THE ONE- crash to create-

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今更なネタですが、LUNA SEAの最新シングルについて。
22分くらいに及ぶ長編。
新曲ができたとき、30分の大作、X JAPANのART OF LIFEを想像した人も多いようだが、両バンドを知っている人なら当たり前と思うはずだけど、時間が長いっていうこと以外、まったく違う。
ART OF LIFEと比較するつもりはまったくないので、LUNA SEAオンリーの感想にすることをご了承願いたい。

CDで聴いたときにもすごいなあ、今のLUNA SEAらしいなあと思ったんだけど、WOWOW番組の演奏を聴いたときに改めてすげー!って思ったんだ。
RYUICHIの歌声の伸びとボリュームとビブラートの使い方はもちろん流石だったし、SUGIZOのテクニカルなギターも流石で、バイオリンも相変わらず幻想的でよかったし、Jの重低音ベースも最高だったんだけど、こういう曲ですごさを発揮するのがやっぱりINORANのギターね。
地味だけど確かな存在感がある妖艶なギターの音。
やっぱりINORANのギターはこれだな!って思う。MOTHERに入ってたGENESIS OF MINDに通じる寂しい音のギター。LUNA SEAのツインギターは、SUGIZOのアグレッシブな変態ギターとINORANのこの静かなギターの対極で成立する。だから好きなんだー!
音がはもるためだけじゃないというのがとてもわかりやすいのがLUNA SEAのツインギターだと思う。
INORANのギターは上手いんだぞ!テクニックについてはド素人なのでわからないけど、名ギタリストにSUGIZOだけじゃなくINORANの名前を必ず入れてほしい。速いだけがギターじゃない、唸るだけがギターじゃない(SUGIZOをdisってるんじゃありません)ここまで音色にこだわっているギタリストもすごいんじゃないかな。だから、LUNA SEAはSUGIZOだけでも成り立たないし、INORANだけでも成り立たない、このツインギターのバランスが本当に素晴らしいんだと改めて思った。というか、全パートのバランスがよすぎるよ。

で、最後になったけど真矢のドラマやばいね!
元々大好きなドラムだけど、本当に進化してると思う。
あの変則リズムを軽々と叩く格好はホントすごい。
あの最初のほうに入るドラムとギターがなんだか昔でいうKING CRIMSONみたいで渋いなーって思ったのね。
因みにクリムゾンは小学生の頃epitaphって曲を聴いてはまりました。あのアルバムに21st century schizoid manが入ってたんだっけな?その後、古畑任三郎でブレークした西村雅彦がDECOっていうアルバムを出したんだけど(爆)、何故か同級生の男の子がうちの誕生日にこっそりそのアルバムをプレゼントしてくれて(なんでだよ)、きいたらそれを西村雅彦がカバーしてて吹いたんだよね。だから、未だにクリムゾンの21st century schizoid manを聴くと、今泉くんを思い出します。

というどうでもいい話で終わってしまいました。
LUNA SEAすげえよー!っていう話だったのに。

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