ちりとてちん#35

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あ、今日のトリック再放送、スリスリスリット美香子の回じゃん。




四草さんのダーティな感じがたまりません。でも追い出されるのは嫌です。



草原さんの奥さんから草々さんがいなくなった話をきいた喜代美は、四草さんのところにいってるとすぐわかったみたいです。だいぶ恐竜男の考えてることがわかってきたみたいね。
中華料理屋に飛び込んでいくと、中国人の店員さんたちが吃驚してます。
「あのー!四草さんいませんか!?」
「中国語で言って!(中国語)」
「ワタシ、キヨミ、アルヨ!!」

いかにも喜代美らしい。。。

注文しないなら帰れと追い返されそうになり(つまりメニュー名にしかリアクションできないのね)、揉めてると、中から中華料理屋に妙に馴染んだ草々さんが、、、出前に行くところでした。。。

「草々さん!?」
不思議そうに見てたおばちゃんたちに一礼していきます(昨日は草原さんの奥さんにお辞儀もせず出てったのに)。やけに感じのいいおばちゃんたち。
「何で草々さんが出前やってるんですか!」
「予想してたことや。ただで言うこときく男やない」
なるほど、教えてやる代わりに出前代わりに行けって交換条件出されたわけですね。流石は算段の四草。
「もうええやないですか!師匠さんにこだわらんでもぉ、どっかよそで落語やったらええやないですか。草々さんが出ていっても、師匠さん心配もしてません!」
「もういっぺん言うてみぃ!今度言うたら、女やから言うて容赦せぇへんぞ!」
や、、頭鷲掴みにしたりするのは、女だからって容赦してたつもりなんだろうか。。。
知らない人が見たら、ヤクザみたいなラーメン屋の店員が若い女の子恐喝してるのと間違えられそうです。草々さん、喜代美のこと相手にもせず出前に行ってしまいました。もう弟子集めに夢中で周りが見えてないみたいだね。。
「何でや!心配して言うとるのに。。。(泣)」
階段にへたり込む喜代美。あんた一人のために必死になってんのにねぇ。

夜、草々さんが四草さんの部屋に落語教えてもらいに飛び込むと、、、また違うお水の人みたいな女の人に、あーんしてもらってるとこでした。。(デカイ葡萄皮ごと口の中突っ込まれてたらしい)
「明日にしてもらえますか」
お取り込み中のため、空気読んで部屋を出ていく草々さん。
「帰れ 帰れ」
九官鳥も関西弁。
関西弁じゃないけど一瞬、フードファイト思い出しちゃいました。
九官鳥に何教えてるんだ四草。いや、年中女の人追い出してるから覚えたのかなぁ。。しかし出前以外にあんまり外出てる様子ないのに、何故入れ替わり立ち代り女の人が。。。しかも、タイプが似てる。。。どんだけもてるんだ四草。出前行った先で引っ掛けてくるんですかね。まあいいんですが。
こうやっていつまで経っても落語教えてくれなそうだなぁ、四草。。何せ算段の平兵衛だからねぇ。。
喜代美が夜も眠れないくらい心配してるのに草々ってやつは。。
中華料理屋の椅子くっ付けて寝てます。寝にくそう。まぁ四草さんが泊めてくれない限り寝るとこないでしょうけど。

一方喜代美は、奈津子さんにライターの仕事をやってみないかと言われます。
「興味ないかぁ」
「いえそんなこと!」
あれ、奈津子さんの部屋めっちゃ片付いてますね。喜代美が全部片付けたのか何なのか。どうやら今は仕事いっぱいいっぱいじゃないみたいですね。感じがいいモードです。
やりがいのある仕事やけど、、といまいち乗り気になれない喜代美を見て、また人のことばかり考えてと気づく奈津子さん。
「あかんよ喜代美ちゃん。変に人のことばっか気遣うて、自分の道踏み外しちゃ。ぎょうさん笑うて生きて行くんでしょ?」
道に迷ったとき、必ず大事な言葉を思い出させてくれる奈津子さんです。

「おとくやん」では、ハンドミキサーの修理が終わったらしく、草原さんが喜代美に電話をかけようとしています。喜代美に、ということは、もちろん草若さんの家。。。
『はい、もしもしー。もしもしどちらさんですかー』
めっちゃ吃驚してる草原兄さん。師匠があそこに住んでるの知らなかったのかな。師匠の声をきいて声も出せません。
『耳悪くなったんかな。もしもし切りますよー(ガチャ)』

ラーメン丼を洗うのに精一杯なのに、四草さんから出前を頼まれる草々さん(四草、おまえも働けよ)。行き先は、、天狗座です。複雑な気持ちで出前に出かけます。



ソーメンズって・・・



諸葛亭孔明(まんまだな)襲名十周年寄席がやってます。
それはいいんですが、、楽屋にラーメン届けにいくと、マギー四郎みたいな人がくつろいでます。あ、もしやあなたがドキガムネムネナイト?
毎度、と草々さんが入っていきますが特にリアクションないところみると、このおじさん芸人たちは草々さんのこと知らないのかな。もしかして超新人おじさん芸人だったり?

後ろの花に「ザ・きくち」、、、って書いてあった?

だからそれはいいんですが、草々さん、出前にきたついでに中を覗いてみると、
ちょうど尊建の落語が始まるところでした。
尊建の落語に、客席ドカンドカンうけてます。演目は「時うどん」。以前草々に会ったとき宣言したとおり、このネタでうけています。口先だけじゃなかったみたいだな、鼻毛男のくせに。

うえーーーんと泣いてる顔を見て、桂三木助を思い出しました。それもいいんですが、この人も落語上手いですねぇ。寧ろ、ネタ自体面白くなくてもウケそうな喋り方ですね。もしや、それが自信の元なのか?
それを悔しそうに見つめ、途中で会場を出ていく草々さん。

おとくやんに、修理済みハンドミキサーを取りに来た喜代美。もう一回喜代美がいるときに電話かけたのかな。
そこで草原さんに、草々さんが、天狗座のそばの延陽伯いう中華料理屋さんで四草さんとの交換条件に働いてる、ということを伝えます。
「四草らしいというか、草々らしいいうか」
どうしても戻ってもらえないかと頼むと、ハンドミキサーのコピーを読み上げます。
『不器用なあなたの手となって働いてくれるとっても器用なハンドミキサー』…あれは私の実感です。噛んでばっかの私に代わって、高座で淀みなく喋ってくれる口があったらええなあって。18年ずっと思ってましたから」
「18年…?」
気長いね。。。
高校出てすぐ入門して18年落語やっても芽が出なかったらしいです。
「人には向き不向きがあるんです」
その言葉、喜代美にはぐさっときただろうなぁ。三味線にしろ何にしろ

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