京「今週はボクの本当に尊敬しながら大好きな、友人付き合いしてくださっているのですが、いつも恐縮してしまうんですけど、、、還暦を迎えられたばかりの、ボクより少し先輩である野口五郎さんに来ていただいています!どうですか?還暦を迎えられた前と後という気持ちは?」
野「えーとー、、、約5日すぎだなという感じですね」
京「(笑)赤いちゃんちゃんこ着ました?」
野「元旦に着てみたんですけど。元旦に着てみようかなあと思って、誰もいないところでそっと着て、それを自撮りしたんですけど(笑)」
京「え、それちょっと今度送ってくださいよ(笑)ボクもやっぱり着ないといけないんですかね?」
野「あのね、今57でしょ?59になったら初めて実感するから!人生のヒアルロン酸がないから!問答無用で60歳が来るから!」
京「(爆笑)先週と違って、五郎さんいつもの滑らかさに戻ってますけど(笑)ボクこの間コンサート観てて、トーク技術もすごいなあと思ったんですよね」
野「いやいやとんでもない!」
京「今日、是非発揮してくださいね!」
野「はい(笑)」
京「私の大好きな野口五郎さんと一緒にお送りします。今夜も京さまと」
野「野口五郎と」
京・野「「ラジオでも飛ばすぜー!」」
多分、京本さんのファン語りあっついからだと思う(笑)
すっかり忘れてましたが、京本政樹と野口五郎といえば、ダジャレ四天王つながりだということをつい数時間前に思い出しました。きっとご本人たちも忘れているはずです。
京「改めまして、こんばんみ。五郎さん笑いません」
野「いえいえ(笑)」
京「すみません、恒例になってます(笑)今週のゲストは先週に引き続き、芸能生活45周年、還暦を迎えられたばかりの野口五郎さんでございます」
野「よろしくお願いします」
京「愛はー謎のようにぃー♪」
ご本人を目の前にしてもやっぱり歌ってしまうマサキ(爆)
野「これ、僕のお父さんもね歌った曲ですよ」
京「ああそうですよね!・・・あれ、おじい様じゃなかったですか?」
野「そんな古くないですよ(爆)」
京「ボクね、この間ちょっと野口五郎タイムスリップしますって、あの辺りの曲を歌われると身を乗り出すんですよね。あの感覚はファンの方の心理でしょうね!」
野「できるだけその当時のまま歌いたいという気持ちがあって。僕昔、サンタナのBlack Magic Womanという曲が大好きで、武道館で初めて来たときに(冒頭の有名なメロディを)全然違うアレンジでやって、そら金返せ!ってなりましたよ(笑)」
あるよね、いくらライブは生のよさとはいっても、やっぱりCDで聴いた曲はそれに近い雰囲気で聴きたいよね。しかしBlack Magic Womanのあのメロディを、金返せってほど変えたアレンジってどんなんだろう。。。^^;
京「そう、だからボク、五郎さんのコンサートでご本人の歌い方もサウンドのあり方もまんまで興奮したんです!」
野「できるだけそういうふうにね。ギターの人にもこここうでって全部指示してるんです」
京「へたしたら、え!ここオケ!?っていうくらいまんまだったんで!」
野「ああ!そう言っていただけるとすごく嬉しいです!」
ああ、、私がマサキの苦悩ライブ初めて行ったとき、夜の部で初めてLADYのイントロをまんまのバージョンでやったとき、すごい興奮したのと同じだ。
京「ストリングスを含めて、当時のアレンジもコーラスもまんまでそこが興奮して」
野「ああ嬉しいです!」
京「話は戻るんですけど、先週言ったように、ボク五郎さんの曲でB面に目覚めて。これ今日もってきたんですけど」
野「すごいですね!」
京「昨日夜中の2時頃までやってて大変だったんですよ(笑)ボク、ちょうど45年くらい前に東京上京した時に(45年??)、ダンボール箱に自分の好きなレコードをたくさん詰めて、それで今の家まで数々の家を何回引っ越したかわかんないですけど、EPとかのものはダンボールを置いたまま、どこの場所に置いたかって、引っ越す度に大体覚えてるんですけど。昨日、ふと、アルバムの曲をかけてほしいな!って思って、ニッポン放送に失礼な意味じゃないんですけど、もしなかったら困るから!と思って、これ持っていくべきだと思ってね」
野「これないでしょう(笑)」
京「いやいや!たとえばね、頬を濡らす涙とか、雨のガラス窓とか、言ったらキリがないですけど」
野「マニアックすぎる。。。(爆)」
京「”ときにはラリー・カールトンのように”とか、ラリーカールトンって何!?って思ったり」
野「そうそう(笑)」
京「ラリーカールトンを探しまくって、ラリーカールトンにほろよいしたオレがいたりね(笑)すごい感動したのは、”少女よ”っていう曲」
(曲:”少女よ”)
野「あー、これは東海林修先生の曲で、初めてロスに行ってレコーディングした曲です」
京「だから当時、ロスでレコーディングしたりとか、ロンドンとかニューヨークでレコーディングしたというアルバムとかボク持ってるんですけど、たとえばその中で色んないい曲が、お兄様が作られた曲でいい曲があるんですけどね。”髪”っていう曲が好きなんですが」
(曲:”髪”)
野「これ、僕が作った曲ですよ」
京「そう、五郎さんが作った曲なんですよ」
野「これ、最後ギターソロが入ってるんです」
京「これね、当時のボクから言わせると、とてつもないコード進行なんですよ。え、こっちのメロディからこういくの?サビこういくの??みたいな」
野「あ、嬉しいな。当時こういう曲を書いてて、周りの人からアイドルっていうカテゴリに入れられてたんで、僕が作る曲は難しいからダメって言われてたのが、シングルにならなかった理由なんですよ」
京「皆さんこれ手に取ってじっくり聴いていただいたらわかるんですけどね」
野「いやすごく嬉しいなあ。。。」
京本さんが嬉しそうなのはよーく伝わってきますけど(笑)、マニアックなポイントを次々紹介されて、五郎さんがしみじみ嬉しいって仰っててよかったなあと。もっと五郎さんに喋らせてあげて!と思うけど(笑)
京「ちょっとサビから聴けます?」
マサキ本気すぎる(爆)
でもたしかにこの曲のサビすごい!この泣きのギター、私も超ツボな音ですよ!
マサキの、潮騒に・・・のギターも近いものがあるけど、こういう悲しく高い音を奏でるエレキギターソロの音、私大好物です。京本さんの曲にいつか五郎さん、ギター参加してほしいなあなんて、願望が思わず。。。
はい、京本さん、私もじっくり聴いてみたいと思いました!
野「あのね(笑)ウィーーーーンってハウリングでアンプ飛ばしたんですよ(爆)これ二台目です(笑)」
京「これも自宅でやられたんですか?」
野「これは当時のレコード会社のスタジオで」
京「あ、スタジオで。これ、、、五郎さん、『再会タイムマシーン』なんてアルバム出されてますけど、五郎さんって先にタイムマシーン乗ってきちゃったみたいな」
野「あはは(笑)」
京「当時のボクなんかが音楽を思考した頃のボクの観念にないものなんですよ。それで、あれこの人ってすごいな!って思いながら、こっちでは青いリンゴとか歌ってるわけじゃないですか。テレビではきゃー!ゴロー!なんて言われてるわけじゃないですか」
野「うん」
京「ボクの中ではもう垣根が飛んじゃってて、先週言ったように、アルバムを集めるようになるんですよ。それで、この間オーチャードホールで聴いて、あ、当時思ってた観念がやっぱ当たってたんだ!って思いながら帰ってきたの」
野「あー」
なるほどーと話を聴きながらも、バックに流れてる唸るギターの音が気になって仕方ありません(笑)かっこいいなあこの曲。
京「だから、感想は?って聞かれると、『芸術鑑賞してきた』。もう、モナリザ見てきましたみたいな」
野「ありがとうございます!」
京「・・・なんて、ボクの話ばっかりで、五郎さんの話聴ける機会がないんですが(笑)、23日のお誕生日を迎えられて、発売されたばかりのThe Birth GORO Anniversary。あ、ちょうどいいじゃないですか!五郎さんがタイムマシーン乗って来られたんでしょ?」
野「あ、はい(笑)」
京「帰ってってください(笑)」
野「あ、帰ってっちゃうんですか??」
京「では曲紹介をお願いします」
野「聴いてください。”再会タイムマシーン”」
急に雑になったな!
たまに垣間見えるお友達っぽさがなんか微笑ましいです。
京「さ、こうやって公の場所で語るというのは」
野「今日僕は、京本さんのこと、電話でも気付かなかったこと一つ気づいたんで、今度個人的にゆっくりお話させていただいていいですか?嬉しいです」
京「え、ホントですか?(笑)」
五郎さん、なんですか?今教えてくださいよ(爆)
京「関東近郊では4/5(火)神奈川県民ホール大ホール。6/18(土)中野サンプラザでコンサートをされるということで、詳しくは野口五郎さんのオフィシャルホームページをご覧下さい。ボクも是非呼んでください」
野「はい、是非!ま、色んなことをやるのが僕かなと思うしね」
京「そうですね。ボクもそう思うんですよ。五郎さんの場合はアイドルの新御三家って言われるじゃないですか。でもその中で、バラエティ出られたり、ドラマやったり色んな振り幅があるでしょ。でもそれでいいと思うんですよ。今の時流っていうのは、ひとつのことを極めた人は、あと何をやってもいいと思うんです」
野「もうホントそのとおりだと思います。何も言うことはないです」
京「そうボクの中で『野口五郎という芸術』を、日本だけで終わらせないでほしいな!」
野「いやいやいや(照)」
京「ボクは、海外でも勝負してほしい!って思います」
野「褒められちゃうとどうしていいか(照)」
京「美空ひばりさんじゃないですけど、日本の心をそのまま伝えれば、絶対海外の人も総立ちだと思いますよ!」
あーわかるなあ。特に五郎さんのギターサウンドなんて、海外の人すごく好きだと思いますね。絶対盛り上がる!
京「と思って観てました☆最後に、いつも私の曲を聴いてお別れしてるんですが。いいですか?リクエストして」
野「え、いいですか?ホント大丈夫ですか?」
京「大丈夫です。”枯葉のいつわり”っていう曲をね」
野「あ、17の頃の曲ですよ」
京「まず前奏から始まって、かーれーは、、、ってこの。。。(興奮しすぎ)」
野「参ったなあ(笑)」
京「あの出方は17歳、、、そんなガツガツ言わないでも、皆さん聴いてください!枯葉を聴いてお別れしましょう」
マサキ、熱く語りすぎて声ガラガラになってる(爆)
しかし、わーホントいい曲だあ。。。私の大好きな泣きのクサメロじゃないか!アレンジちょっとベルばらっぽいとこあったし。あーでも私の中の野口五郎というシンガーはこういう悲しい歌を歌い上げてるイメージだ。知らない歌でしたが、THE野口五郎な歌だと思いました。アレンジも古き良き歌謡曲サウンドの、生オケのすごさでめっちゃ好み。しかしこれ17歳の歌唱力かあ、すごいなあ。。。
私ふと思ったんだけど、野口五郎さんと中条きよしさん、高音の出し方ちょっと似てませんかね?どちらも好きな声なんですが。それはおいときます。
京本さんがどんだけ野口五郎さん大好きかよーーくわかったし、個人的にもすごく興味があった五郎さんのギター話も聴けたし、すごく楽しかったです♪
野口五郎さん、是非またラジとばに来て欲しいです!ありがとうございました(^^)