或る死神の肖像画

色黒板前さんは罪すぎです。
一生懸命掃除している私を、、、DVD見たくてたまらなくするなんて。。。(え)

なんか色々妄想してたら急に「或る死神の肖像画」が見たくなって、数年ぶりにDVDを引っ張り出して見てしまった。。。
まあ30分作品なんでいいんですけど。。。

あ、いきなりネタバレしますのでここから先は自己責任でどうぞ(DVD多分まだ売ってますので)。





この役、好きなんだよなあ。
可哀想な超能力者の役がやたらよく似合います。MMRの役もそうだよね。
「TERRORS」っていう、当時売れてた(?)アイドルの女の子たちが主役のホラーシリーズなんですけど、そのうちの一作品に京本さんがかなり重要な役で出演しております。
京本さんの役は佐賀さんっていう、病院に入院してるちょっと精神がやばい患者さんです。
主人公の新米看護婦さん(当時の言い方なので許してね)が病院に到着して即行佐賀さんが登場して狂ってます。
「薔薇の花に殺されるー!!!」
って叫びながら取り押さえられてます。
実はこの佐賀さん、絵を描くのが趣味(?)なのですが、その絵というのが、人の死を預言する絵。
連続で人様の変死を預言する絵を描いてたもんで、病院の看護婦さんに気味悪がられ、刑事まで出動する騒ぎになってしまう。
でも佐賀さん、悪気があるわけじゃなくて、本当に頭の中に出てきた絵を勝手に描いちゃうらしい。
最初のほうはちょっと胡散臭い人なのか??という感じで見てたのに、段々、せつなーい感じになっていくのね。ひとりぼっちで。記憶喪失かなんからしいんだけど、自分に関する情報がまったくない。お見舞いにくる人もいないし、
「俺にも親がいたのかなあ。。。」
とか言っちゃうし。お決まりのように、
「運命には逆らえないんだ。神様じゃないからね」
って。看護婦さんが絵を燃やせばいいのかとか色々試行錯誤するんだけど、運命には逆らえないからそんなことしても無駄だよってめっちゃ鬱蒼とした顔で言うんです。そこがめっちゃ怖い。
で、一人寂しく、屋上でハーモニカで「ふるさと」を吹き続けるんです。ハーモニカの持ち方が可愛いです。
みんなから「死神」とか「疫病神」とか呼ばれて気味悪がられてる佐賀さんを、主人公の女の子だけが理解しようとしてあげて、なんとかしてあげようとするんだけど、屋上で相変わらずハーモニカ吹いてる佐賀さんに
「佐賀さんの力でみんなを幸せにすることはできないんですか?もっと楽しい絵を描きましょうよ♪」
って言うと、すんごい優しい笑顔でさ、、、
「僕の最後の絵は、看護婦さんに捧げます」
っていうのね。で、またスケッチブックかと思ったら、コンクリートの壁にバーンって(爆)
佐賀さんが、気持ち悪い絵を描くのをやめてくれるんだーっていう思いとともに、初めて見る不幸絵じゃない絵に、看護婦さん一瞬喜ぶんだけど、自分の顔の絵の横に、人がなんかぶら下がってるんだかしてる絵を発見。これなんですか?っていうと、やっぱりすんごい優しい笑顔でさ、、、







「運命に逆らえない、、、僕の姿(微笑)」






って言って屋上から飛び降りてしまうんだ。。。




昔見たときは、そこまで響いてくるものはなくて、ああー深夜ドラマだなあみたいな感じで見てたんですが、、今見たらなんかすごいやばい。。色んなこと考えちゃって、、佐賀さんの気持ちがやたらよくわかっちゃって。。。
なんでしょうか、、、当時の自分はね、佐賀さんみたいに「運命には逆らえない」って思ってたんです、たしか。でもその後で色々なんだかんだ体験してきてね、自分のいいように変えたらいいじゃないかって思うようになったのね。
色んないいこと悪いこと見てきて思ったんだ。
必然っていうのはあるかもしれない。でも運命で決まっている人生なんてないんです。たしかに人間の人生は自分でどうにかして変えていくものなんだよなあって。。。
だからこそ、運命に逆らえないって死んじゃった佐賀さんが可哀想すぎてさ(T_T)

んもーーーバカーーーーー!!!

確かに頭の中コントロールできないつらさとかめっちゃわかる。。。そこもまた悲しい。ネガティブ思考がいきすぎて佐賀さんみたいにたまたま(佐賀さんはたまたまじゃないけど)的中しちゃうこととか私も実際ありますよ。。それ、めっちゃ自分でも気持ち悪いよね。。。わーん!ってなりますよ。
なんか、あのときから自分も変わったからかなあ。
後で見たドラマとかで、感想がまったく変わるものとか結構ありますね。。
まあ、、そういう作品です。。。(伝わるのか?)





しかし京本さん、、、


…今のほうが若いんだけど(なんでだよ)


これ2001年なのか、、もう11年も経ってるの??
ああ、、2001年って羅刹那ができた年だあ。自分のサイト作った年でもありますけど。
テレビでしか知らなかった京本さんの、素に近い姿を初めて知ることができたのがその年だったんだよなあ。Speakができて、数ヶ月に一回だけど更新されてるのを見てたら、想像以上にいい人そうでさ(笑)あとすごく自分の気持ちに素直で、楽しいこともそうだけど、寂しい気持ちとかまで本音でファンに向けてくる人で、、なんか新たに惹かれるようになってしまったんだ。。ある意味、京本さんと第二の出会いの年です2001年。最近のことのように思ってたのにもう11年とか。。私そんなにネットしてんの??何年とか見るとちょっと切なくなるときあるよね(笑)

まあ、そんなことはいいんですが、このドラマ、主人公以外のキャストは、少女コマンドー五十嵐いづみと、折鶴の大西結花です。そこに組紐屋の竜です。B級ドラマなのにめっちゃ豪華すぎです。
特典映像は女の人たちメインのインタビューなのでマサキのインタビューはないんだけど、女の子がご挨拶しにいったところに台本読んでるパジャマ姿(患者さんなので)のマサキがいて、
女の子が、水谷なんとかさんっていう名前だったんだけど、その子が自己紹介したら、マサキが
「水谷豊っていうのかと思った」
って笑うんだよ(爆)
私昔見たときそこなぜか何言ってるのか聞き取れなくて、今日見て初めて気づいて爆笑したわ。
相変わらず変わってないマサキ。でも今のほうが若い。
でも、狂ってどうしようもなくなってる佐賀さんのいかれた顔もいいんだけど、正気になって、すごく自分に悲しくなっちゃってるときの切ない顔がすごく男前でかっこいいんだ。。。
もし手に入ったら見てみてください。B級感あふれる作りのドラマではありますが、いい話です。
やっぱこういう特殊な役をやる京本さんって、、、はまりすぎてるわ。。。



あー、、、掃除しなきゃ。。。