母の贈物

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向田邦子生誕八十年記念ドラマ「母の贈物」を見ました。
中丸くんが出てるので見てみました。やっぱ普通で可愛いな(笑)
「肉を食うのも命がけ」
だと思ってたので、何であの大人しそうなお母さんしかいないのに命がけなんだ?と思ってたら、
「すきやきとかけて、ダイエットしようとしてる女の人ととく。そのこころは?

肉をとるのに命がけ!

だった。それをきいた石坂浩二が、うまい。。と呟いていた。

しかし相変わらず、設定がややこしい^^;
佐藤B作はあかの他人かと思いきや、いや、、B作も石坂浩二もあかの他人なんだけど、、うまいこと最後まるく収まって終わっていた。
母と、死んだと思われていた母と、死んだと思われていた母の愛人と、真面目だと思っていた母の愛人が出てくるという。でもあれが最後爽やかに終わるところが向田ドラマ。これが橋田寿賀子ドラマならこうはいかない。泥沼でしょう(笑)
三十一文字とか、懐かしい言葉がいっぱい出てきて面白かったわー。
しかし、あの時代に萬田久子の設定年齢で三十一文字を知らないっていうのはどうなんだと一瞬。

あ、あと見所はキャストの豪華さですね。石坂浩二に、マスター岡本信人、あと沢田雅美ときたら「ありがとう」でしょう!石坂浩二と岡本信人は兄弟役じゃなかったかな?あの時の石坂浩二、色白っていうかなんか青白くてかっこいいんだよねー。昔ならお母さんは山岡久乃だったでしょうな。

最後の中丸くんは、泣き虫すぎて、まるでお嫁にいってしまうかのようでした。


こういう古いドラマってやっぱり好きだなー。地デジで見るとなんか違うけどね。でもそれはもうしょうがないと思って諦めます。

一瞬、京本さんにああいうのやってほしいなぁと思ってみた。京本さんにああいう普通のドラマって似合わないと思われてそうだけど、意外と似合うと思うんです。時代劇といえば和なんです。現代劇でもそうなんです。洋風のおしゃれな屋敷が似合いそうに見えますが、京本政樹とちゃぶ台もなかなかいけると思います。ちりとてちんもなかなかよかったけどね。あれはあれでギャグ色が非常に濃いので、もうちょっと控えめな向田ドラマっぽいのに出てる京本さんというのも一度くらい見てみたい。時代劇でもいいなぁ。漬物かじって、、、ってそれ尚鈴くんに描いてもらったやつだわ(笑)

あ、そうそう。その前にやっていた水戸黄門がぐだぐだすぎて笑えるよ、と妹くんがいうので見たら、偽黄門一行がぐだぐだしてるシーンでした(笑)
や、それはいいんだけど、あそこでBGM一切なしってどうなんだと。水戸黄門といえば善悪がはっきりしていてストーリーがわかりやすく、しかもギャグシーンははっきりしているのが見せ場じゃなかったのか。せっかく笹野高史を出してるのにもったいない。あそこはおちゃらけたBGMをつけて、偽黄門一行の偽者っぽさをふんだんにアピールするべきだろう。あーーダメ出ししてえーー。

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