辛と幸

この記事は約2分で読めます。

ええと、今から書くことは多少重いかもしれませんが、決して私がそういう状況というわけではないのでご心配なく。
ふとニュースとか見てて考えていたことです。

辛いことがあった人には後でそれを取り戻すくらいいいことってあるのだろうか。幸せか辛いかって人それぞれの基準なんだけど(辛と幸の字が似すぎてて辛い)、みんな幸せになれますよ、って宗教の人が言ってるのが、何の裏もなく本気だとしたら、それにすがりたい人の気持ちもよくわかる。そういうのがなきゃやってけない状況ってあるしね。辛いことの後には必ずいいことが待ってるって、もうほとんど信じてない一方で、やっぱりどこか期待してる自分がいたし。
変な話、辛いって言ってる人を見ても辛いけど、辛いけど大丈夫ですって気丈に言ってるけど傍から見れば明らかにひどい目に遭ってるだろっていう人を見ると本当に心が痛むわけで。。そういう人には本当に幸せになってほしいって考えてしまうんだ。そういう人が幸せになれないんだとしたら、ホント哀しすぎるから。
この前テレビで見た、失明した奥さんのために何十年もかけてシバザクラ植え続けてたおじいさんの話。失礼な話だけど、もしも、もう一度奥さんの目が見えるようになれば最高の幸せなのに、って本気で願ってしまったり。。
心の綺麗な人なのに不幸になる人もいるし、なんか、他人事だからこの程度の気持ちで済んでるんだろうけど、やりきれないことってたくさんあるんだよなって。。。
というか、完全を求めたらきりがないというか、もうどうしようもないこと、取り返しのつかないことはしっかり諦めて、その範囲での最高の幸せを自分で見つけるしかないんだろうね、人間って。

ただ、人それぞれの辛さを「他人が計ってはいけない」ということは確実だと思う。

タイトルとURLをコピーしました