草原兄さん(ちょっと酒入りモード?/笑)で落語の一説を始めます。面白くて楽しそうに笑う清海を見ていて、何で??と怒りがMAXに到達した喜代美。
「何で?何で清海が落語の話聞いとんの?A子は他にも居場所あるやん!邪魔せんといて!

やっと見つけた私の居場所に入って来んといてよ!!

と、ついに本心をぶちまけてしまいます。
「ごめん…」と出ていく清海と、「え、今の何??」と吃驚してる小草若。ぽかーんとするみんなの中で、草々が、
「おまえはほんまに自分のことしか考えとらんな!!おまえは、落語家に向いてへん!」
と本気で怒ります。おまえに言われたくないわ!!おまえなんか師匠のことしか考えとらんじゃないか!!私の怒りもMAXです。
「お店の雰囲気悪くしてすみませんでした」と涙目で無理矢理笑顔を作って、珍しく謝って出ていく喜代美が可哀想でした。
何かイライラするなぁ今日の話。。

でもそれだけでは終わらず、見ていた師匠が立ち上がり、草々に一言いいます。
「お前、相手見て、言葉選んで物を言え」
おーそうだそうだ!!師匠に言われたら何も言えまい、草々。いや、そういうところが草々の駄目なところかもしれません。いい加減ずっと一緒に生活してる人なんだから、どんな気持ちでいるか考えるようにしないと。。
きっと四草さんは、(この恐竜男、死ねばええのに)と思ったに違いありません。
草々が説教するパターンじゃなくて本当によかったです。私のイライラした心を師匠が見事に回収してくれました。

「あの…お勘定は」
「あんたも相手選んで物を言え」(師匠がヤクザみたいに見えました)
いや、熊さんは関係ないんじゃ;;;
「…お勘定」
「何でやねん!?」
人を選んだ結果、小草若だったようです。まぁ間違っちゃいないです(笑)

家に帰り、顔を洗いながら、自分の駄目な部分を振り返って心底嫌になる喜代美。そうそう、相手を責めちゃいけないのはわかってるから余計辛いんだ。。
でも、思い切りぶちまけたから、流石にA子も気づいてくれたと信じたいんですが。。うーんでもA子だしなぁ。。。
本音を隠して友達付き合いするのはやっぱり難しいことですよね。お互いの大好きな部分とか嫌な部分とかまで大方わかりきった上で付き合える人とは友達になれると思うし、ちょっとでも嫌なところを見て我慢ができないと思ったら、無理して付き合うのは面白くないと思う。。
一度、A子とB子は腹を割って話したらいいんです。そして本気で殴り合いをしたらいいんです(それは駄目だろ)
けど、B子が自分の卑屈さを克服することよりも、どっちかといえば、A子が自分の恵まれたポジションへの周囲の目線に気づいて少しは、自分を羨ましがってる人の気持ちを考えてあげられるようになるほうが難しいのかもしれません。。。

その晩、師匠、湯呑に入ってたお茶をもう一回急須に戻してます(何だ?)
喜代美を呼び止めて座らせ、戻したお茶を喜代美の目の前で注いで出しました。
「あの子にはな、いつか心がようも温もったとき、謝っとき」
と言って、師匠は部屋を出ました。師匠に注いでもらったお茶を飲んだら何だか心からホッとした喜代美。
何で??何故あの湯呑から戻してせこく注ぎ直したお茶がそんなに人の心をほっとさせたんだ??
相変わらず遠まわしでわかりにくいけど、確実に師匠の温かい心が喜代美にも伝わったんですね。多分お茶は関係ないけど、お茶が美味しく感じられるほどの師匠の人間性が溢れていたのだと思う。うー、やっぱりわからん!やっぱり師匠すごいわ。かっこいいよあのおじさん!

次の日、奈津子さんが取材のためかな、喜代美のところに訪れ、喜代美は昨日のことを話しながら窓ガラスを拭いてます。
お茶の話をきいた奈津子さんが、それは師匠が喜代美の心をわかってたからだろうと言います。
「お店飛び出ていった喜代美ちゃん見て、心が冷えてしもうてんやなと思ったんよ。そうやって気配りの仕方教えてくれたんとちゃうかな
どんな仕

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