ちりとてちん#36

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「五木ひろし歌上手くなったね」ってお母さんが言ってたけど、、とりあえず歌が下手な五木ひろしを見たことがないんですが。。。




さて、今日のちりとてちん、何とも言えない気分になったわー。ちゃんと最後のほう笑いいれてくれたしね♪

喜代美&草原さん、四草さんの家に押しかけてきましたが、既に草々さんまた出ていっちゃっていませんでした。
「僕が教える気ないっていうのがやっとわかったんでしょ」
「教える気ないって、散々こき使っておいて!?」
「騙されるほうが悪いんですよ」
やっぱり算段の平兵衛。
喜代美は何こいつ!?って顔して激怒してるけど、草原さんが、相変わらずこいつは、、っていう顔だったね。
しかし草原さんの姿。やっぱりおてもやん、じゃなくておとくやん辞めてきたのか。生活が大丈夫なのか心配でなりません。この人妻子ある身なのに。。
「ああいうところも草若師匠そっくりですね。勝手に騙されて、勝手に傷ついて…周りはええ迷惑です」
落語家に戻るだけならまだしも、本当に草若師匠のところに戻るのか?と訊ねる四草。喜代美が草々さんに言った言葉と同じなんだけど、他人に言われるとカチンときた喜代美。やはり草原さんは落ち着いてます。
「そやから俺もお前も…あの時逃げた。俺らは師匠を捨てたんや」
「逃げた…?」
『逃げた?』
カラス、、じゃない九官鳥が喋った。今覚えたのか?相当覚えのいいカラス、、じゃなくて九官鳥ですね。
「草若師匠のほうやないですか…他の師匠のところに行け言うて僕らのこと捨てたんは師匠のほうやないですか!」
そうか、四草はそう思ってたんだ。。師匠はその時から、干されるのは自分だけでいいからって弟子たちを他に渡そうと思ってたんだよね。それが四草にとっては捨てられたと思ってたって。。もしかしたら師匠がそう言わなかったら、草々みたいについていってたのかな。。。
「ええやないですか、あんな人どうなったって!」

その時四草が飼っていた九官鳥が「セヲーハヤミッ」と鳴き出した。
慌てて鳴き止ませようとする四草。「セヲーハヤミッ」「セヲーハヤミッ」と鳴きながら羽ばたきまくる九官鳥。
「平兵衛黙れ!」
九官鳥が平兵衛なのか。ホント四草のアイドルなのね算段の平兵衛は。
誰もいないところで、一人で練習していたんだ、九官鳥が覚えるほど。
昔、太陽にほえろか何かでやってたけど、口がきけないふりしてる殺人犯が、耳が聞こえないお婆さんの前でだけストレス発散して喋ってたら、実は九官鳥だかインコだかがきいてて喋っちゃって、犯人が口きけるのが石原裕次郎にばれるっていうのがあったな。
人に聞かれたくないことは、鳥の前でも言ってはいけません。

そんなことはどうでもいいんですが。

「稽古してたんやな、3年間もずっと。…おまえが崇徳院をなぁ」
草原さんの優しげな言葉に安心したのか、師匠が自分を捨てたんじゃないことがわかった安心と後悔からなのか、泣き出す四草。


「何で僕が崇徳院なんてやらなあかんのですか」
扇子でちょいちょいちょいと呼ぶ師匠。部屋の中にはトロフィーやら盾やらいっぱい。上方落語大賞みたいなやつですかね。
「お前に似合うとるからやがなぁ」
四草の頭ぐしゃぐしゃーーっとやって、頬っぺた両手でパチーンと何度も可愛がってあげる師匠。

感動的なシーンはいっぱいあれど、お祖父ちゃんと師匠の回想シーンにはめっぽう弱い私です(T_T)
師匠のしゃっきりした回想シーンって、死んだお祖父ちゃんばりに胸が痛むのだわ。。もう、今、死んだみたいだもんねぇ。。
思い出して泣き出す四草。
四草、おまえいい奴じゃん(;_;)
女ったらしなのは素なのかどうなのかわかりませんが、こうやって一人で冷徹を装って生きてきたのね。師匠に可愛がられてる四草が別人のように可愛いです。(でも、やっぱあの冷徹そうな四草が好きだ。。)

草原兄さんが窓を開けると、どんより薄暗かった部屋に明るい光が射し込んできます。草原さんの目には、すぐ目の前に見える天狗座。
そういえば、四草が延陽伯で働いてるときいたときに「天狗座のそばの?」と引っかかってた草原さんだから、きっとあの時から薄々気づいてたのかもしれないね。
「お前、出前行く間に落語きいてたんやろ」
草原さんに肩を叩かれ、ずっと泣き続ける四草。
どんな冷徹な奴かと思ってたけど、純粋な奴だったんだなぁ。。ラスボスみたいに最後まで帰ってこなそうな人だと思ってたら、真逆で本当に師匠が好きだったんだ。。

師匠の奥さんのお墓の前で、結局誰にも帰ってきてもらえなかったと謝ってる草々さん。師匠の落語守ろうとしてきたけどもう無理だと諦めかけたとき、喜代美が「瀬をはやみー」と言いながらきます。
割れても末にあまりにもちょうどよく会っちゃって「うわ、、ほんまにおった。。」と吃驚します。
しかし何でわざわざ言いながらきたんだろ。もしかしたら草原さんに言われたのかね(笑)
「おまえ何でおんねん!?」
吃驚する草々さんに、満面の笑顔を見せる喜代美。背後から、草原さんと四草さんがきます。あ、四草さんまたクールに戻ってる☆←時めき
師匠の奥さんに手を合わせて謝る草原さん。
草原さんに言われて黙って手を合わせる四草さん。
「草々、長いことお前一人にしんどい思いさせて、すまんかったな。もう大丈夫や。おまえ一人やない。兄ちゃんと弟がおるから」
「…兄さん、、、


草原兄さん!!(ガバッ!)」






く、首がもげる!!!





「四草!!!!(ボキッ!)」





こっちももげる!!!!; ̄ロ ̄)!!





抱きつかれて思いっきり口開いて仰け反る草原さん。四草さんなんて一瞬目向いたし。。;
ホント加減しらないんだからな草々。。二人くらい容易く殺しちゃうよこの人。。。




「うわああああああああん!!」





喜代美もつられて涙してます。しかし二人、首大丈夫かな。。。
…草原さん、、気絶してないか??
さらに四草さんの前髪を引っつかむ草々さん。は、ハゲちゃうからやめてあげて。。

「師匠さん、おんなりますよ!」
行きましょう、と草々さんに促され、3年ぶりに師匠の元へ戻ってきた二人。えらい緊張してます(特に草原さん)。

……

「何、、してるんですか」
「…何でもあらへん。…いくで四草…」
「はい…」


……


「っん何してるんですか!?」


ちょっとイラッときた草々さん。
草原さん、手と足が揃ってそうな歩き方してます。
立ち止まって、諦めたようにゆっくりバックしてきちゃいました。。
「兄さん。。。?」
「こんなとこに店できたんやぁ☆」
寝床の看板に灯りがつきました。って、、何をこのタイミングで!しかも嬉しそうに;;
「景気付けにいっぱい引っ掛けよう♪」
「はい…」
「兄さん!!」
草原さん!!待ちなさいって;

一体どれくらい時間経ったのか、、ガンガン呑んで落ち着いてる3人。。
「あのぅ、、、そろそろ行った方がよくないですか?」
喜代美だけ心配してます。寧ろ草々さんも呑んでます。この人、酒飲めなそうなんだけどな。。
「何でこっちから行かなあかんねん。向こうが来んかい!!」
え、、草原さん、酒癖悪。。。
「草原兄さん、相変わらず酒癖悪いですね。酒なんて金かかるし体に悪いし何の利益もないのに」
と言いながらタバコの箱を握り潰してる四草さん。あのぅ、、あんたもやんとばかりに控えめに指差す喜代美。
「四草!お前まだタバコやめてへんのかい!」
「やめました」
あ、はいそうですか。。。
「…大体酒も飲まずに落語やれっちゅうのが許されへん。俺の一人酒盛りを聞け!」
一人酒盛り、、、何だか寂しげなワードです。
酒呑んでるとスラスラ落語できる草原さん。こっちが本当の姿なんだろうけど(笑)
「懐かしいなぁ、草原の一人酒盛り(笑)」
人目もくれず饒舌な草原さん。…大事なところで噛んだ。。
「噛むのも懐かしいわ。。。」
惜しい!噛みさえしなければ、酒呑んで高座上がればいいじゃんって思ったのに。
「咲さーん、もう一本(酔)」
草々さん、ベロベロです。ほらやっぱ酒弱い。
「やめときぃなぁ、呑まれへんくせに(微笑)」
「嬉しいのや、呑ましたり(微笑)」
咲さんも熊五郎さんも磯七さんも、目出度い席の草々さんに激甘です。

「喜代美ちゃんもよかったなぁ。草々、おまえ喜代美ちゃんに礼言わなあかんで。んもうほんまに心配してくれてたんやでぇ?」
「いやぁ~~ほんまに何も(ニヤニヤ)」
内心もっと言ってくれってな喜代美。遠慮しながら右手がサムズアップしてます。
「寝てますよ…」
おい!
テンションダウンする喜代美。
そこに小草若が、底抜けに辛気臭い顔で入ってきました。あれ、心なしか服が地味になったような。。
「草原兄さん??四草!?…何や、、どういうこっちゃ??」
絶対ここにいるはずのない二人と草々の3ショットを見て、目玉がいつも以上に飛び出る小草若。
「実は、俺と四草はまた落語始めることになったんや」
「えぇぇ!?」
「お前は仲間に入れんからなぁ!」
「何やとぉ!!」
これ、喧嘩すな。
「ほな、、また親父の弟子になったっちゅうことですか」
「そうや」
「兄さんに失礼ですけど、、アホでっか??」

「そやから、お前は要らんって言ってんや!」
酔っ払ったせいで小草若を無意味に怒らせる草々さん。
大騒ぎしてる二人に目もくれず(いつものことだからね)、ヘロヘロになった菊江さんが入ってきました。仏壇屋が景気宜しいそうで。
「何や今もそこで、霊柩車通ってってんで」
ごきげんな菊江さん。
「霊柩車!?」
慌てて両手の親指を隠す草々さん。やっぱりそうきたか。。(笑)
つられて隠す喜代美。一人だけ親指どうしよう?な感じに迷ってる草原さん。
「親父が早よくたばりますようにーかぁ!?」
わざと親指立てる小草若に大激怒する草々。お決まりのパターン。。(爆)
師匠のことをまた悪く言った小草若に、菊江さんが激怒して背後から頭をはたきました(関西のノリだなぁ)
「仁志!」
仁志…??と本名に疑問もつ喜代美。
「何ぼ売れてるから言うて親のこと大事にせん奴は因果が巡ってきて罰当たるんやで!(怒)」
「あんなおっさん誰も親父やなんて思うとらんのじゃ!」
「ええ加減にせえよぉ!!」
草々と小草若、頬っぺたつねり合いです。そこ殴り合いじゃないのか。
慌てて止めに入る喜代美と、ニヒルに笑う四草さん(笑)
幼稚な大喧嘩してる弟子らのところに、突然草若師匠が飛び込んできました。
4人の弟子の姿を見て吃驚仰天する師匠。。。ていうか、一体何をそんなに慌ててきたんですかね?本当に飢え死にでもしそうになったのか。。
ここでかかったBGMがやたら気になります。吉田拓郎の「人間なんて」。
この前は恋の話のときに長渕剛の「巡恋歌」が流れてたし、歌詞が徐にきこえたけど、それが今後のストーリーに関係してきたりするのかなぁ?などと考えてみましたが、現時点ではさっぱりわかりません。ちょっと、ここの歌詞覚えといてみようかな。
何はともあれ、みんな戻ってきてよかった~v

関係ないけど、私吉田拓郎の曲とか歌詞の感じが好きです。フォークなのにちょっとロックというかパンクっぽいテイストなところがツボなのです。

さて、来週はいよいよ、和田家が来ちゃうよーーー☆
小次郎が豚スカジャン着てる(爆)


☆拍手さん
・CHIKOさん
こんにちは!メッセージありがとうございます♪
あ、時々ふっくらしてお饅頭っぽいときの顔、女の子みたいで好きです(笑)
イラスト暫く更新していないので、描きたくてそわそわしています^^;
近々描き始めたいと思っていますので、またいらしてくださいね☆

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