ちりとてちん#49

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弟子入りを認められた喜代美。糸子さんと正典さん揃ってご挨拶にきました。
でっかい箱を出され、若狭鰈かと思った師匠ですが、糸子さんがふたを開けるとと「越前ガニ」がいっぱい入ってます。喜代美も吃驚ですが、隣りの部屋でふすま越に「カニ!?」と叫ぶ草原兄さん(爆)
「他の誰でもない、うちの喜代美を一人前にしよう思うたら並大抵のことやありません。何でこんな娘ぉ引き受けてしもたんやろと思う日が必ずや来ますぅ。その時は、あの時カニもろうてしもたなぁと思うて堪えたってください」

賄賂じゃん!

「一人前になるかどうかは本人次第ですよって」
「え、、そうなんですのん!?」
あからさまに、高いカニもってきて失敗したなぁ、ってな顔をするお母ちゃん(爆)

師匠に呼ばれて即行でカニを取りにきた4人、、の中でも奪うようにいち早く台所に持って行く四草さん。
このカニを買うために、お父ちゃんは徹夜で塗箸を作りまくり、、お祖母ちゃんは三味線のお稽古掛け持ち、、正平は冬休み返上でアルバイト(可哀想すぎる)
カニを漁ってた弟子たち気まずそう(笑)

小次郎は、、、浜で拾った貝殻に色つけて道端で売って、お母ちゃんがそのさくら。。。






絶対売れねーーー





ってか役に立ってない人が二人ほどいます。
糸子さんそのカニは、3人だけで稼いだものだと思われます。
「返しましょかぁ。。?」って小草若ちゃんが気にしてるのがウケます。
月謝とか色々出費をあからさまに気にするお母ちゃんですが、師匠は、内弟子になったら下宿代も月謝も要らないと言います。

「「え、ただ!?」」

お父ちゃんまで揃って(笑)
「それじゃ莫大な入会金がかかるんでしょうねぇ。。;」
「なんたらスクールみたいに言いなさんな」
お母ちゃんは詐欺とかの情報に詳しそうだな。絶対ひっかからなそうだもんなぁ。
内弟子期間はただで、他の落語家もそうしてる、と説明され、何でもっと弟子入りせんかったんや!と手の平返したようになるお父ちゃん。あんたが一番露骨だよ(爆)
それでもどこまでも裏を勘繰ってるお母ちゃんに、師匠流石にちょっとキレてます(お母ちゃんしつこい)。

「落語はみんなのものです。何百年に渡って落語家の口から口へと伝えられてきたものです。金取って教える道理やおまへん」


おおーーーー(感心)


しかし、お母ちゃんの漫才の後なのでありがたみが頭に入ってきません。
それを聞いてお母ちゃんもやっと納得したようです。
帰り際、お父ちゃんが、お祖父ちゃんのことを思い出していました。お祖父ちゃんも秀臣さんをわが子のように可愛がって、師匠のようにしていたことを思い出し、喜代美も大変な世界に入ってしまった、と改めて実感するのでした。
「やっぱり連れて帰ろう;;;」
と、おっかないお父ちゃんがやたら女々しい表情でおどおどしながら引き返そうとするところがじーんとしました。ホント父親は心配性なんだよね(笑)

その晩、内弟子になる前の最後の夜、4人の弟子と一緒にカニ鍋の準備をしてる喜代美。相変わらず鈍臭い喜代美に怒ってばかりの草々さんですが、小草若ちゃんだけ優しいです。
「喜代美ちゃん、これまで末っ子の弟弟子がどんな仕事をしとったのか四草をよう見とき」
と草原兄さんに言われて見ると、、またおっかない顔で包丁を振り下ろしながらカニの脚を切断している四草さん。。;
「な!四草おまえ何しとるんや;;;」
「カニさばいてます。。。(包丁振り上げ)」
「おまえのはさばいてる言うより、、ただの殺戮や;;;」

殺戮ってそんなおっかない。。NHKでやたら殺す殺す出てくる脚本家さんですね。ブギウギの時も「ひき殺す」「ぶっ殺す」武男が連呼してて、いいのかよ!?と思ったもんなぁ。いいんだなぁ。。。(爆)

奈津子さんのところには休みの時にでも遊びに行く気でいる喜代美ですが、どうもそれは出来なさそうな雰囲気。。そこに草若師匠と奈津子さんが入ってきました。
「奈津子さん!?」
奈津子さん、喜代美がこれからバイトにきてくれなくなることを涙で語ります。
「これからバイト代払わなくて済むかと思うともう。。。(T_T)」

そっちかい

今頃大荒れなんだろうな、奈津子さんの部屋。
でも奈津子さん、女性の落語家は珍しいから、これからも取材しにちょくちょく来るみたいです。それをきいて調子に乗る喜代美。
妄想の中で盛大な出版記念パーティを開かれてます。ポスターがちりとてちんの宣伝ポスターなんですけど(爆)
っていうか「喜代美師匠」って。。まだ芸名もらってないので妄想がリアル(笑)

しかし、、貫地谷さん貫禄あるなぁ。。。普通に師匠に見えるし。

その夜、調子に乗ったまま眠りに就く喜代美でした。




が、翌日、早朝5時から草々さんに叩き起こされる喜代美。
突然、庭と玄関の掃除と朝ご飯の支度と洗濯をやらされ、師匠の着物と草履を出さされ、こき使われます。や、こき使われるっていうか内弟子なので特に間違っちゃいないんです。
「喜代美ちゃん」
「草原さん、、じゃなくて草原兄さんきいてくださいよ~~」
洗濯物を干しているところにきた草原兄さんに愚痴ろうと思いましたが、
「何やこの干し様は!しわしわやないかぁ!こう伸ばしてパンパン!や!あ~~この窓も、四隅からキッキッ!やろがぁ!」
小姑かあんたは。
鬼のように厳しくなる草原兄さん。や、きっとこの人もこうやって苦労してきたんだ。。そうだそうに違いない。。
しかし、最後にテーブルの埃を人差し指で拭ってじろっと見る姿はまさに小姑。。。(爆)
さらに風呂の掃除までやらされてますけど、あの家は師匠しか風呂入っちゃいけないのかな。

華やかな「喜代美師匠」状態を想像して調子に乗っていた喜代美には、かなり酷な状況に突き落とされたのでした。

しかし、大晦日とお正月が過ぎちゃっててちょっと残念。和田家の年末年始は面白かったんだろうになぁ。


いやしかし色塗った貝殻は要らないよなぁ。。それよりそっちの豚柄のお兄さんをください、って言って3万円くらい渡します。そしたら糸子さんなら素直に受け取ってくれる気がします(ひど)
そうなっていたらこのときの会話が、、
「お父ちゃんは徹夜で塗箸作ってぇ、お祖母ちゃんは三味線のお稽古掛け持ち、正平は冬休み返上で郵便局でアルバイト、あとは小次郎さん売ったお金でカニ買うたんよぉ」
「小次郎を売るな!」
ってなって

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